恋 それぞれの♡ 短編集

梨花

元カレ2

その後、腹たったから、結婚のために貯めていたお金も必要ないから、
可愛い服とセクシーな下着を買って、トイレで着替えた。
昔を思い出した。
すこしお酒を飲んで帰ろうとバーに入った。


少し、気分が良くなってきたら、
「梨花？」

「有斗？久しぶりだね。元気してた？」

「ああ。梨花は、綺麗になったね。変わらずにおしゃれだね。」

「ほんと嬉しい。今日買ったばっかなんだよぉ。有斗は何してるの？」

「暇だから飲みにきたんだよ。」

「彼女は？」

「居ない。」

「じゃあ。私が少しだけ付き合ってあげよう。だめ？梨花ちゃんでは嫌かな？嫌なら帰るね。」

「梨花どうしたんだ？」

「何もないよ。変わらずだよ。飲まないなら帰るね。じゃーね。」

「飲むよ。付き合ってよ。」

「お酒頼んでおいて、トイレ行ってくるから。」

トイレから帰ってくるとふらふらしてた。

「梨花。大丈夫か？」

「有斗は優しいね。じゃあ飲もうよ。久しぶりの再会に乾杯。」

有斗は、あの時、一度した浮気を後悔していた。
梨花が大事なのに、誘惑された。梨花の友人に、、、
断ったけど、キスした写真を撮られて、梨花にバレたくなかったら、一回だけして、、、と言われた。

まさか梨花から連絡を、あの女がとって、わざと声を聞かせた。
聞こえるとまずいとおもって、すぐに切った。　

最後まではしていない、、、それは誓える。

それから会う勇気がなくて、アパートに行った時には、もう梨花がいなかった。

あのことは、忘れられなかった。
それから彼女を作ることができなくて、
梨花と比べると、無理だった、、、


ちゃんと断るべきだった。
後悔しかない。

梨花とよくきてたバーに寄ってみたら、
まさかの梨花がいた。
奇跡かと思った。
勇気を出して、声をかけた。

梨花は、前よりも可愛くなっていて、しかも、普通に声をかけてきた。俺のことなんて何も思ってないようだ。。


「そろそろ帰るね。」

「送ってくよ。」

「いいよ。一人で帰れるよ。」

公園の方に歩いて行った。

「だめだよ。ふらふらだよ。」

「大丈夫だよ。少し公園で休憩していくよ。」

「危ないから。俺も一緒にいくよ。」

「そう。ありがとう。有斗は優しいね。変わらずに。女の子にモテるだろうね。かっこいいしね。」

「梨花も綺麗だし、、彼は、」

「私は、つまんない女なんだよ。嫌われたくなくて、我慢してたのに、浮気されるし、私は、女としてだめなんだよ。
みんな私より違う女がいいんだよ。
有斗。帰るわ。」


ふらついたときに、抱きしめてくれた。
「有斗離して、、、
あなたも私をいらなかったのよ。
私は誰も必要されない。」　

「ごめん。梨花。ごめん。」
「有斗ごめんね。八つ当たりだね。
酔ってて、、何言ってるか。
過去のことまで、、、、帰るね。
もうこれ以上嫌な女になりたくないから。。」


離れようとすると、
さっきより強い力で抱きしめくれた。懐かしい温かさ。
あの時本当に愛していた。
この腕に一生守ってもらいたかった。少しだけ、、、

「有斗あったかい。少しだけこのままでもいい？」

「いいよ。」

「もう少し強く抱きしめて欲しい。だめ？」

「いいんだね？」

「うん。今だけお願い。」

強く抱きしめたら、梨花の体の形がわかった。あの時より胸が大きくなっていた。ウエストも細くて、、