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『編み物男子部』?ができるまで。
140 土曜日デス!帰り道5
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「ま、待って待って!それなら僕も食べたい!僕もお金払うよ、筍の分!」
朔田君が興奮状態で慌てたように俺と神崎川の話に割って入ってきた。
どうしても中に入りたいみたい。その気持ち、わかるよ朔田君。
そんな話をしている中、相沢君と坂口君が缶詰を数点持って戻ってきた。
「な、な、これも入れられる?」
持ってきたのは……三缶セットのツナ缶、サバの味噌煮缶、オイルサーディン缶、焼き鳥缶、牡蠣のオイル缶、うずらの卵水煮パック。
「ごめん、鳴海君。このバカに全部ちゃんと戻させるから……あ、でも、どれがおむすびの具になるか教えてくれるかな?」
俺は相沢君が持ってきた缶詰を一つ一つ見ながら考えてみた。
「相沢君、悪いけどこの小さなツナ缶セットじゃあおむすび五個分の具材にならないから大きい缶一つにしてくれるかな?想像力がないからサバ缶、オイルサーディン缶、牡蠣のオイル缶は却下ね。焼き鳥はいいんじゃないかな?今度やってみてもいいかも。うずらの卵は……そのままはちょっと無理なんじゃないかな?ミートボールみたいにハンバーグの捏ねた具材をうずらの卵に包んで焼いたものをおむすびの具にしてもいいかな?俺のおむすびなら入るだろうし」
俺は考えながら思うことを口にしていた。
その話に真っ先に飛び付いたのはやっぱり朔田君だった。
「鳴海君はハンバーグも作れちゃったりするの?」
「たまにだけど、弟に作ってあげたりするよ」
俺は普通に答えた。本当のことだもん。
「待て待て待て待て。ハンバーグもってことは、他にも料理が作れたりすんのか?」
今度は相沢君が攻め込んでくる。坂口君も同じように目の色が違う。
「おむすびだけじゃないんですね!僕、料理も食べたいです!」
これは明日、みんなが俺の家に来る予感が……する。
朔田君が興奮状態で慌てたように俺と神崎川の話に割って入ってきた。
どうしても中に入りたいみたい。その気持ち、わかるよ朔田君。
そんな話をしている中、相沢君と坂口君が缶詰を数点持って戻ってきた。
「な、な、これも入れられる?」
持ってきたのは……三缶セットのツナ缶、サバの味噌煮缶、オイルサーディン缶、焼き鳥缶、牡蠣のオイル缶、うずらの卵水煮パック。
「ごめん、鳴海君。このバカに全部ちゃんと戻させるから……あ、でも、どれがおむすびの具になるか教えてくれるかな?」
俺は相沢君が持ってきた缶詰を一つ一つ見ながら考えてみた。
「相沢君、悪いけどこの小さなツナ缶セットじゃあおむすび五個分の具材にならないから大きい缶一つにしてくれるかな?想像力がないからサバ缶、オイルサーディン缶、牡蠣のオイル缶は却下ね。焼き鳥はいいんじゃないかな?今度やってみてもいいかも。うずらの卵は……そのままはちょっと無理なんじゃないかな?ミートボールみたいにハンバーグの捏ねた具材をうずらの卵に包んで焼いたものをおむすびの具にしてもいいかな?俺のおむすびなら入るだろうし」
俺は考えながら思うことを口にしていた。
その話に真っ先に飛び付いたのはやっぱり朔田君だった。
「鳴海君はハンバーグも作れちゃったりするの?」
「たまにだけど、弟に作ってあげたりするよ」
俺は普通に答えた。本当のことだもん。
「待て待て待て待て。ハンバーグもってことは、他にも料理が作れたりすんのか?」
今度は相沢君が攻め込んでくる。坂口君も同じように目の色が違う。
「おむすびだけじゃないんですね!僕、料理も食べたいです!」
これは明日、みんなが俺の家に来る予感が……する。
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