口なしの封緘

八十五年前、魔族との大戦において、敵国より百年の呪いを受けた国。呪いによりこの国の男性は死後、魔物に変異することから、国民は葬儀前に魂の封印を義務付けられていた。
その儀式を執り行う、封印師リディア。封印師は儀式で口を縫い、魂を封印をし、それで報酬を得る。その不気味さと死に対する恐れから、リディアは街中の人から嫌われていた。
そんなリディアは、儀式の禁忌を破ってしまうほど強く惹かれた男性、ダグラスに再会する。

死んだはずの騎士、ダグラスにもう一度触れたいという願いから、リディアは自分のついた嘘の中で彼に溺愛されていくが……

暴力シーンなど予告なく挟まりますので苦手な方は閲覧をお控えください。R18にはタイトルに※をつけています。
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