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学園に行くようです
魔力測定
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そもそも魔術騎士団とはなんなのか
という説明をしようと思う
魔術騎士団とは魔法大国であるここで
ラージェネ王国だからこそ発足された騎士団である。
通常は王族を護衛する近衛騎士団
街の治安を守るためにパトロールなども近衛騎士団がやっていて全部隊12部隊とあり
1から3部隊までが王族の護衛となっている
一方で魔術騎士団は魔法や魔術をある一定値まで扱えると判断されながら武にも優れたエリートだけが入れると言っても過言ではない
「…あ、暁のマルス様だよ…」
ボソッと囁かれたその声は静まっていたその教室に広がった
「こ、このクラスやばいよ…担任もそうだけど、、上級生のマルス様が来たんだよ!?」
「こんな豪華なのってアラン様がいるから?…」
クラスのほとんどの人がこちらを…というよりかはアランを見ていて
その多くの視線ににこりと彼は笑みを浮かべて
「シーグラス先生、マルス先輩。そろそろ魔力測定の時間かと思うのですが時間は大丈夫ですか?」
彼自身も視線にうんざりしてるのかそれは、もう忌々しい程に綺麗な笑顔だった
「あぁ、そうだね…そろそろ時間ですし。先にこの後の予定の説明を簡単にしますね」
アランの問い掛けに答えたのはマルスだった。
マルスはシーグラスに代わり教卓の前に立った
「これから皆には魔力測定をしてもらう為に魔術塔に行ってもらいます。」
「アラン、アラン!ついに魔力測定ですって!」
小さい頃から魔法に憧れて師であるドモンからも魔法を教わって来たからこそこの魔力測定はとても楽しみだった
「魔術塔について説明しますね」
嬉々とした表情で続きを促すと、その様子を見ていたマルスは口を開く
「魔術塔とはその名の通り魔術、又は魔法を使う為の施設です。ここには特別な結界が張ってあり魔法を使う授業はここで受けることになります。今回の測定も魔術塔で行うのはその結界があるからです。」
基本的に『結界』はこの学園に張られている。だが魔術塔にはそれを二重で重ねられていて高位の魔法を使用しても建物が傷付くなどといった心配はない。
「次にですが、魔術塔に入ると水晶に触れて頂くことになります。これに魔力を込めると水晶の中にある元素」の反応で魔力の多さが分かる仕組みになっています」
一通りの説明が終わると、私達は魔術塔に移動をした
私の順番は最後から2番目で一番最後がアランである
周りの新しい制服に身を包んだ新入生達は自分の魔力の多さに喜んでいる人もいれば、少ないと顔を歪ませている人もいる
「次、ユリアナ・フォン・ランドール」
係の先生の声にはい。と答えて水晶の前に移動した。
どき……どき…
心臓の音が聞こえる
…どき…どき…
水晶に手をかざして少しずつ自身の内にある魔力を流す
…………………
…………………
…………………
その水晶は、眩い位の光を放ち周りの者達は皆一様に目を瞑る
光が収まってきたのを確認すると
ユリア自身も目を開ける
そこにあったはずの水晶は姿は無くなっていた
代わりに居たのは
「ここはどこなの~?」
「どこなのかな~かなかなっ!!」
可愛らしい二人の男の子だった
という説明をしようと思う
魔術騎士団とは魔法大国であるここで
ラージェネ王国だからこそ発足された騎士団である。
通常は王族を護衛する近衛騎士団
街の治安を守るためにパトロールなども近衛騎士団がやっていて全部隊12部隊とあり
1から3部隊までが王族の護衛となっている
一方で魔術騎士団は魔法や魔術をある一定値まで扱えると判断されながら武にも優れたエリートだけが入れると言っても過言ではない
「…あ、暁のマルス様だよ…」
ボソッと囁かれたその声は静まっていたその教室に広がった
「こ、このクラスやばいよ…担任もそうだけど、、上級生のマルス様が来たんだよ!?」
「こんな豪華なのってアラン様がいるから?…」
クラスのほとんどの人がこちらを…というよりかはアランを見ていて
その多くの視線ににこりと彼は笑みを浮かべて
「シーグラス先生、マルス先輩。そろそろ魔力測定の時間かと思うのですが時間は大丈夫ですか?」
彼自身も視線にうんざりしてるのかそれは、もう忌々しい程に綺麗な笑顔だった
「あぁ、そうだね…そろそろ時間ですし。先にこの後の予定の説明を簡単にしますね」
アランの問い掛けに答えたのはマルスだった。
マルスはシーグラスに代わり教卓の前に立った
「これから皆には魔力測定をしてもらう為に魔術塔に行ってもらいます。」
「アラン、アラン!ついに魔力測定ですって!」
小さい頃から魔法に憧れて師であるドモンからも魔法を教わって来たからこそこの魔力測定はとても楽しみだった
「魔術塔について説明しますね」
嬉々とした表情で続きを促すと、その様子を見ていたマルスは口を開く
「魔術塔とはその名の通り魔術、又は魔法を使う為の施設です。ここには特別な結界が張ってあり魔法を使う授業はここで受けることになります。今回の測定も魔術塔で行うのはその結界があるからです。」
基本的に『結界』はこの学園に張られている。だが魔術塔にはそれを二重で重ねられていて高位の魔法を使用しても建物が傷付くなどといった心配はない。
「次にですが、魔術塔に入ると水晶に触れて頂くことになります。これに魔力を込めると水晶の中にある元素」の反応で魔力の多さが分かる仕組みになっています」
一通りの説明が終わると、私達は魔術塔に移動をした
私の順番は最後から2番目で一番最後がアランである
周りの新しい制服に身を包んだ新入生達は自分の魔力の多さに喜んでいる人もいれば、少ないと顔を歪ませている人もいる
「次、ユリアナ・フォン・ランドール」
係の先生の声にはい。と答えて水晶の前に移動した。
どき……どき…
心臓の音が聞こえる
…どき…どき…
水晶に手をかざして少しずつ自身の内にある魔力を流す
…………………
…………………
…………………
その水晶は、眩い位の光を放ち周りの者達は皆一様に目を瞑る
光が収まってきたのを確認すると
ユリア自身も目を開ける
そこにあったはずの水晶は姿は無くなっていた
代わりに居たのは
「ここはどこなの~?」
「どこなのかな~かなかなっ!!」
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