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第4章
獣の饗宴⚠️
しおりを挟むレオナルドに背後から腰を掴まれ、四つん這いにされたユリウスは、少し足を開いた状態で、尻を高く突き出したまま固定された。
本来なら屈辱的とも言える体勢だが、ヒートの熱で意識が朦朧としたままのユリウスには、もはや「恥ずかしい」という感情は欠落していた。
その無防備に晒された姿は、無言で「どうとでもしてください」と訴えているようだった。
確かめるように、レオナルドの指が、ユリウスの秘所へと伸びた。
そこはすでにヒートによる猛烈な発情熱に煽られ、蜜のような愛液が溢れ出し、太腿を伝うほどにとろとろに濡れていた。
「……ぁ、は、……」
ゆっくりと、太い二本の指が挿入される。
抵抗も痛みもなく、ただくちゅ、くちゅといやらしい水音を立てて、中の粘膜をあちこちといじられる。
「あ、あっ、ぁ、うぁ……ッ!」
ユリウスは身体を弓なりに反らせて痙攣し、シーツを掴んで、それだけで何度も軽く中イキを繰り返した。
そして、ついに指が最奥の敏感な一点を捉え、的確に抉るように攻め立てた。
「ひ、あッ、――ッ!!」
その瞬間、ビクン!と身体が大きく跳ね、強烈な快感が脳天を突き抜けた。
激しい中イキに襲われ、目の前が真っ白になる。
だが、レオナルドの手は休まない。
脱力する間も与えず、ただ目の前のユリウスの痴態を本能のままに求め、指を動かし続けた。
ガクガクと内腿が痙攣し、ユリウスはもはや自分が射精しているのか、中イキしているのしかさえ分からなくなっていた。
ただ暴力的なまでの快感が波状攻撃のように襲いかかり、気持ちいいことしか分からない。
そして、身体の力が抜けきったところで、そのまま仰向けに戻される。
呆然と荒い息を吐くユリウスの目の前には、怖いくらいに猛り狂った自身の楔を、濡れそぼった後孔にあてがう、本能に完全に支配された愛する獣がいた。
(……レオ……)
早く、それで。
もっとおかしくして。
私を壊して。食べて欲しい。
ユリウスがそう願った、次の瞬間だった。
ズチュッ!
レオナルドの剛直な刃は、すでにとろとろに蕩けて待ち構えていたユリウスの最奥を、最初から根元まで一気に貫いた。
「あ゛あぁぁああ――ッ!!」
ユリウスは悲鳴に近い絶叫を上げ、挿入された刺激だけでビクビクと白濁を吐き出し、射精した。
だが、それでもレオナルドの動きは全く止まらない。
腰を掴まれ、杭を打つように激しく揺さぶられ、ユリウスはイキ続けたままさらにイキ狂う。
「ハッ、うぁ、あ、アあッ!レオ、ッ、あぁッ!!」
「ウゥ、……ッ、ユーリ、ッ、くそッ、いい、ッ!!」
二人の口から漏れる声は、もはや言葉を成さない、完全に獣の交尾のそれだった。
普段、理性的で冷徹な宰相と、高潔で勇猛な騎士団総長。
貴族然として気品を纏う二人だからこそ、本能に侵され、理性が消し飛んだ状態での交わりは荒々しく、凄惨なほどに乱れていた。
十年分の渇望と、ようやく迎えたこの瞬間への歓喜を、全身の細胞一つ一つで味わっていた。
あまりの激しさに、ユリウスはついに目の前が暗くなり、気絶しかける。
「……っぐ、ぁっ、や、ァア……!」
だが、それさえもレオナルドは許さない。
呼吸を奪うように唇を塞ぎ、痛みにも似た快感を与え、現世へと引き戻す。
意識を落とすことも許されず、ただ怖いくらいの快感に晒され続け、ユリウスは喉が壊れるほど愛する獣の名を喘ぎ続けた。
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