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エステル
3 良き出会いと良き変化
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思い出したことは何一つステラのためにはならなかったけど、妹との約束事だけは、唯一私が果たせた事だった。
この先の未来で、病の蔓延と戦争、それが同時に起きる可能性がある。
小説の中では病が蔓延してかなりの時間が経って、たくさんの犠牲者が出てからやっと“エステル”が治療法を見つけるのだけど、思い出した情報の中で移ろい花というものが万能薬となる事を知っていたから、何の苦労も無く、さっさとそれを見つけて薬を作って備えることはできた。
それが本当に必要になるのはまだ先のことだけど、備える事はできた。
私ができた事は、たったそれだけ。
12歳になった時にそれを探しに行こうとすると、シリルが保護者としてついてくると言うから丁重にお断りしたのに、色々と理由をつけて結局彼はついて来た。
シリルは、自国の学校にもろくに通わずに私の周りをチョロチョロしていた。
その理由は明らかで、彼は、私をステラの代わりとしたのだ。
私を庇護の対象にして、自分の中に空いた穴を満たそうとしている。
気持ちはわかるから、好きなようにさせるしかなかった。
今のところは何の害も無いわけで、むしろ、やりたい事に協力してくれたから。
私は、実の親子であろうと赤の他人であろうと、あの男から何一つ譲り受けようとは思っていなかった。
でも、子供の私では何かと思う通りにできない事が多い。
だからシリルの協力と移ろい花の利益のおかげで、早々に経済的に独立することできていた。
父が行方不明になって数年、どこでどうなっているかは知らない。
ロット男爵家と資産の一部は、母の実家が管理している。
移ろい花を見つけた直後には王都へ行って、伯爵家ともできるだけ関わらないようにしていた。
一人で自由気ままに生きていたようなものだ。
16歳になる年に学園に入学する頃になっても、シリルとの奇妙な関係は相変わらずだった。
シリルはタリスライトを離れて、独自で海路を開き、事業に力を入れている。
権力争いには興味はないと、母国に示したかったようだ。
ディランとも定期的に会っているけど、シリルの事を話す機会がなかなか無かった。
正直、どんな関係だと説明すればいいのかわからなかった。
ここ最近、シリルは私にさらに執着を見せているけど、それはやっぱり、どう考えてもステラの代わりとしか思えなかった。
それだけ、ステラが全てのような人だったのだ。
ほんの少しの気がかりは生まれつつあったけど、学園に入ってすぐに、私には良き出会いがあった。
「幼い時に、お母様と妹さんを亡くされたそうね。いつまでも辛気臭い顔をしたところで、貴女ごときに何ができるかしらね」
王太子の婚約者、絶世の美女アリソン・クレスウェルとは学園の入学式の時に知り合った。
声をかけてきたのは、彼女からだった。
顎を少しあげ、扇子で口元を隠し、見下すように立つアリソンの周りには誰もいなかった。
「…………ご心配いただき、ありがとうございます」
「ふんっ。べ、別に貴女の心配なんかしていませんわ」
「クヨクヨしていたって、何も始まらないから、前向きに生きなさいってことですよね?」
「はわっぅぇ」
あ、それで正解だったんだ。
顔を真っ赤にして、ぷるぷる震えている。
アリソンは、とにかく言葉で気持ちを表すのが苦手だった。
いつも思っている事とは違う事を言ってしまうらしい。
私は伝わるからいいけど、それで王太子殿下の婚約者が務まるのかと心配したが、とりあえず二人の仲はとてもいいそうだ。
それでも誤解される事が多くて、公爵令嬢なのに彼女の周りには良き友人がいなかった。
アリソンにとって、もちろん私にとっても、交友関係で転機が訪れたのは、ある一人の少女との出会いだった。
二年生になって半分が過ぎようとしていたある日、その子と出会った。
アリソンから、編入生のお世話を頼まれたのはついさっきの事。
自分では何を口走るかわからないから、対応して欲しいと言われたのだ。
初対面の子に、舞い上がってキツイことを言ってしまって、登校拒否にでもなったらって。
だから代わりに、私がその子を出迎えに行ったのだけど、その子、ステラ・マクネア男爵令嬢の姿を見て驚いていた。
ステラが生きていたら、きっとこんな感じなんだろうってくらいにそっくりだった。
ステラって名前も、物語の強制力なのかって思ったほどだ。
髪の色や瞳や肌の色まで違うのに、雰囲気が、あの子が成長していたら今、目の前にいるこの子にそっくりなんだろうなって、ちょっとだけ寂しく思ってしまったものだけど、編入生のステラは、とてもいい子だった。
そしてとても可愛らしい子で、ステラが教室に入るところを後ろから見守っていると、他の学生がいつ話しかけようか、お互いを牽制しあっている様子がよくわかった。
そうこうするうちに、殿下が動いて、あのヤロー、ステラの手を軽々しく握って、彼が王子じゃなかったら今頃殴って止めていたのに。
怯えた様子のステラをどう助けてあげたらいいのか、側近候補のダニエルもオロオロしながら教室を見回して、最後に私の隣に視線を止めると、あからさまにホッとしていた。
「何をやっているのかしら、あのクソ王子」
そんな言葉を残して、怒りを振り撒きながら通り過ぎて行ったアリソンの姿がどれだけ頼もしかった事か。
彼女がステラを助けてくれたから、私もホッとしていた。
最初からいきなりトラブルはあったけど、休み時間になる頃には、ステラも元気を取り戻した様子で食堂を見渡していた。
初日で緊張していたせいか、よほどお腹が空いたのか、彼女はキラキラした視線でカウンターの方を見つめていた。
それからステラは、一口食べるごとに幸せそうな顔をしていた。
マナー良くカトラリーを動かして、でも、口の中に食べ物が入った瞬間、ほっぺが落ちそうだと言うように、口角を持ち上げて、うっとりとしている。
モグモグと口が動く姿は、小動物を連想させた。
同じ歳のはずなのだけど、その様子がとても可愛らしくて、おそらく病気療養が原因で貴族社会にあまり触れて来なかったから、変に擦れてないのだろう。
アリソンも同じ事を考えていたみたいで、珍しく柔らかい微笑みでステラを見ていた。
妹がいたらこんな感じかなって、本当にステラが生きて動いているみたいで、この出会いに感謝していた。
特別な時間を大事にしたくて、幸せな気持ちを大事にしたくて、思わず紅茶に砂糖をぽちゃぽちゃ入れてしまっていたのは私しか知らない事だ。
それからしばらく、私は幸せな時間を過ごす事になる。
彼女が入学してきて一ヶ月が経った頃。
何の飾り気もないステラの笑顔を見ていると、無性に泣きたくなった。
妹のステラの命日が近かったせいもあると思う。
だから、友人になったステラの話を聞いて欲しくて、ディランに連絡をとって、出入り可能な城内の回廊に来てもらっていた。
「学園で出会ったステラは、表情がくるくると変わって、笑顔が可愛くて、あの子が生きていたらこんな感じだったんだって、思うと」
守ってあげられなかったと、また後悔に襲われて涙が溢れて、顔を覆った。
もう二度と戻ってはこない、妹のステラ。
ディランが気遣うように、右肩に手を乗せてきた。
変わらず、温かい。
安心する。
いきなり呼び出して泣き言を言ってるのに、ディランはちゃんと最後まで話を聞いてくれた。
「お前の気持ちはステラに届く日が来るから、自分を責めるな。今は、その子を大事にしてやれ」
「うん」
ディランに話を聞いてもらって気持ちの整理がつくと、後は学園に通う事が、毎日楽しくて仕方がなかった。
それは、胸に開いていた穴が満たされていくような日々だった。
ステラに会えた事で、良い変化があったのは私だけじゃない。
ツンツンするアリソンに、ステラが満開の花のような笑顔で無邪気に話しかけて、満更でもない様子で顔を赤らめて言葉を返すアリソンを見て、周りの人間がアリソンがどんな人物なのか気付き始めたのだ。
不敬にならない範囲で、反応を面白がってアリソンに話しかけてくる人も現れ始めて。
そんな人たちは、今のところみんな好意的な者ばかりだ。
アリソンの取り巻く環境も変わろうとしていた。
この先の未来で、病の蔓延と戦争、それが同時に起きる可能性がある。
小説の中では病が蔓延してかなりの時間が経って、たくさんの犠牲者が出てからやっと“エステル”が治療法を見つけるのだけど、思い出した情報の中で移ろい花というものが万能薬となる事を知っていたから、何の苦労も無く、さっさとそれを見つけて薬を作って備えることはできた。
それが本当に必要になるのはまだ先のことだけど、備える事はできた。
私ができた事は、たったそれだけ。
12歳になった時にそれを探しに行こうとすると、シリルが保護者としてついてくると言うから丁重にお断りしたのに、色々と理由をつけて結局彼はついて来た。
シリルは、自国の学校にもろくに通わずに私の周りをチョロチョロしていた。
その理由は明らかで、彼は、私をステラの代わりとしたのだ。
私を庇護の対象にして、自分の中に空いた穴を満たそうとしている。
気持ちはわかるから、好きなようにさせるしかなかった。
今のところは何の害も無いわけで、むしろ、やりたい事に協力してくれたから。
私は、実の親子であろうと赤の他人であろうと、あの男から何一つ譲り受けようとは思っていなかった。
でも、子供の私では何かと思う通りにできない事が多い。
だからシリルの協力と移ろい花の利益のおかげで、早々に経済的に独立することできていた。
父が行方不明になって数年、どこでどうなっているかは知らない。
ロット男爵家と資産の一部は、母の実家が管理している。
移ろい花を見つけた直後には王都へ行って、伯爵家ともできるだけ関わらないようにしていた。
一人で自由気ままに生きていたようなものだ。
16歳になる年に学園に入学する頃になっても、シリルとの奇妙な関係は相変わらずだった。
シリルはタリスライトを離れて、独自で海路を開き、事業に力を入れている。
権力争いには興味はないと、母国に示したかったようだ。
ディランとも定期的に会っているけど、シリルの事を話す機会がなかなか無かった。
正直、どんな関係だと説明すればいいのかわからなかった。
ここ最近、シリルは私にさらに執着を見せているけど、それはやっぱり、どう考えてもステラの代わりとしか思えなかった。
それだけ、ステラが全てのような人だったのだ。
ほんの少しの気がかりは生まれつつあったけど、学園に入ってすぐに、私には良き出会いがあった。
「幼い時に、お母様と妹さんを亡くされたそうね。いつまでも辛気臭い顔をしたところで、貴女ごときに何ができるかしらね」
王太子の婚約者、絶世の美女アリソン・クレスウェルとは学園の入学式の時に知り合った。
声をかけてきたのは、彼女からだった。
顎を少しあげ、扇子で口元を隠し、見下すように立つアリソンの周りには誰もいなかった。
「…………ご心配いただき、ありがとうございます」
「ふんっ。べ、別に貴女の心配なんかしていませんわ」
「クヨクヨしていたって、何も始まらないから、前向きに生きなさいってことですよね?」
「はわっぅぇ」
あ、それで正解だったんだ。
顔を真っ赤にして、ぷるぷる震えている。
アリソンは、とにかく言葉で気持ちを表すのが苦手だった。
いつも思っている事とは違う事を言ってしまうらしい。
私は伝わるからいいけど、それで王太子殿下の婚約者が務まるのかと心配したが、とりあえず二人の仲はとてもいいそうだ。
それでも誤解される事が多くて、公爵令嬢なのに彼女の周りには良き友人がいなかった。
アリソンにとって、もちろん私にとっても、交友関係で転機が訪れたのは、ある一人の少女との出会いだった。
二年生になって半分が過ぎようとしていたある日、その子と出会った。
アリソンから、編入生のお世話を頼まれたのはついさっきの事。
自分では何を口走るかわからないから、対応して欲しいと言われたのだ。
初対面の子に、舞い上がってキツイことを言ってしまって、登校拒否にでもなったらって。
だから代わりに、私がその子を出迎えに行ったのだけど、その子、ステラ・マクネア男爵令嬢の姿を見て驚いていた。
ステラが生きていたら、きっとこんな感じなんだろうってくらいにそっくりだった。
ステラって名前も、物語の強制力なのかって思ったほどだ。
髪の色や瞳や肌の色まで違うのに、雰囲気が、あの子が成長していたら今、目の前にいるこの子にそっくりなんだろうなって、ちょっとだけ寂しく思ってしまったものだけど、編入生のステラは、とてもいい子だった。
そしてとても可愛らしい子で、ステラが教室に入るところを後ろから見守っていると、他の学生がいつ話しかけようか、お互いを牽制しあっている様子がよくわかった。
そうこうするうちに、殿下が動いて、あのヤロー、ステラの手を軽々しく握って、彼が王子じゃなかったら今頃殴って止めていたのに。
怯えた様子のステラをどう助けてあげたらいいのか、側近候補のダニエルもオロオロしながら教室を見回して、最後に私の隣に視線を止めると、あからさまにホッとしていた。
「何をやっているのかしら、あのクソ王子」
そんな言葉を残して、怒りを振り撒きながら通り過ぎて行ったアリソンの姿がどれだけ頼もしかった事か。
彼女がステラを助けてくれたから、私もホッとしていた。
最初からいきなりトラブルはあったけど、休み時間になる頃には、ステラも元気を取り戻した様子で食堂を見渡していた。
初日で緊張していたせいか、よほどお腹が空いたのか、彼女はキラキラした視線でカウンターの方を見つめていた。
それからステラは、一口食べるごとに幸せそうな顔をしていた。
マナー良くカトラリーを動かして、でも、口の中に食べ物が入った瞬間、ほっぺが落ちそうだと言うように、口角を持ち上げて、うっとりとしている。
モグモグと口が動く姿は、小動物を連想させた。
同じ歳のはずなのだけど、その様子がとても可愛らしくて、おそらく病気療養が原因で貴族社会にあまり触れて来なかったから、変に擦れてないのだろう。
アリソンも同じ事を考えていたみたいで、珍しく柔らかい微笑みでステラを見ていた。
妹がいたらこんな感じかなって、本当にステラが生きて動いているみたいで、この出会いに感謝していた。
特別な時間を大事にしたくて、幸せな気持ちを大事にしたくて、思わず紅茶に砂糖をぽちゃぽちゃ入れてしまっていたのは私しか知らない事だ。
それからしばらく、私は幸せな時間を過ごす事になる。
彼女が入学してきて一ヶ月が経った頃。
何の飾り気もないステラの笑顔を見ていると、無性に泣きたくなった。
妹のステラの命日が近かったせいもあると思う。
だから、友人になったステラの話を聞いて欲しくて、ディランに連絡をとって、出入り可能な城内の回廊に来てもらっていた。
「学園で出会ったステラは、表情がくるくると変わって、笑顔が可愛くて、あの子が生きていたらこんな感じだったんだって、思うと」
守ってあげられなかったと、また後悔に襲われて涙が溢れて、顔を覆った。
もう二度と戻ってはこない、妹のステラ。
ディランが気遣うように、右肩に手を乗せてきた。
変わらず、温かい。
安心する。
いきなり呼び出して泣き言を言ってるのに、ディランはちゃんと最後まで話を聞いてくれた。
「お前の気持ちはステラに届く日が来るから、自分を責めるな。今は、その子を大事にしてやれ」
「うん」
ディランに話を聞いてもらって気持ちの整理がつくと、後は学園に通う事が、毎日楽しくて仕方がなかった。
それは、胸に開いていた穴が満たされていくような日々だった。
ステラに会えた事で、良い変化があったのは私だけじゃない。
ツンツンするアリソンに、ステラが満開の花のような笑顔で無邪気に話しかけて、満更でもない様子で顔を赤らめて言葉を返すアリソンを見て、周りの人間がアリソンがどんな人物なのか気付き始めたのだ。
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