異世界で聖女になったくノ一は主君のもとに帰りたい
白賀の里のくノ一・茜は、幼い頃出逢った浅野直忠を唯一人の主君として忠誠を誓っていた。いつもの諜報活動を終えて主君のもとへ帰ろうとしたとき、突然光に包まれて、気付くと見知らぬ場所に―――
「聖女様!この世界をお救い下さい!!」
世界を救えと言われても、私は死ぬまで我が君を守ると決めたんです。
早く帰らせて下さい。
え?世界を浄化し終えれば帰れる?
じゃあさっさと終わらせましょう。
待ってて下さいね!我が君!!
だけど、気になり始めてしまった。
この異世界で出逢った、我が君によく似た顔の人。
顔のつくりはよく似ているのに、全然似ていない人。
どうして寂しそうなのですか?
どうして苦しそうなのですか?
私はなんて不誠実なのでしょう。
早く我が君のところに帰りたいのに、
貴方を放っておけないんです。
====
※忍びの里や武将の名称もフィクションです。故郷は日本的な国だけど日本じゃないと思って下さい。
※不定期更新です。
「聖女様!この世界をお救い下さい!!」
世界を救えと言われても、私は死ぬまで我が君を守ると決めたんです。
早く帰らせて下さい。
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待ってて下さいね!我が君!!
だけど、気になり始めてしまった。
この異世界で出逢った、我が君によく似た顔の人。
顔のつくりはよく似ているのに、全然似ていない人。
どうして寂しそうなのですか?
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私はなんて不誠実なのでしょう。
早く我が君のところに帰りたいのに、
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