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第3章 事件、事件、事件
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驚くべき事実はさらに続いた。
彼はゲテモノ好きであると同時に探偵だった。そして、その探偵社こそが覆面調査員を派遣する会社だったのだ。
しかし、探偵社とは名ばかりのようだ。裏では相当あくどいことをしていている会社だった。
佐藤君がクーラウにアルバイトとして入ったのも、探偵社の仕事だったらしい。依頼者の目的は西園寺オーナーの弱みを握ること。
だが、仕事は失敗に終わった。現在もだが、西園寺オーナーが多忙でほとんど店にいなかったからだ。当然、弱みなんて見つけられっこなかった。
仕方なく彼は店を辞め、今度はストーカーの如くつけ回して、あの写真を撮った。私とのツーショット写真をだ。
メラメラと怒りが湧き上がってきた。
親のラーメン店を潰され傷付いたのは分かるが、なぜ無関係の店を混乱に陥れるようなことをするのだ!
「――彼です!」
怒りで震える腕を伸ばして佐藤君を指差した。
「はい?」
私の突然の行動に、樫野チーフもマミさんも、揃ってキョトン顔で私を見つめた。
「彼、アルバイトをしていた佐藤慶太君です。彼が覆面調査員でゲテモノ好きです」
「どういうこと?」とマミさんが目をパチクリとしながら訊ねるが、ここで逃がしてなるものかと、「とにかく、彼をスタッフルームに!」とマミさんを急かした。
「えっ、あっ、うん」とマミさんは全く理解できない様子だったが、すぐさま神乃マネージャーに駆け寄って行った。
「寧々ちゃん、どういうことか後で説明してくれるよね?」
樫野チーフがポンと私の肩に手を叩き微笑んだ……何か気付いているのだろうか? その微笑みがちょっと怖かった。
彼はゲテモノ好きであると同時に探偵だった。そして、その探偵社こそが覆面調査員を派遣する会社だったのだ。
しかし、探偵社とは名ばかりのようだ。裏では相当あくどいことをしていている会社だった。
佐藤君がクーラウにアルバイトとして入ったのも、探偵社の仕事だったらしい。依頼者の目的は西園寺オーナーの弱みを握ること。
だが、仕事は失敗に終わった。現在もだが、西園寺オーナーが多忙でほとんど店にいなかったからだ。当然、弱みなんて見つけられっこなかった。
仕方なく彼は店を辞め、今度はストーカーの如くつけ回して、あの写真を撮った。私とのツーショット写真をだ。
メラメラと怒りが湧き上がってきた。
親のラーメン店を潰され傷付いたのは分かるが、なぜ無関係の店を混乱に陥れるようなことをするのだ!
「――彼です!」
怒りで震える腕を伸ばして佐藤君を指差した。
「はい?」
私の突然の行動に、樫野チーフもマミさんも、揃ってキョトン顔で私を見つめた。
「彼、アルバイトをしていた佐藤慶太君です。彼が覆面調査員でゲテモノ好きです」
「どういうこと?」とマミさんが目をパチクリとしながら訊ねるが、ここで逃がしてなるものかと、「とにかく、彼をスタッフルームに!」とマミさんを急かした。
「えっ、あっ、うん」とマミさんは全く理解できない様子だったが、すぐさま神乃マネージャーに駆け寄って行った。
「寧々ちゃん、どういうことか後で説明してくれるよね?」
樫野チーフがポンと私の肩に手を叩き微笑んだ……何か気付いているのだろうか? その微笑みがちょっと怖かった。
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