川向こうのアトリエ喫茶には癒しの水彩画家がいます

津月あおい

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第一章 帰ってきた幼馴染

大貫のおばあさんと、小倉パンケーキと狭山茶(3)

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 えっ? なんで? なんで青司くんが泣いてるの?
 わたしはオロオロしてしまう。
 大貫さんもとても驚いていた。

「ど、どうしたの? 青司くん!」
「ゴメン。俺も……俺もずっと、寂しかったから……。だから、真白にこうして受け入れてもらえてるのが、とても……嬉しくて。ありがとう……」

 わたしはすぐに言葉が出なかった。
 そんな風に思っていたなんて。

 青司くんは……わたしに再会したとき拒絶されるかもって、思ってたのかな。
 たしかに理由によっては青司くんを許せないままだった。
 そうか……だから。
 だから、今泣いてるんだ。
 そういう未来にならなかったから、安心して泣いているんだ。

 そうだよね。
 青司くんも怖かったよね。
 不安なのはわたしだけじゃ……なかったんだね。

「わたし……ずっと腑抜けてたけど、生きてて良かったって思った。だってまたこうして、青司くんと会えたから。ほんとに、また会えて良かった。こうしてここで青司くんとお話したり、また美味しいおやつを食べられたし。……こちらこそ本当にありがとう、青司くん」
「真白……」
「生きてさえいれば、いいこともまた起こるんだね。生きてさえいれば……」

 そこまで言って、わたしは口をつぐんだ。
 桃花先生のことを思い出してしまったからだ。
 入り口近くの壁を振り返る。そこには青司くんの描いた桃花先生の絵が飾られている。

 先生は、亡くなってしまった。「生きてさえいれば」なんて……もしかして今のは、青司くんにとってはとてもひどい言葉だったんじゃないだろうか。わたしは青くなった。
 大貫のおばあさんが席を立って、その絵の前まで行く。

「これは、桃花さんだね。よく似ているよ。これは、誰が描いたのかな?」
「俺です。俺が描きました」
「そうかい。とても上手だ。他にも絵があるが、あれもみんな青司くんのかい?」
「はい、そうです」

 大貫のおばあさんは部屋じゅうに飾られている水彩画たちを見渡した。

「桃花さんの才能を受け継いだんだね。画家になったと聞いたが、これほどとは。桃花さん……」

 大貫のおばあさんは桃花先生の肖像画に向かって語りかけはじめた。
 その表情はとても悲しそうだ。

「あの日、あんたがここで倒れてたのを……わたしゃまったく気付かずにいた。体が弱いと常日頃から聞いていたのに。すまなかった、許しておくれ。でも、あんたの息子がまたこうして帰ってきてくれて、とても嬉しいよ。ありがとう、ありがとう……」

 そう言って、まるで仏壇に祈るように手を合わせる。

 桃花先生は……急性心不全で亡くなった。
 学校から帰ってきた青司くんが発見したのだ。
 救急車やパトカーが来て、近所はすぐに騒然となった。あの日のことはよく覚えている。たぶん大貫のおばあさんも、その時のことが頭から離れないに違いない。

「ねえ、青司くんや。線香はあげられなかったけど……良かったら、これ」
「え?」

 大貫のおばあさんは席に置いていたバッグの中から何かを取りだし、それを青司くんに渡した。

「狭山茶なんだけどね。桃花さんのお供えにと思って買ったんだ」
「ありがとうございます……」

 青司くんは立ち上がると、その包みを持ってキッチンへ行った。
 しばらくして、お盆に三つの湯飲みが乗せられて運ばれてくる。

「青司くん……?」
「大貫さんのお気持ち、たしかに受け取りました。今は俺たちがここで飲んだり食べたりするのが、母さんへの供養だと思っています。だから、ぜひ、大貫さんもここで一緒に召し上がってください」
「ふ、ふふっ。……そうだね。わかったよ。じゃあ献杯」
「献杯」

 わたしたちは湯呑を軽く持ちあげ、熱いお茶をすすった。
 緑茶は先ほどまで甘さで満たされていた口の中をさっぱりとさせてくれる。
 紅茶とは違った爽やかさだ。
 わずかな渋味も良い。

「あっ、なんでこんなに合うのかわかったよ、青司くん!」
「え?」
「小倉パンケーキのあんこも狭山茶も、地元のものだよね。桃花先生がよく食べさせてくれたり、飲まさせてくれた。だから、合うんだよ」
「そうか。なるほど」

 わたしの意見に青司くんも納得してくれたようだった。

「たしかにこのあんこには、紅茶より緑茶の方が合うかも。ちなみにこのパンケーキは牛乳じゃなくて、豆乳を使ってるんだよ」
「え、そうだったの? すごい! そこまで統一感あるなら、美味しさが何倍になるのも当然だね」
「ふふっ。真白、それはほめ過ぎだよ。じゃあメニューにはこの緑茶も入れようか。それも……この狭山茶をね」
「うん」

 そうして話がまとまると、それを横で聞いていた大貫さんがカラカラと笑った。

「ははは。ほんとにあんたたちは仲がいいねえ。紫織もそうだったけれど、昔からここのお絵かき教室の子たちはいつも楽しそうだったね。見ているこっちまでウキウキしてくるよ」
「そ、そうですか?」

 仲がいいと言われて、わたしは思わずにやけてしまった。
 大貫のおばあさんはまた一口お茶をすする。

「あ、そうだ。さっき青司くんに聞いたけど、真白ちゃんもここでお店を一緒にやろうとしてるんだって?」
「えっ? あっ……」

 ちらりと見るも、青司くんは素知らぬふりをしている。
 本決まりになってから周りに言おうと思ってたのに。なんでそんな勝手に……。
 わたしは動揺したまま答えた。

「えっと……そ、そのつもりではいます。でもまだ、今のアルバイト先に辞めるって言えてなくて。了解を得られ次第、ここで手伝わせてもらおうかと」
「そうかい。いやあ、ひとりでやっていくのはいろいろと大変だからね。そうか、真白ちゃんがいるなら安心だ」
「はあ……」
「で? どういうお店にしていくんだい? 喫茶店とは聞いているけれど」
「あ、それはですね――」

 話題がわたしから逸れた瞬間、ノリノリで青司くんが話しはじめる。
 まったく、そうやってすぐわたしを振り回すんだから……と、内心憤るも、有効な言い返しができそうになくて結局黙ることにした。

「週四くらい喫茶店をやって、他の空いてる日には絵を描こうと考えています。といっても、まだスランプなんですけどね」
「スランプ?」
「はい。俺、プロの画家にはなれたんですが……今思うように描けなくて。ここに戻ってきたのは、その……俺の原点を確かめたら、元に戻るきっかけがつかめるんじゃないかと思って」
「そうだったのかい。まあ、ランプだかスタンプだか知らないけど、おいおい良くなってくといいね。なにか手伝えることがあったらいつでも言っておくれ」
「ありがとうございます」

 その後、大貫のおばあさんはパンケーキをきれいに食べ終え、帰っていった。
 わたしは自分のお皿をキッチンに持っていく。
 青司くんはあわてて言った。

「あ、真白。俺がやるから片づけなくていいよ。だってまだ――」
「まだ、なに? 店員じゃないって? もういいじゃん。ここでわたしが働くこと、もう決まってるんでしょ?」
「そ、それは……」
「ちゃんと今のとこ辞められてから、周りに言おうと思ってたのに……もう! なんで先に言うの?」
「ごめん。でも、そうやって外堀を先に埋めておけば、って思って」
「えっ?」

 青司くんはわたしから受け取った食器をシンクに置きながら、気まずそうにそう言った。
 わたしは耳を疑った。

「外堀って……?」
「だって、途中でやっぱりできません、なんて言われたら……嫌だったから。どうしても一緒に喫茶店がやりたかったんだよ、真白と」

 やばい。
 かわいすぎる。青司くん、拗ねてる。子供みたい。
 わたしはなんだかそれ以上青司くんを見ていられなくて、視線をそらした。

「そ、そんなこと絶対ないから! あ、安心して。ていうか……青司くんが大貫さんにいろいろ言ってるなら、わたしだって青司くんが戻ってきたこと、みんなにも教えたいんだけど!」
「え?」

 わたしは、そのことがずっと気になっていたのでつい言ってしまった。
 あんなに訊くのをためらっていたのに。でも、大貫さんにまで知られているのなら、いずれ紫織さんにも、みんなにも知られてしまう。
 青司くんが帰ってきたこと。わたしが彼の一番近くにいること。そういうのをなんで……もっと早く教えてくれなかったんだって、みんなから責められる。
 そんなのは嫌だった。

「今はわたしだけが青司くんのことを知ってる。でも、みんなはまだ知らないんだよ。そんなの……絶対あとでなんか言われるよ。ねえ、青司くんはみんなにまだ知られたくない? それとも、早くみんなに知ってほしい? どっち?」
「それは……」

 振り返ると、青司くんは手を止めてうつむいていた。

「俺は、みんなの連絡先を引っ越しの時に無くしてしまった……だから伝えられない。でも……それよりも、怖いよ。みんな、真白のように許してくれないかもしれないって思ったら」
「そっか」
「でも、真白が伝えたいなら、伝えていいよ」
「えっ?」

 なんで、わたし任せなの?
 そんな……。そんなのって……。

「ずるい!」
「え? ずるい?」
「そうだよ。わたしだって……怖いんだよ。みんなが青司くんのことどう思うんだろうって思ったら……。それに……」
「それに?」
「……」

 わたしは青司くんをじっと見つめた。
 言えない。
 青司くんをまだ独り占めしていたい、なんて。なのに、それをわたしに一任するなんて……。
 胸が、苦しい。

「それに……さ。まだお店の準備、完璧じゃないんでしょ?」
「あ、うん……」
「だから、そういうのもどういうタイミングで言えばいいのかなって。わたしひとりじゃわかんないよ。あとは、なにをする予定なの?」
「ええと、什器の……手配はもう済んでるから、それが来たら看板とかメニュー表を作ったりしなきゃいけない。でも、まずはメニューを先に決めないといけなくて。食材とかもまだ手配できてないから……まずはメニュー決めからなんだ」
「そっか」
「うん……」

 青司くんはそうつぶやいて、またわたしをじっと見た。
 その目は、わたしの心の奥底を伺うような目だった。
 平常心。平常心だ。
 じゃなきゃ、伝わっちゃう……。まだ二人きりでいたいって。
 わたしは激しい鼓動を知られないように、いたって普通に訊いた。

「な、なに? やっぱりわたしに報告係任せるの不安?」
「ううん。そうじゃなくてさ……」

 そっと青司くんの手が伸びてきた。
 その手は、わたしのほほに触れる。

「えっ?」
「本当に……それだけなのかなって」
「そ、それだけ……って?」
「もう一度訊くよ? 本当に、それだけ?」
「……」

 ダメだ。
 ドキドキしてるのがバレちゃう。好きだって……いや、もうとっくにバレてるのかもしれないけど。
 もう言っても、良いのだろうか。
 青司くんを独占したいって。あなたのことが大事すぎるからまだ誰にも知られたくないって。

「わたし……」

 じっと、青司くんを見る。
 青司くんは今何を考えているんだろう。
 知りたいなら訊かなきゃ。
 でも、このドキドキしている気持ちを伝えることはやっぱり……できなかった。

「あの……青司くん」
「ゴメン」

 そう言って、パッと手が離れていく。青司くんが遠くなった。
 なに? どうして今、青司くん触ったの? 謝ったの? なんで?

「もう、暗くなったから帰りなよ。また……明日ね」
「う、うん。また明日……」

 バッグとコートを取って、さっと家を出る。
 表に青司くんも出てきてくれたけど、わたしは一度も振り返らずに立ち去った。
 振り向けなかったから。青司くんが昨日のようにわたしを最後まで見送ってくれたのかわからない。

「はあ……。どうしよ……」

 自宅に着いたわたしは、明日の気まずさを思い描いて頭を抱えた。 
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