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続く物語
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### 続く物語
「ハヤト、明日も休みだろ? 今晩も泊まっていけよ」
カズがハヤトの肩を軽く叩きながら言う。
屋上の風が、まだ冷たい朝の匂いを運んでくる。
「お前の物語を続けようぜ。あの塔の向こう——扉の先に、何があるか、まだ誰も知らないんだ」
マサシが赤いペンを指先でくるりと回しながら、微笑んだ。
「そうだよ、ハヤト。今度は君の番だよ。君が描いた世界に、僕らが触れた。でも、次のページは、君が書かなきゃ意味がない」
ハヤトはまだ、ノートを胸に抱いたままだった。
朝日が昇っても、彼の心には、まだ夜の静けさが残っている。
「でも⋯⋯俺が書いた物語が、本当に誰かの希望になるのかな?」
声は小さく、でも確かに、風にのって飛んでいった。
カズは立ち上がり、空を仰いだ。
「お前が感じたその震え、その熱——それこそが、物語の始まりだ。誰かが、暗がりの中で、その一文を読んだとき、きっと『ああ、自分も独りじゃない』って思える。それだけで、十分だ」
マサシがノートのスケッチを指差す。
「この塔の星が、青く光った瞬間——あれは、誰かに願いが届いた証だ。君の言葉が、誰かの心に灯をともしたってこと」
ハヤトはゆっくりと、ノートを開いた。
最後のページに書かれた一文を、指でなぞる。
『この物語は、誰かのためじゃなくて、でも、誰かのための物語です。——次は、あなたの番です』
「⋯⋯次は、俺の番か」
彼は深く息を吸い、ペンを手に取った。
万年筆はまだ、朝の光を受けて濡れたように輝いている。
『塔の扉の向こうには、影の街があった。』
ハヤトのペンが、静かに走り出す。
『光が届かない、でも闇でもない場所。
そこは、忘れられた記憶と、叶わなかった願いが、静かに呼吸している場所だった。
街の建物は、すべて逆さに建てられていて、屋根が地面に刺さり、扉は空へ向かって開いていた。
人々は、誰一人として顔を持たず、代わりに胸の奥に小さな灯を灯している。
その灯が、彼らの名前であり、記憶であり、心だった』
「⋯⋯影の街?」
マサシがノートを覗き込む。
「まるで、心の裏側みたいだな」
カズは腕を組んでうなずいた。
「そうか! 光の世界で忘れられたもの——後悔、失った時間、伝えられなかった言葉。それらが、ここに集まってるのか」
ハヤトは続ける。
『レイとミナは、その街の中央にある広場に立っていた。
地面には、無数の影の足跡が刻まれていて、それぞれが違う方向を指している。
“どの道を選べばいい?”
ミナが問うと、レイは影を見つめたまま答えた。
“選ばなくていい。影は、迷ってるんじゃない。探してるんだ”』
「⋯⋯探してる?」
マサシが眉をひそめる。
「何を?」
ハヤトは、少し間を置いてから、静かに言った。
「自分自身の、もう一つの形」
『ミナの影が、ふいに口を開いた。
“あなたは、私を怖がってる?”
ミナは息をのんだ。
“怖い⋯⋯でも、あなたは、私の一部じゃないの?”
影が微笑んだ。
“怖いのは、当然だよ。だって私は、あなたが隠してきた全部を、抱えてるから”』
カズの目が、ふと細くなる。
「⋯⋯オレたちも、そうだったよな」
マサシがうなずく。
「自分の書いたキャラが、ある日突然、『お前の心の闇を知ってるよ』って言い出すようなもんさ」
ハヤトはペンを止めず、続けた。
『そのとき、塔の星が再び青く瞬いた。
風が、影の街を駆け抜ける。
建物の逆さの窓から、小さな光が一つ、また一つと浮かび上がる。
それは、忘れられていた願いの欠片だった。
“もう一度、笑いたい”
“あの人に、ごめんね、って言いたい”
“まだ、夢を見ていいかな”』
マサシが、ふとペンを走らせた。
彼の赤インクが、ノートの余白に小さな灯を描く。
「この光⋯⋯一つ一つが、誰かの“まだ”だ。」
「“まだ”?」カズが尋ねる。
「うん。『まだ諦めてない』『まだ愛してる』『まだ、生きたい』——そういう“まだ”なんだ」
ハヤトはその言葉に、胸を打たれたように、ペンを握り直した。
『レイが、手を差し伸べた。
“影と手をつなぐって、どういうこと?”
ミナが問う。
“それはね——」
ハヤトはここで、一度ペンを置いた。
「⋯⋯どうしよう。レイが何を言うか、まだ決めてない」
カズが笑う。
「だったら、今、決めればいい。物語は、作者が全部知ってなきゃいけないもんじゃない。迷いながら書くから、リアルになるんだ」
マサシも頷く。
「それに、俺たちもいるだろ? 一緒に考えようよ」
ハヤトは、二人の顔を見た。
「⋯⋯うん」
そして、再びペンを走らせる。
『“それはね——自分を、全部受け入れることだ”
レイの声は、風のように静かだった。
“影は、否定された部分じゃない。消したくても消せない、本当の自分。
だから手をつなぐんだ。
そうすれば、光も、影も、一つの命になる”』
『ミナは、ゆっくりと、自分の影を見下ろした。
そして、手を伸ばした。
影の手が、彼女の手を握った瞬間——。
街のすべての灯が、同時に揺れた。
逆さの建物の屋根から、光の糸が降り注ぎ、空へと繋がっていく。
塔の星が、今度は白く、強く輝いた』
「⋯⋯終わった?」
マサシが聞く。
ハヤトは首を横に振った。
「いや。まだ、始まったばかりだ」
『その光の糸の先には、もう一つの塔が見えた。
今度は、太陽の装飾がついた、錆びていない塔。
風が、ミナの髪を揺らし、影の街の静けさが、少しずつ色づき始める。
「あそこは⋯⋯どこ?」とミナが問う。
レイは、その塔を見つめながら、静かに答えた。
「私たちが、まだ歩けてない未来だ」』
ハヤトはペンを走らせながら、ふと自分の手を見下ろした。
インクの痕が、指の間まで染みついている。
まるで、物語が自分を侵食しているみたいだ。
「未来⋯⋯?」
とカズが呟く。
「でも、影の街に来てるってことは、過去を抱えてるってことだろ? なんで、未来の塔が⋯⋯?」
マサシが、赤インクの灯をもう一つ描き足しながら言う。
「過去をちゃんと見つめたら、初めて、未来が見えるんだよ。影と手をつなぐって、それ自体が、一歩を踏み出すってことだ」
ハヤトはその言葉に、胸の奥が熱くなるのを感じた。
そうだった。
レイとミナの旅は、終わってなんかいない。
始まったばかりだ。
『ミナの影が、今度は彼女に背中を向けた。
“ついてきて”と言うように、ゆっくりと歩き出す。
「待って! どこへ行くの?」
“未来へだよ。あなたが、ずっと逃げてきた、その先へ”
ミナは一瞬、足を止めた。
でも、すぐに歩き出した。
影の足跡が、今度は同じ方向を指していた』
カズがノートの端に、太陽のスケッチを描く。
「この塔⋯⋯もしかして、オレたちの物語にもあるんじゃねえか?」
「どういうこと?」
とマサシ。
「オレたちが書いてる物語ってさ、キャラの過去を掘り返すだけじゃなくて、その先の、まだ見ぬ明日を照らすための光なんじゃないかって」
ハヤトは目を見開いた。
――そうか。
書き手も、また、影を抱えている。
書けない日々、投げ出したい瞬間、読者に届かないんじゃないかという不安。
それらすべてが、インクの影となって、ページの裏側に積もっている。
『塔の扉には、一冊のノートが置かれていた。
表紙には、“未完成の物語たち”と書かれていた。
ミナが手を伸ばすと、ノートが開かれた。
中には、誰かの字で綴られた、途切れたセリフたち。
“でも、もしも——”
“きっと、これから——”
“だから、もう一度——”』
「これ⋯⋯俺の小説の、途中で捨てたプロットだ⋯⋯」
ハヤトの声が震える。
マサシとカズも、自分のノートを覗き込む。
そこに書かれた未完の台詞が、光の糸となって、塔の中に吸い込まれていく。
『“書き直す勇気”が必要なんだ』
影の声が、今度は三人の背中から聞こえた。
「俺たちも⋯⋯まだ、終わってないんだな」
マサシが笑う。
カズが立ち上がり、空を見上げた。
早朝の空に、星がまだ瞬く。
ハヤトはペンを握り直す。
『物語は、終わらない。
たとえ一度閉じられても、誰かの“まだ”が灯れば、
また、ページはめくられる——』
「ハヤト、明日も休みだろ? 今晩も泊まっていけよ」
カズがハヤトの肩を軽く叩きながら言う。
屋上の風が、まだ冷たい朝の匂いを運んでくる。
「お前の物語を続けようぜ。あの塔の向こう——扉の先に、何があるか、まだ誰も知らないんだ」
マサシが赤いペンを指先でくるりと回しながら、微笑んだ。
「そうだよ、ハヤト。今度は君の番だよ。君が描いた世界に、僕らが触れた。でも、次のページは、君が書かなきゃ意味がない」
ハヤトはまだ、ノートを胸に抱いたままだった。
朝日が昇っても、彼の心には、まだ夜の静けさが残っている。
「でも⋯⋯俺が書いた物語が、本当に誰かの希望になるのかな?」
声は小さく、でも確かに、風にのって飛んでいった。
カズは立ち上がり、空を仰いだ。
「お前が感じたその震え、その熱——それこそが、物語の始まりだ。誰かが、暗がりの中で、その一文を読んだとき、きっと『ああ、自分も独りじゃない』って思える。それだけで、十分だ」
マサシがノートのスケッチを指差す。
「この塔の星が、青く光った瞬間——あれは、誰かに願いが届いた証だ。君の言葉が、誰かの心に灯をともしたってこと」
ハヤトはゆっくりと、ノートを開いた。
最後のページに書かれた一文を、指でなぞる。
『この物語は、誰かのためじゃなくて、でも、誰かのための物語です。——次は、あなたの番です』
「⋯⋯次は、俺の番か」
彼は深く息を吸い、ペンを手に取った。
万年筆はまだ、朝の光を受けて濡れたように輝いている。
『塔の扉の向こうには、影の街があった。』
ハヤトのペンが、静かに走り出す。
『光が届かない、でも闇でもない場所。
そこは、忘れられた記憶と、叶わなかった願いが、静かに呼吸している場所だった。
街の建物は、すべて逆さに建てられていて、屋根が地面に刺さり、扉は空へ向かって開いていた。
人々は、誰一人として顔を持たず、代わりに胸の奥に小さな灯を灯している。
その灯が、彼らの名前であり、記憶であり、心だった』
「⋯⋯影の街?」
マサシがノートを覗き込む。
「まるで、心の裏側みたいだな」
カズは腕を組んでうなずいた。
「そうか! 光の世界で忘れられたもの——後悔、失った時間、伝えられなかった言葉。それらが、ここに集まってるのか」
ハヤトは続ける。
『レイとミナは、その街の中央にある広場に立っていた。
地面には、無数の影の足跡が刻まれていて、それぞれが違う方向を指している。
“どの道を選べばいい?”
ミナが問うと、レイは影を見つめたまま答えた。
“選ばなくていい。影は、迷ってるんじゃない。探してるんだ”』
「⋯⋯探してる?」
マサシが眉をひそめる。
「何を?」
ハヤトは、少し間を置いてから、静かに言った。
「自分自身の、もう一つの形」
『ミナの影が、ふいに口を開いた。
“あなたは、私を怖がってる?”
ミナは息をのんだ。
“怖い⋯⋯でも、あなたは、私の一部じゃないの?”
影が微笑んだ。
“怖いのは、当然だよ。だって私は、あなたが隠してきた全部を、抱えてるから”』
カズの目が、ふと細くなる。
「⋯⋯オレたちも、そうだったよな」
マサシがうなずく。
「自分の書いたキャラが、ある日突然、『お前の心の闇を知ってるよ』って言い出すようなもんさ」
ハヤトはペンを止めず、続けた。
『そのとき、塔の星が再び青く瞬いた。
風が、影の街を駆け抜ける。
建物の逆さの窓から、小さな光が一つ、また一つと浮かび上がる。
それは、忘れられていた願いの欠片だった。
“もう一度、笑いたい”
“あの人に、ごめんね、って言いたい”
“まだ、夢を見ていいかな”』
マサシが、ふとペンを走らせた。
彼の赤インクが、ノートの余白に小さな灯を描く。
「この光⋯⋯一つ一つが、誰かの“まだ”だ。」
「“まだ”?」カズが尋ねる。
「うん。『まだ諦めてない』『まだ愛してる』『まだ、生きたい』——そういう“まだ”なんだ」
ハヤトはその言葉に、胸を打たれたように、ペンを握り直した。
『レイが、手を差し伸べた。
“影と手をつなぐって、どういうこと?”
ミナが問う。
“それはね——」
ハヤトはここで、一度ペンを置いた。
「⋯⋯どうしよう。レイが何を言うか、まだ決めてない」
カズが笑う。
「だったら、今、決めればいい。物語は、作者が全部知ってなきゃいけないもんじゃない。迷いながら書くから、リアルになるんだ」
マサシも頷く。
「それに、俺たちもいるだろ? 一緒に考えようよ」
ハヤトは、二人の顔を見た。
「⋯⋯うん」
そして、再びペンを走らせる。
『“それはね——自分を、全部受け入れることだ”
レイの声は、風のように静かだった。
“影は、否定された部分じゃない。消したくても消せない、本当の自分。
だから手をつなぐんだ。
そうすれば、光も、影も、一つの命になる”』
『ミナは、ゆっくりと、自分の影を見下ろした。
そして、手を伸ばした。
影の手が、彼女の手を握った瞬間——。
街のすべての灯が、同時に揺れた。
逆さの建物の屋根から、光の糸が降り注ぎ、空へと繋がっていく。
塔の星が、今度は白く、強く輝いた』
「⋯⋯終わった?」
マサシが聞く。
ハヤトは首を横に振った。
「いや。まだ、始まったばかりだ」
『その光の糸の先には、もう一つの塔が見えた。
今度は、太陽の装飾がついた、錆びていない塔。
風が、ミナの髪を揺らし、影の街の静けさが、少しずつ色づき始める。
「あそこは⋯⋯どこ?」とミナが問う。
レイは、その塔を見つめながら、静かに答えた。
「私たちが、まだ歩けてない未来だ」』
ハヤトはペンを走らせながら、ふと自分の手を見下ろした。
インクの痕が、指の間まで染みついている。
まるで、物語が自分を侵食しているみたいだ。
「未来⋯⋯?」
とカズが呟く。
「でも、影の街に来てるってことは、過去を抱えてるってことだろ? なんで、未来の塔が⋯⋯?」
マサシが、赤インクの灯をもう一つ描き足しながら言う。
「過去をちゃんと見つめたら、初めて、未来が見えるんだよ。影と手をつなぐって、それ自体が、一歩を踏み出すってことだ」
ハヤトはその言葉に、胸の奥が熱くなるのを感じた。
そうだった。
レイとミナの旅は、終わってなんかいない。
始まったばかりだ。
『ミナの影が、今度は彼女に背中を向けた。
“ついてきて”と言うように、ゆっくりと歩き出す。
「待って! どこへ行くの?」
“未来へだよ。あなたが、ずっと逃げてきた、その先へ”
ミナは一瞬、足を止めた。
でも、すぐに歩き出した。
影の足跡が、今度は同じ方向を指していた』
カズがノートの端に、太陽のスケッチを描く。
「この塔⋯⋯もしかして、オレたちの物語にもあるんじゃねえか?」
「どういうこと?」
とマサシ。
「オレたちが書いてる物語ってさ、キャラの過去を掘り返すだけじゃなくて、その先の、まだ見ぬ明日を照らすための光なんじゃないかって」
ハヤトは目を見開いた。
――そうか。
書き手も、また、影を抱えている。
書けない日々、投げ出したい瞬間、読者に届かないんじゃないかという不安。
それらすべてが、インクの影となって、ページの裏側に積もっている。
『塔の扉には、一冊のノートが置かれていた。
表紙には、“未完成の物語たち”と書かれていた。
ミナが手を伸ばすと、ノートが開かれた。
中には、誰かの字で綴られた、途切れたセリフたち。
“でも、もしも——”
“きっと、これから——”
“だから、もう一度——”』
「これ⋯⋯俺の小説の、途中で捨てたプロットだ⋯⋯」
ハヤトの声が震える。
マサシとカズも、自分のノートを覗き込む。
そこに書かれた未完の台詞が、光の糸となって、塔の中に吸い込まれていく。
『“書き直す勇気”が必要なんだ』
影の声が、今度は三人の背中から聞こえた。
「俺たちも⋯⋯まだ、終わってないんだな」
マサシが笑う。
カズが立ち上がり、空を見上げた。
早朝の空に、星がまだ瞬く。
ハヤトはペンを握り直す。
『物語は、終わらない。
たとえ一度閉じられても、誰かの“まだ”が灯れば、
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