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「うん、俺も。もっとしたい」
かりっと耳を噛んだ孝弘の声が、尾てい骨に響く。そのまま耳たぶを甘噛みして鎖骨へと唇が降りて行く。シャワーを止めた手が胸に当てられて指先がつんと乳首をつついた。
そのままくにくにと弄られて、祐樹はぴくんと体を固くした。じわじわとした快感がそこから広がっていく。
湯を止めたので、手にこぼれてくるぬめりは流れて行かずにまとわりついて、よりいっそう滑らかな動きを助けた。
孝弘が胸から背中に手を回して背骨に沿ってなで下ろし、その先の秘めた場所に辿りつく。指先を割り込ませてやわらかくマッサージするように押された。
「孝弘、それしないで」
「なんで? 触りっこだけ?」
祐樹と目を合わせながら不満げにちょっと唇を尖らせるのがかわいかった。
「違う。中触られたら、すぐいっちゃいそうだから」
「いいのに」
「ダメ。じっくり繋がりたい」
耳元で囁いたら「だな」とひと言言って、さっさと大きなバスタオルで祐樹をくるんだ。もつれあうようにバスタオルごとベッドに転がって、横抱きに抱き合った。キスを交わしながら祐樹は小さなボトルを渡した。
「何だ、用意してたの?」
「当たり前でしょ? 孝弘に会えるのがわかってるのに」
「俺に会えるから持って来たんだ?」
「うん、したかったから」
「おー、今なんかめっちゃ萌えた」
ちゅっと鼻先に口づけたらローションをまとった手にぬるりと包みこまれて、その感触にぞわぞわと腰のあたりが震えた。
親指の腹でしずくをこぼす先端をくるくると愛撫して、そのままもっと奥へ進んでくる。指先が触れたそこが侵入を期待してきゅんと締まった。
「ん…」
入って来た指で浅い所を抜き差しされて、びくんと腰が揺れる。祐樹の弱いところをよく知っている指が容赦なくそこを弄ってくる。でも触れ方は優しくて、中を傷つけないように気を使っているのがわかった。
「あ、あっ…」
いつの間にか3本に増やされて中をほぐされながら、舌で胸の突起をこねるように愛撫されて一気に体温が上がる。どくどくと早い自分の鼓動が聞こえる。きゅっと吸い上げられたかと思うと、舌で押しつぶされて小さな痛みと快感の間で身悶えた。
「もう入れていい?」
シャワーでも煽りあっていたので孝弘も限界のようだ。何度か押しつけられているから硬く張りつめた状態なのはわかっている。待ちきれないのは祐樹も同じで、ねだるように腰が揺れてしまう。
「うん」
ひざ裏を抱えられて、反射的に閉じようとする体を落ち着かせる。祐樹は深く息を吐いた。ささやかな抵抗をあやして孝弘がぐっと体重をかけて入ってくる。
「あー、すごくいい」
ぴったりと押し包まれた孝弘が目を細めて祐樹を見た。気持ちよさげな表情に祐樹はにっこりする。
「おれも、いいよ」
ゆっくりした動きで弱いところを擦られて、何度も電流のような快感がぱちぱちと弾ける。祐樹がじっくりしたいと言ったせいか、孝弘は少しずつ奥に進んできた。入って来たと思ったら引いて、また少し奥まで。
じわじわと快感が深くなっていき、体内でうねるような波になる。
「もっと、孝弘」
じれったくなった祐樹が誘うとぐっと奥を突きあげられて高い声が押し出された。
「あ、ああッ、…や……、あっ」
とろとろと先走りが溢れる。ぐいぐいと何度も突かれて腰がゆるやかにシーツから浮いた。気持ちよくて体の中から溶けてしまう気がする。
「祐樹…、かわいい」
孝弘が首筋を甘噛みして、それにもぞくぞくと感じた。孝弘の動きが激しくなると、体内のうねりはどんどん大きくなって、波のように孝弘に揺らされる。
「あ、んっ、そこ、いい…っ」
「うん、ここ好きだよな」
敏感なところを的確に突かれて、体中の感度があがる。絶え間なく声があふれて、孝弘があちこちにキスをする。
「あ、すげー締まった」
ある一点で体がきゅうっと絞られる。孝弘が大きなストロークで動いて、祐樹は背中をのけぞらせた。
「あ、やだ…、もう…」
「ん、俺ももうちょっと」
お互いの快感の度合いを測りながら、ほぼ同時に絶頂を迎えた。
軽くシャワーを浴びて、くったりと気持ちのいい疲労感をまとってベッドに入った。孝弘は部屋に戻らずそのままここへ泊るようだ。
孝弘の体温がカットソー越しに伝わってくる。
それに安心して、祐樹はおでこを肩にすりつけた。孝弘が喉で笑いながら、くしゃくしゃと祐樹の髪をなでる。
猫にでもなった気分でとろんと眠くなりながら、祐樹はなんとか口を開いた。
「出張中に時間あったら王府井《ワンフージン》行きたいな」
「どうだろ、あるかな。買い物?」
「ううん。櫻花珈琲店に行きたい。孝弘とコーヒー飲みたい」
「わかった」
孝弘が嬉しそうに笑って、おでこにキスをした。
ささやかなデートの約束をして、ほっこり幸せな気持ちで目を閉じた。
かりっと耳を噛んだ孝弘の声が、尾てい骨に響く。そのまま耳たぶを甘噛みして鎖骨へと唇が降りて行く。シャワーを止めた手が胸に当てられて指先がつんと乳首をつついた。
そのままくにくにと弄られて、祐樹はぴくんと体を固くした。じわじわとした快感がそこから広がっていく。
湯を止めたので、手にこぼれてくるぬめりは流れて行かずにまとわりついて、よりいっそう滑らかな動きを助けた。
孝弘が胸から背中に手を回して背骨に沿ってなで下ろし、その先の秘めた場所に辿りつく。指先を割り込ませてやわらかくマッサージするように押された。
「孝弘、それしないで」
「なんで? 触りっこだけ?」
祐樹と目を合わせながら不満げにちょっと唇を尖らせるのがかわいかった。
「違う。中触られたら、すぐいっちゃいそうだから」
「いいのに」
「ダメ。じっくり繋がりたい」
耳元で囁いたら「だな」とひと言言って、さっさと大きなバスタオルで祐樹をくるんだ。もつれあうようにバスタオルごとベッドに転がって、横抱きに抱き合った。キスを交わしながら祐樹は小さなボトルを渡した。
「何だ、用意してたの?」
「当たり前でしょ? 孝弘に会えるのがわかってるのに」
「俺に会えるから持って来たんだ?」
「うん、したかったから」
「おー、今なんかめっちゃ萌えた」
ちゅっと鼻先に口づけたらローションをまとった手にぬるりと包みこまれて、その感触にぞわぞわと腰のあたりが震えた。
親指の腹でしずくをこぼす先端をくるくると愛撫して、そのままもっと奥へ進んでくる。指先が触れたそこが侵入を期待してきゅんと締まった。
「ん…」
入って来た指で浅い所を抜き差しされて、びくんと腰が揺れる。祐樹の弱いところをよく知っている指が容赦なくそこを弄ってくる。でも触れ方は優しくて、中を傷つけないように気を使っているのがわかった。
「あ、あっ…」
いつの間にか3本に増やされて中をほぐされながら、舌で胸の突起をこねるように愛撫されて一気に体温が上がる。どくどくと早い自分の鼓動が聞こえる。きゅっと吸い上げられたかと思うと、舌で押しつぶされて小さな痛みと快感の間で身悶えた。
「もう入れていい?」
シャワーでも煽りあっていたので孝弘も限界のようだ。何度か押しつけられているから硬く張りつめた状態なのはわかっている。待ちきれないのは祐樹も同じで、ねだるように腰が揺れてしまう。
「うん」
ひざ裏を抱えられて、反射的に閉じようとする体を落ち着かせる。祐樹は深く息を吐いた。ささやかな抵抗をあやして孝弘がぐっと体重をかけて入ってくる。
「あー、すごくいい」
ぴったりと押し包まれた孝弘が目を細めて祐樹を見た。気持ちよさげな表情に祐樹はにっこりする。
「おれも、いいよ」
ゆっくりした動きで弱いところを擦られて、何度も電流のような快感がぱちぱちと弾ける。祐樹がじっくりしたいと言ったせいか、孝弘は少しずつ奥に進んできた。入って来たと思ったら引いて、また少し奥まで。
じわじわと快感が深くなっていき、体内でうねるような波になる。
「もっと、孝弘」
じれったくなった祐樹が誘うとぐっと奥を突きあげられて高い声が押し出された。
「あ、ああッ、…や……、あっ」
とろとろと先走りが溢れる。ぐいぐいと何度も突かれて腰がゆるやかにシーツから浮いた。気持ちよくて体の中から溶けてしまう気がする。
「祐樹…、かわいい」
孝弘が首筋を甘噛みして、それにもぞくぞくと感じた。孝弘の動きが激しくなると、体内のうねりはどんどん大きくなって、波のように孝弘に揺らされる。
「あ、んっ、そこ、いい…っ」
「うん、ここ好きだよな」
敏感なところを的確に突かれて、体中の感度があがる。絶え間なく声があふれて、孝弘があちこちにキスをする。
「あ、すげー締まった」
ある一点で体がきゅうっと絞られる。孝弘が大きなストロークで動いて、祐樹は背中をのけぞらせた。
「あ、やだ…、もう…」
「ん、俺ももうちょっと」
お互いの快感の度合いを測りながら、ほぼ同時に絶頂を迎えた。
軽くシャワーを浴びて、くったりと気持ちのいい疲労感をまとってベッドに入った。孝弘は部屋に戻らずそのままここへ泊るようだ。
孝弘の体温がカットソー越しに伝わってくる。
それに安心して、祐樹はおでこを肩にすりつけた。孝弘が喉で笑いながら、くしゃくしゃと祐樹の髪をなでる。
猫にでもなった気分でとろんと眠くなりながら、祐樹はなんとか口を開いた。
「出張中に時間あったら王府井《ワンフージン》行きたいな」
「どうだろ、あるかな。買い物?」
「ううん。櫻花珈琲店に行きたい。孝弘とコーヒー飲みたい」
「わかった」
孝弘が嬉しそうに笑って、おでこにキスをした。
ささやかなデートの約束をして、ほっこり幸せな気持ちで目を閉じた。
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