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第27章 西麻布の静寂と、砕け散る石灯籠
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西麻布の路地裏。看板もない黒塗りの塀に囲まれた料亭『水月(すいげつ)』。 そこは、一見さんお断りどころか、政財界のトップ層しか足を踏み入れることを許されない、昭和の怪物が棲む伏魔殿だ。
「……柏木様。心拍数が上がっています。深呼吸を」 ハイヤーの中で、一ノ瀬玲奈が私の手首のスマートウォッチの数値を読み上げた。
「さすがに緊張するよ。芸能界のドンとサシで勝負なんてな」 「大丈夫です。オーナーには私がついていますから」 隣で如月カレンが、私の腕をギュッと抱きしめる。彼女の手は氷のように冷たかったが、その瞳には「もう逃げない」という強い意志が宿っていた。
門が開く。 打ち水がされた石畳を歩き、通されたのは、美しい日本庭園を望む離れの個室だった。 床の間には、値がつけられないであろう掛け軸。生けられた花は、凛とした殺気を放っている。
上座に、その男はいた。 皇(すめらぎ)大和。七十代後半だろうか。着物姿で、白髪をオールバックにし、岩のように動かない。ただそこにいるだけで、部屋の気圧が下がったかのような圧迫感がある。
「……座れ」 短く、重い声。 私たちが席に着くと、皇は鋭い眼光で私を射抜いた。
「単刀直入に言う。手を引け」 挨拶もなしだ。
「如月カレンは、わしの庭で飼っていた鳥だ。籠から逃げ出したからといって、勝手に拾うことは許さん。……業界の秩序が乱れる」
「秩序、ですか」 私は努めて冷静に言葉を返した。 「才能ある鳥を、餌も与えずに籠に閉じ込め、最後は殺処分しようとするのが、貴方の言う秩序ですか?」
「若造が」 皇が鼻を鳴らした。 「この世界は、力関係(パワーバランス)で成り立っておる。お前ごときが金に物を言わせて暴れれば、それが崩れる。……潰すぞ。カレンも、お前の会社も、お前自身もな」
脅しではない。確定事項としての宣告だ。 彼の背後には、数十年かけて築き上げた政治力と暴力の気配が渦巻いている。通常の手段では勝てない相手だ。
だが、私は引かなかった。 「お断りします。彼女はもう私の鳥(タレント)だ。誰にも指一本触れさせない」
「ほう……。死にたいようだな」 皇が杯を置いた。 その瞬間、庭の闇の中から、数人の男たちの気配が滲み出た。護衛か、あるいは始末屋か。 一ノ瀬が緊張で体を硬くし、カレンが息を呑む。
絶体絶命の緊張感。 その時だった。
「……っと!」
私の手が、何かに引っかかった。 テーブルの上の徳利(とっくり)だ。 私の肘が当たった徳利が倒れ、なみなみと入っていた酒が、勢いよくこぼれ出した。 その液体は、美しい放物線を描き――あろうことか、皇大和の着物の裾へと飛んでいった。
「なっ!?」
皇が反射的に立ち上がり、後ろへ飛び退いた。 「き、貴様……! わしの着物に酒を……!」
激昂する皇。 護衛たちが「会長!」と叫んで飛び込んでこようとした、その刹那。
ズドォォォォォン!!
轟音が響き、床が激しく揺れた。 土煙が舞い上がる。
「……え?」
全員の動きが止まった。 土煙が晴れた後、そこにあった光景に、誰もが言葉を失った。
皇が座っていた座布団。 その真上に、庭にあった巨大な「石灯籠」が突き刺さっていたのだ。
重さ数百キロはあるであろう御影石の灯籠。 それが、直前の雨で地盤が緩んでいたのか、あるいは老朽化していたのか、庭側の障子を突き破り、正確に「皇の頭があった位置」に倒れ込んでいた。
もし。 私が酒をこぼさず、皇が怒って立ち上がっていなければ。 彼は今頃、石灯籠の下敷きになり、即死していただろう。
「…………」
皇は、自分のすぐ足元にめり込んだ石灯籠を見つめ、腰を抜かしたようにへたり込んだ。 顔面は蒼白で、唇がわなないている。
「か、会長! ご無事ですか!?」 護衛たちが慌てて駆け寄る。
私は、こぼれた酒を布巾で拭きながら、バツが悪そうに言った。
「……あー、すみません。手が滑ってしまって。……ですが、結果的に良かったですね。立っていなければ危なかった」
皇が、ギギギ……と錆びついた機械のように首を回し、私を見た。 その目には、怒りなど微塵もなかった。あるのは、底知れぬ恐怖と、畏敬の念。
「……お前……知っていたのか……?」 「え?」 「この灯籠が倒れるのを予知して……わざと酒をこぼして、わしを立たせたのか……?」
いや、ただのドジです。 そう言おうとしたが、一ノ瀬がすかさず耳打ちした。 「(柏木様、肯定してください。これが最強の交渉カードになります)」
私は小さく溜息をつき、意味深に微笑んでみせた。
「……さあ、どうでしょうね。ただ、私の『選択』は、いつだって正解になるようですが」
皇がゴクリと唾を飲み込んだ。 彼は理解したのだ。目の前の男は、自分の命さえも掌の上でコントロールできる「人智を超えた存在」だと。 そんな相手と敵対すれば、次はどんな「不運」が自分を襲うか分からない。
「……わかった」 皇は震える声で言った。
「わしの負けだ。……如月カレンの件、一切の手出しは無用とする。NGも解除しよう。……だから、頼む」
芸能界のドンが、畳に手をついて頭を下げた。
「わしの寿命を、これ以上縮めないでくれ……」
*
料亭からの帰り道。 カレンは放心状態で、一ノ瀬は興奮気味にログを記録していた。
「……石灯籠が倒壊する確率は、気象条件と地質劣化を考慮しても0.0001%以下。それが、あのタイミングで、ピンポイントで発生するとは。……柏木様、貴方はやはり神に愛されています」
「いや、本当にただ手が滑っただけなんだが」
私は苦笑した。 ともあれ、最大の障害は消えた。 皇興業が手を引いたとなれば、業界の空気は一変するだろう。
「オーナー! ありがとうございます!」 カレンが車内で私に抱きついた。 「これで、またお芝居ができます! 私、頑張ります!」
「ああ。……でも、映画は撮るよ」 「え?」
私は窓の外の夜景を見つめた。
「自分たちで作るのも、面白そうだからね。五十億かけて、世界を驚かせる映画を作ろう。主演はもちろん、君だ」
カレンが目を丸くし、それから花が咲くように笑った。 私の「豪運」は、守るためだけにあるんじゃない。攻めるためにもあるのだ。
さあ、次は映画プロデューサー業だ。 退屈な老後なんて、夢のまた夢になりそうだ。
「……柏木様。心拍数が上がっています。深呼吸を」 ハイヤーの中で、一ノ瀬玲奈が私の手首のスマートウォッチの数値を読み上げた。
「さすがに緊張するよ。芸能界のドンとサシで勝負なんてな」 「大丈夫です。オーナーには私がついていますから」 隣で如月カレンが、私の腕をギュッと抱きしめる。彼女の手は氷のように冷たかったが、その瞳には「もう逃げない」という強い意志が宿っていた。
門が開く。 打ち水がされた石畳を歩き、通されたのは、美しい日本庭園を望む離れの個室だった。 床の間には、値がつけられないであろう掛け軸。生けられた花は、凛とした殺気を放っている。
上座に、その男はいた。 皇(すめらぎ)大和。七十代後半だろうか。着物姿で、白髪をオールバックにし、岩のように動かない。ただそこにいるだけで、部屋の気圧が下がったかのような圧迫感がある。
「……座れ」 短く、重い声。 私たちが席に着くと、皇は鋭い眼光で私を射抜いた。
「単刀直入に言う。手を引け」 挨拶もなしだ。
「如月カレンは、わしの庭で飼っていた鳥だ。籠から逃げ出したからといって、勝手に拾うことは許さん。……業界の秩序が乱れる」
「秩序、ですか」 私は努めて冷静に言葉を返した。 「才能ある鳥を、餌も与えずに籠に閉じ込め、最後は殺処分しようとするのが、貴方の言う秩序ですか?」
「若造が」 皇が鼻を鳴らした。 「この世界は、力関係(パワーバランス)で成り立っておる。お前ごときが金に物を言わせて暴れれば、それが崩れる。……潰すぞ。カレンも、お前の会社も、お前自身もな」
脅しではない。確定事項としての宣告だ。 彼の背後には、数十年かけて築き上げた政治力と暴力の気配が渦巻いている。通常の手段では勝てない相手だ。
だが、私は引かなかった。 「お断りします。彼女はもう私の鳥(タレント)だ。誰にも指一本触れさせない」
「ほう……。死にたいようだな」 皇が杯を置いた。 その瞬間、庭の闇の中から、数人の男たちの気配が滲み出た。護衛か、あるいは始末屋か。 一ノ瀬が緊張で体を硬くし、カレンが息を呑む。
絶体絶命の緊張感。 その時だった。
「……っと!」
私の手が、何かに引っかかった。 テーブルの上の徳利(とっくり)だ。 私の肘が当たった徳利が倒れ、なみなみと入っていた酒が、勢いよくこぼれ出した。 その液体は、美しい放物線を描き――あろうことか、皇大和の着物の裾へと飛んでいった。
「なっ!?」
皇が反射的に立ち上がり、後ろへ飛び退いた。 「き、貴様……! わしの着物に酒を……!」
激昂する皇。 護衛たちが「会長!」と叫んで飛び込んでこようとした、その刹那。
ズドォォォォォン!!
轟音が響き、床が激しく揺れた。 土煙が舞い上がる。
「……え?」
全員の動きが止まった。 土煙が晴れた後、そこにあった光景に、誰もが言葉を失った。
皇が座っていた座布団。 その真上に、庭にあった巨大な「石灯籠」が突き刺さっていたのだ。
重さ数百キロはあるであろう御影石の灯籠。 それが、直前の雨で地盤が緩んでいたのか、あるいは老朽化していたのか、庭側の障子を突き破り、正確に「皇の頭があった位置」に倒れ込んでいた。
もし。 私が酒をこぼさず、皇が怒って立ち上がっていなければ。 彼は今頃、石灯籠の下敷きになり、即死していただろう。
「…………」
皇は、自分のすぐ足元にめり込んだ石灯籠を見つめ、腰を抜かしたようにへたり込んだ。 顔面は蒼白で、唇がわなないている。
「か、会長! ご無事ですか!?」 護衛たちが慌てて駆け寄る。
私は、こぼれた酒を布巾で拭きながら、バツが悪そうに言った。
「……あー、すみません。手が滑ってしまって。……ですが、結果的に良かったですね。立っていなければ危なかった」
皇が、ギギギ……と錆びついた機械のように首を回し、私を見た。 その目には、怒りなど微塵もなかった。あるのは、底知れぬ恐怖と、畏敬の念。
「……お前……知っていたのか……?」 「え?」 「この灯籠が倒れるのを予知して……わざと酒をこぼして、わしを立たせたのか……?」
いや、ただのドジです。 そう言おうとしたが、一ノ瀬がすかさず耳打ちした。 「(柏木様、肯定してください。これが最強の交渉カードになります)」
私は小さく溜息をつき、意味深に微笑んでみせた。
「……さあ、どうでしょうね。ただ、私の『選択』は、いつだって正解になるようですが」
皇がゴクリと唾を飲み込んだ。 彼は理解したのだ。目の前の男は、自分の命さえも掌の上でコントロールできる「人智を超えた存在」だと。 そんな相手と敵対すれば、次はどんな「不運」が自分を襲うか分からない。
「……わかった」 皇は震える声で言った。
「わしの負けだ。……如月カレンの件、一切の手出しは無用とする。NGも解除しよう。……だから、頼む」
芸能界のドンが、畳に手をついて頭を下げた。
「わしの寿命を、これ以上縮めないでくれ……」
*
料亭からの帰り道。 カレンは放心状態で、一ノ瀬は興奮気味にログを記録していた。
「……石灯籠が倒壊する確率は、気象条件と地質劣化を考慮しても0.0001%以下。それが、あのタイミングで、ピンポイントで発生するとは。……柏木様、貴方はやはり神に愛されています」
「いや、本当にただ手が滑っただけなんだが」
私は苦笑した。 ともあれ、最大の障害は消えた。 皇興業が手を引いたとなれば、業界の空気は一変するだろう。
「オーナー! ありがとうございます!」 カレンが車内で私に抱きついた。 「これで、またお芝居ができます! 私、頑張ります!」
「ああ。……でも、映画は撮るよ」 「え?」
私は窓の外の夜景を見つめた。
「自分たちで作るのも、面白そうだからね。五十億かけて、世界を驚かせる映画を作ろう。主演はもちろん、君だ」
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