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第2章 愉快な仲間たち
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今日彼女に誘われた理由が分かった。
彼女は誰かに聞いて欲しかったのだ。自分の本当の気持ちを……。
マミさんの頭上に現われたのは、神乃マネージャーとの楽しい日々の物語だった。
二人は恋人同士だったのだ。
私は大きな勘違いをしていた。マミさんの想い人は西園寺オーナーではなく、神乃マネージャーの方だったのだ。
そうか、この店は二人の行きつけの店だったんだ。
そして、キッシュは神乃マネージャーの大好物だった。
酔ったマミさんが意味不明にケラケラ笑っている。それを横目に見ながら私は吹き出しの方を見る。
二人の仲が険悪になったのは、私がクーラウに入る二日前だった。その日は折しも二人の“お付き合い一周年記念の日”だったらしい。原因は神乃マネージャーの一言。
『私、西園寺オーナーだったら抱かれてもいいわ』
神乃マネージャーはバイセクシャル。いわゆる男女関係なく恋愛対象に成り得る人らしい。あの聖女然とした人が……と思わず箸を落としそうになった。一方、マミさんは女性しか愛せない人のようだ。
――樫野チーフといい……クーラウは同性愛者に優しい店なのだろうか?
別に性的マイノリティーに偏見はないが、明日から他の人まで疑惑の目で見そうだ。
だが、これでようやくマミさんが神乃マネージャーをあんなに邪険にしていた理由が分かった。
今日彼女に誘われた理由が分かった。
彼女は誰かに聞いて欲しかったのだ。自分の本当の気持ちを……。
マミさんの頭上に現われたのは、神乃マネージャーとの楽しい日々の物語だった。
二人は恋人同士だったのだ。
私は大きな勘違いをしていた。マミさんの想い人は西園寺オーナーではなく、神乃マネージャーの方だったのだ。
そうか、この店は二人の行きつけの店だったんだ。
そして、キッシュは神乃マネージャーの大好物だった。
酔ったマミさんが意味不明にケラケラ笑っている。それを横目に見ながら私は吹き出しの方を見る。
二人の仲が険悪になったのは、私がクーラウに入る二日前だった。その日は折しも二人の“お付き合い一周年記念の日”だったらしい。原因は神乃マネージャーの一言。
『私、西園寺オーナーだったら抱かれてもいいわ』
神乃マネージャーはバイセクシャル。いわゆる男女関係なく恋愛対象に成り得る人らしい。あの聖女然とした人が……と思わず箸を落としそうになった。一方、マミさんは女性しか愛せない人のようだ。
――樫野チーフといい……クーラウは同性愛者に優しい店なのだろうか?
別に性的マイノリティーに偏見はないが、明日から他の人まで疑惑の目で見そうだ。
だが、これでようやくマミさんが神乃マネージャーをあんなに邪険にしていた理由が分かった。
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