15幼き頃からそばにいたお兄ちゃんは、溺愛社長でした。

話

ファインスターの件よりも先に、あの二人に罰を与えないと気が済まないと考えながら、仕事をしていると

秋山杏がやってきた。

「社長。。瑞希さんは大丈夫ですか？」


「家で大人しくしているよ。手は骨折したから、、、」

「不便ですよね。私が家に行って、手伝いますよ。」

「いや大丈夫だよ。瑞希のお母さんがきてるから。」

「そうなんですか、何度かスマホに連絡をしたんですが、繋がらなくて、、、」

「ああ。この前の病院の帰りに落としてしまったみたいで解約したんだよ。まだ新しいのは買ってないけど、、、」

「そうなんですか。」

「連絡取りたいのですが、、、」

「なら、今から話をするけど、かわろうか？」

「はい。」

「ちょっと待って、、」


「瑞希。大丈夫？あのね。秋山さんが瑞希と連絡取りたいみたいで、かわるね。」

「あっ。その前に、、、お母さん。編み機してるの？音聞こえる？」

「ごめんなさい。今いいところみたいで辞めれないの。このままでもいいかな？」


「秋山さん。瑞希の母来ていて、編み物を機械を使ってやってるんだけど、音が少しうるさいけどごめんね。それでもいいかな。」

「はい。大丈夫です。」

「瑞希さん？大丈夫ですか？」

「秋山さんすみません。大丈夫ですよ。足の捻挫と手首骨折してしまって、しばらく動けませんが、たまには何もしないでボーとしてます。」

「そうなんですね。。」

「声は元気そうですね。」

「はい。元気ですよ。ごめんなさいね。母が今編み物に集中したて、、、うるさくしてて、、」

「ごめんなさいね。今辞めれないの、。」と母が声を出してくれた。

「ありがとうね。わざわざ連絡。」

「これからも連絡したいんだけど、、」

「私が動けるようになったらスマホ買い
に行くから、それからでいいかな。」

「はい。では、お大事に」

「ありがとうございます」

電話を切った。

「社長すみませんでした。」

「いや。ありがとう。もう仕事に戻って。」


社長室を出ていったら、副社長が入ってきた。

今から出ることになる。
「車の準備ができました。」

「ありがとう。行こうか。」

車に行ったら、瑞希に連絡した。
「どうだった？」
「黒よ。」
「fainみたいね。
沙織さんは、別件、本当に私が憎かったのよ。」

「藤田、秋山、今井、内藤か、、
この四人の共通点を調べてくれ。副社長。」

「あとね。霧矢くんのスマホに仕掛けてきたからお返しをしておいたよ。
霧矢くんのデータは顧客名簿が欲しいみたい、だから、逆にこちらにも入るようにしたから、、、今、こちらに流れてきてるよ。」

「あらっ関係は簡単よ。恋人よ。
藤田と秋山、今井と内藤。それで藤田と今井が同じ会社。で、内藤は、金が欲しいからしてる。女を、とっかえひっかえ。みたいなことがメールに書いてあるよ。管理が甘いわね。」


「瑞希。一生俺の味方で居てよ。」

「うん。霧矢くんが、私を捨てない限りね。」

「バーカ。じゃーね。」


「霧矢。瑞希ちゃんはすごいな。」

「ああ。瑞希に俺じゃない方がいいんじゃないか？社長にもなれると言ったら、泣いて怒られた。
瑞希は、社長を進めたら、離婚するって、私は必要がないと言って捨てるのねって。
瑞希は、俺を支えたいって、、嬉しいけど、これでいいのか？悩んでいる。」

「いいでしょう。瑞希さんが望んでることですよ。、それに瑞希さんは霧矢といる時、とても幸せそうですよ。仕事中も。」

「そうか。あまり深く考えなくていいか、、」

「二人が幸せならいいと思いますよ。」

「まぁ、年の功で言えば、瑞希さんは、霧矢のそばだから、成長するのでしょう。瑞希さんも霧矢を中心に動いていますよ。」

「そうか。」

「さあ。お返しをしましょうか。」