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『編み物男子部』?ができるまで。
154 楽しい日曜日 2
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そんなのんきな気持ちで待っていたら弟の颯汰はフラフラしながら自分の部屋へ歩いていく姿が見えた。それを神崎川がゆっくり追いかけているみたいだ。二人が一緒っていうのは別に違和感はない。中学時代の剣道部の先輩後輩なんだし。だけど、あんなに嬉しそうに待ち望んでいた割りには、態度が一変したように思えてちょっと気がかりなんだよね。
そんなことを思っているうちに待っていた三人がリビングに入ってきた。
「鳴海君おはよう!今日はよろしくね」
最初に元気よく坂口君が口を開いた。
「よ、よろしく……」
相変わらずモジモジしている朔田君。
「よ、よお……」
相沢君がいつもの元気さがない。初めての訪問に照れているのかな?何かほんのり顔が赤く見えるんだもん。
「ようこそ!俺の家に来てくれてありがとう!さぁ、なかに入ってね!」
僕は三人をテーブルへ促した。
三人とも素敵な格好で来てくれていた。
学校ではこういう素の姿を見ることなんかないんだもんね!
「相沢君って思っていた通り私服もカッコいいよ!相沢君っぽい!」
相沢君は素っ気なかった。相沢君はいつも移り気だから気にならない。
俺は次々に思っていることを矢継ぎ早に話していく。
「坂口君って大人っぽい服を着るんだね!とっても似合ってるよ!」
「そ、そうかな?そういってくれると嬉しいよ。鳴海君、ありがとう」
坂口君は照れながら頭に手をやって微笑み返してくれた。
「朔田君って……想像出来ないほどカッコいい服を着るんだね!朔田君、凄くいいね!」
「へ、変じゃないかな?」
朔田君が上目使いで俺に聞いてくる。
好きな相手ならそれって悩殺ものなんだけど。
そんなこときっと知らないんだろうなぁ……朔田君だし。そこが朔田君らしいんだよね。
「全然!変なんかないよ!どっちかって言うと……ギャップがいいと思うよ!うん!とってもいいから、自信持っていいよ!」
俺はちょっと興奮気味に話しちゃっていた。
『ギャップ萌え』なんて言ったら……朔田君の事だから、落ち込みそうだもんね。
でも、朔田君が一番意外性だったんだもん。
そんなことを思っているうちに待っていた三人がリビングに入ってきた。
「鳴海君おはよう!今日はよろしくね」
最初に元気よく坂口君が口を開いた。
「よ、よろしく……」
相変わらずモジモジしている朔田君。
「よ、よお……」
相沢君がいつもの元気さがない。初めての訪問に照れているのかな?何かほんのり顔が赤く見えるんだもん。
「ようこそ!俺の家に来てくれてありがとう!さぁ、なかに入ってね!」
僕は三人をテーブルへ促した。
三人とも素敵な格好で来てくれていた。
学校ではこういう素の姿を見ることなんかないんだもんね!
「相沢君って思っていた通り私服もカッコいいよ!相沢君っぽい!」
相沢君は素っ気なかった。相沢君はいつも移り気だから気にならない。
俺は次々に思っていることを矢継ぎ早に話していく。
「坂口君って大人っぽい服を着るんだね!とっても似合ってるよ!」
「そ、そうかな?そういってくれると嬉しいよ。鳴海君、ありがとう」
坂口君は照れながら頭に手をやって微笑み返してくれた。
「朔田君って……想像出来ないほどカッコいい服を着るんだね!朔田君、凄くいいね!」
「へ、変じゃないかな?」
朔田君が上目使いで俺に聞いてくる。
好きな相手ならそれって悩殺ものなんだけど。
そんなこときっと知らないんだろうなぁ……朔田君だし。そこが朔田君らしいんだよね。
「全然!変なんかないよ!どっちかって言うと……ギャップがいいと思うよ!うん!とってもいいから、自信持っていいよ!」
俺はちょっと興奮気味に話しちゃっていた。
『ギャップ萌え』なんて言ったら……朔田君の事だから、落ち込みそうだもんね。
でも、朔田君が一番意外性だったんだもん。
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