38 / 48
37.
端午の節句
しおりを挟む
### 端午の節句
「柱の傷は一昨年の~、五月五日の背比べ~。チマキ食べ食べ兄さんが~、計ってくれた背の丈~」
キッチンからカズの歌声がまた聴こえてくる。
今日は五月五日の『こどもの日』。
カズはまた、早朝からキッチンに立ち、料理の腕をふるっていた。
「おはよう。今度は『こどもの日』のお祝いか?」
パジャマ姿で現れたハヤトが、カズに尋ねる。
「うん。今日は端午の節句だからな。キチンとお祝いしなきゃ!」
カズはフライパンを手に、にっこりと笑った。
彼の手元では、竹の皮に包まれたチマキがじっくりと蒸され、ふんわりと香ばしい匂いが部屋中に広がっている。
そこに、またもや寝ぼけ眼でマサシが現れる。
「今日は男のお祝いの日か⋯⋯」
彼はカズの背中にそっと抱きつき、顔をうずめる。
「男のお祝いの日、って言うのもちょっと違うかな?」
そう言うマサシに、ハルがキッチンの入り口で立ちながら言った。
彼はすでにシャツを着ていて、髪もきちんと整えられている。
「どういう事?」
眠そうに目をこすりながらマサシが尋ねる。
ハルは軽く笑い、冷蔵庫から牛乳を取り出した。
「昔の端午の節句はね、男の子の健やかな成長を願う日だった。だから『男の子の節句』って言われることもあるけど、もともとは中国から伝わった『五節句』の一つで、五月の初午の日、つまり『悪気を払う』ための行事なんだよ。菖蒲湯に入ったり、菖蒲を飾ったりするのは、邪気を払うため。『菖蒲』が『尚武』に通じるから、武士の時代には特に重んじられた。だから『男の子のための日』ってイメージが強くなったけど、本来は性別関係なく、家族みんなの健康と無病息災を祈る日なんだ」
「へえ⋯⋯」
とマサシは目を丸くする。
「つまり、チマキ食べながら邪気払ってるってこと?」
「そういうこと」
カズが笑いながら、蒸し上がったチマキを竹の皮から丁寧に剥がした。
黄金色のもち米がふっくらと、甘く香る。
「それにね、」
とカズは続ける。
「ウチの家はね、昔から『背比べ』をする習慣があるんだ。毎年五月五日に、柱に背の高さを印して、成長を祝うんだ。兄貴が子供の頃からやってたんだって」
ハルは懐かしそうに目を細めた。
実家の柱には、鉛筆で刻まれた無数の線が、年ごとの記録のように並んでいる。
一番下には「カズ 5歳」と小さく書かれていて、その上にいくほど線は高くなり、最新のものは昨年のもので、「カズ 25歳」とある。
「ああ、あれね。毎年、チマキを食べながら『今年も伸びたな』って喜んでたよ」
ハルは微笑んだ。
「でも、大人になってもやるのか?」
とハヤトが眉をひそめる。
「もちろん!」
とカズはきっぱりと言う。
「成長は年齢関係ないでしょ? 心も体も、毎年ちょっとずつ変わっていく。それをちゃんと記録して、祝うってことが大事なんだよ。それに⋯⋯」
彼はマサシの肩を抱き寄せた。
「今年は、マサシも一緒に記録したいなって思って。家族だし」
マサシの顔が、ふわりと赤くなる。
「⋯⋯俺も、印を残していいのか?」
「当たり前だよ。君がいなきゃ、この家は成り立たないくらいの存在なんだから」
ハヤトは苦笑いしながら、「おー、感動的だな」と茶化したが、目は少し潤んでいた。
「で、チマキはもう食べられるの?」
と彼は素早く話題を変える。
「もう少し待って。最後に黒蜜をかけるから」
カズは鍋に黒蜜を温め、とろりとした甘さをチマキに染み込ませるようにかけた。
食卓にチマキ、柏餅、そしてハルが用意した菖蒲湯を少しだけ注いだ湯のみが並ぶ。
「柏餅も、意味があるんだよ」
ハルが説明を続ける。
「柏の木は、新芽が出るまで古い葉が落ちない。だから『家系が途絶えない』『子孫繁栄』の象徴なんだ。子供の健やかな成長を願うのにぴったりの食べ物だね」
「つまり、俺たち四人の家系が途絶えないように、ってことか?」
ハヤトがふざけながら言う。
「まあ、そう解釈してもいいかな」
ハルは涼しげに笑った。
食事が始まり、チマキのもちもちとした食感と黒蜜の甘さが口の中に広がる。
「うまいな、カズ。これ、また小説の題材にしようかな」
ハヤトは箸を止めずに言う。
「ダメ! オレのチマキは盗作禁止!」
カズは笑いながら、ハヤトの頭を軽く叩いた。
「でもさ⋯⋯」
とマサシが口を挟む。
「こうやって四人で祝えるって、本当に幸せだよな。俺、昔はこういうの、知らなかったし⋯⋯」
彼は少し遠い目をする。
マサシは実家にいた時、両親から虐待を受けていて、季節ごとの行事など幼い頃にしかした事がなかった。
「だからこそ、今が特別なんだよ」
カズは彼の手をそっと握った。
「俺も、カズがこうやって毎年祝ってくれるの、嬉しいよ」
ハルも静かに言った。
「実家を出てから、こういう風に家族で過ごす日って、なかなかなかった。でも、カズがマンションを購入して、君たちが集まってくれて⋯⋯。ここの柱の傷一つひとつが、思い出になっていくんだな」
食後、カズはマジックペンを持って柱の前に立つ。
「じゃあ、今年の背比べ、いくよ!」
四人は順番に、壁に背をつけ、頭のてっぺんにマジックで線を引いていく。
ハヤトが「去年より伸びた気がする!」と喜び、マサシは「いや、俺は変わらなさそう⋯⋯」と照れくさそうに笑う。
ハルは最後に立って、深呼吸してから線を引いた。
「⋯⋯変わらないのも、悪くないな。安定ってことだ」
カズが最後に立つ。
彼は去年の線より、確かに少し上に印をつける。
「やった! 伸びた!」
「そりゃあ、毎日チマキ食ってたらな」
ハヤトがからかう。
「違うよ! 心が成長したからだよ!」
マサシがふと、その柱の傷の一つに目を止めた。
「⋯⋯これ、去年の線よりちょっと下がってる?」
「え?」
カズが近づき、よく見ると、確かに昨年の線より、今年の線がわずかに低い。
「あ⋯⋯もしかして、背縮んだ?」
「んなわけあるか!」
カズは慌てて再測定。
今度はしっかりと背筋を伸ばし、マジックを引く。
「よし、これで正真正銘、伸びた!」
みんなが笑った。
その後、カズはリビングのテレビの前に飾っていた鯉のぼりを外に出すと言い出し、ベランダに設置を始めた。
「マンションのベランダに鯉のぼり? ちょっと目立つんじゃね?」
マサシが心配そうに言う。
「いいの! 風になびかせて、この家の願いを空に届けたいんだもん」
カズは空を見上げる。
青空に、黒、赤、青、緑、ピンクの鯉が優雅に泳いでいるように見える。
「それにね、鯉のぼりって、もともとは中国の『鯉門をくぐる』という故事からきてるんだよ。川を上りきった鯉は龍になる――つまり、困難を乗り越えて立身出世する、って意味なんだ。だから、子供の成功を願うだけじゃなくて、誰かが夢に向かって頑張ってる姿を応援するシンボルでもあるんだ」
「⋯⋯俺たち、全員、創作の仕事をしてるもんな」
ハヤトがぽつりと言う。
「そう。だからこそ、この鯉は、オレたち全員の夢を乗せて、空へ泳いでいくんだ」
風が吹き、鯉のぼりが力強く空を泳ぐ。
その夜、四人はリビングで団欒しながら、カズが作ったチマキと柏餅を食べ、ハルが淹れた紅茶を飲みながら、昔話に花を咲かせた。
「来年も、絶対やろうな」
マサシが言った。
「もちろん。背比べも、チマキも、鯉のぼりも」
カズは満面の笑みで答える。
ハルは静かに、家族の集合写真をスマホで撮った。
その背景には、壁の背比べの傷と、ベランダから見える夜空に泳ぐ鯉のぼりが、優しく映り込んでいた。
端午の節句。
それは、男の子の日でも、女の子の日でもない。
ただ、大切な人たちが無事に過ごせた一年に感謝し、これからも健やかに、強く、優しく、生きていくことを願う――。
そんな、家族のための日だった。
「柱の傷は一昨年の~、五月五日の背比べ~。チマキ食べ食べ兄さんが~、計ってくれた背の丈~」
キッチンからカズの歌声がまた聴こえてくる。
今日は五月五日の『こどもの日』。
カズはまた、早朝からキッチンに立ち、料理の腕をふるっていた。
「おはよう。今度は『こどもの日』のお祝いか?」
パジャマ姿で現れたハヤトが、カズに尋ねる。
「うん。今日は端午の節句だからな。キチンとお祝いしなきゃ!」
カズはフライパンを手に、にっこりと笑った。
彼の手元では、竹の皮に包まれたチマキがじっくりと蒸され、ふんわりと香ばしい匂いが部屋中に広がっている。
そこに、またもや寝ぼけ眼でマサシが現れる。
「今日は男のお祝いの日か⋯⋯」
彼はカズの背中にそっと抱きつき、顔をうずめる。
「男のお祝いの日、って言うのもちょっと違うかな?」
そう言うマサシに、ハルがキッチンの入り口で立ちながら言った。
彼はすでにシャツを着ていて、髪もきちんと整えられている。
「どういう事?」
眠そうに目をこすりながらマサシが尋ねる。
ハルは軽く笑い、冷蔵庫から牛乳を取り出した。
「昔の端午の節句はね、男の子の健やかな成長を願う日だった。だから『男の子の節句』って言われることもあるけど、もともとは中国から伝わった『五節句』の一つで、五月の初午の日、つまり『悪気を払う』ための行事なんだよ。菖蒲湯に入ったり、菖蒲を飾ったりするのは、邪気を払うため。『菖蒲』が『尚武』に通じるから、武士の時代には特に重んじられた。だから『男の子のための日』ってイメージが強くなったけど、本来は性別関係なく、家族みんなの健康と無病息災を祈る日なんだ」
「へえ⋯⋯」
とマサシは目を丸くする。
「つまり、チマキ食べながら邪気払ってるってこと?」
「そういうこと」
カズが笑いながら、蒸し上がったチマキを竹の皮から丁寧に剥がした。
黄金色のもち米がふっくらと、甘く香る。
「それにね、」
とカズは続ける。
「ウチの家はね、昔から『背比べ』をする習慣があるんだ。毎年五月五日に、柱に背の高さを印して、成長を祝うんだ。兄貴が子供の頃からやってたんだって」
ハルは懐かしそうに目を細めた。
実家の柱には、鉛筆で刻まれた無数の線が、年ごとの記録のように並んでいる。
一番下には「カズ 5歳」と小さく書かれていて、その上にいくほど線は高くなり、最新のものは昨年のもので、「カズ 25歳」とある。
「ああ、あれね。毎年、チマキを食べながら『今年も伸びたな』って喜んでたよ」
ハルは微笑んだ。
「でも、大人になってもやるのか?」
とハヤトが眉をひそめる。
「もちろん!」
とカズはきっぱりと言う。
「成長は年齢関係ないでしょ? 心も体も、毎年ちょっとずつ変わっていく。それをちゃんと記録して、祝うってことが大事なんだよ。それに⋯⋯」
彼はマサシの肩を抱き寄せた。
「今年は、マサシも一緒に記録したいなって思って。家族だし」
マサシの顔が、ふわりと赤くなる。
「⋯⋯俺も、印を残していいのか?」
「当たり前だよ。君がいなきゃ、この家は成り立たないくらいの存在なんだから」
ハヤトは苦笑いしながら、「おー、感動的だな」と茶化したが、目は少し潤んでいた。
「で、チマキはもう食べられるの?」
と彼は素早く話題を変える。
「もう少し待って。最後に黒蜜をかけるから」
カズは鍋に黒蜜を温め、とろりとした甘さをチマキに染み込ませるようにかけた。
食卓にチマキ、柏餅、そしてハルが用意した菖蒲湯を少しだけ注いだ湯のみが並ぶ。
「柏餅も、意味があるんだよ」
ハルが説明を続ける。
「柏の木は、新芽が出るまで古い葉が落ちない。だから『家系が途絶えない』『子孫繁栄』の象徴なんだ。子供の健やかな成長を願うのにぴったりの食べ物だね」
「つまり、俺たち四人の家系が途絶えないように、ってことか?」
ハヤトがふざけながら言う。
「まあ、そう解釈してもいいかな」
ハルは涼しげに笑った。
食事が始まり、チマキのもちもちとした食感と黒蜜の甘さが口の中に広がる。
「うまいな、カズ。これ、また小説の題材にしようかな」
ハヤトは箸を止めずに言う。
「ダメ! オレのチマキは盗作禁止!」
カズは笑いながら、ハヤトの頭を軽く叩いた。
「でもさ⋯⋯」
とマサシが口を挟む。
「こうやって四人で祝えるって、本当に幸せだよな。俺、昔はこういうの、知らなかったし⋯⋯」
彼は少し遠い目をする。
マサシは実家にいた時、両親から虐待を受けていて、季節ごとの行事など幼い頃にしかした事がなかった。
「だからこそ、今が特別なんだよ」
カズは彼の手をそっと握った。
「俺も、カズがこうやって毎年祝ってくれるの、嬉しいよ」
ハルも静かに言った。
「実家を出てから、こういう風に家族で過ごす日って、なかなかなかった。でも、カズがマンションを購入して、君たちが集まってくれて⋯⋯。ここの柱の傷一つひとつが、思い出になっていくんだな」
食後、カズはマジックペンを持って柱の前に立つ。
「じゃあ、今年の背比べ、いくよ!」
四人は順番に、壁に背をつけ、頭のてっぺんにマジックで線を引いていく。
ハヤトが「去年より伸びた気がする!」と喜び、マサシは「いや、俺は変わらなさそう⋯⋯」と照れくさそうに笑う。
ハルは最後に立って、深呼吸してから線を引いた。
「⋯⋯変わらないのも、悪くないな。安定ってことだ」
カズが最後に立つ。
彼は去年の線より、確かに少し上に印をつける。
「やった! 伸びた!」
「そりゃあ、毎日チマキ食ってたらな」
ハヤトがからかう。
「違うよ! 心が成長したからだよ!」
マサシがふと、その柱の傷の一つに目を止めた。
「⋯⋯これ、去年の線よりちょっと下がってる?」
「え?」
カズが近づき、よく見ると、確かに昨年の線より、今年の線がわずかに低い。
「あ⋯⋯もしかして、背縮んだ?」
「んなわけあるか!」
カズは慌てて再測定。
今度はしっかりと背筋を伸ばし、マジックを引く。
「よし、これで正真正銘、伸びた!」
みんなが笑った。
その後、カズはリビングのテレビの前に飾っていた鯉のぼりを外に出すと言い出し、ベランダに設置を始めた。
「マンションのベランダに鯉のぼり? ちょっと目立つんじゃね?」
マサシが心配そうに言う。
「いいの! 風になびかせて、この家の願いを空に届けたいんだもん」
カズは空を見上げる。
青空に、黒、赤、青、緑、ピンクの鯉が優雅に泳いでいるように見える。
「それにね、鯉のぼりって、もともとは中国の『鯉門をくぐる』という故事からきてるんだよ。川を上りきった鯉は龍になる――つまり、困難を乗り越えて立身出世する、って意味なんだ。だから、子供の成功を願うだけじゃなくて、誰かが夢に向かって頑張ってる姿を応援するシンボルでもあるんだ」
「⋯⋯俺たち、全員、創作の仕事をしてるもんな」
ハヤトがぽつりと言う。
「そう。だからこそ、この鯉は、オレたち全員の夢を乗せて、空へ泳いでいくんだ」
風が吹き、鯉のぼりが力強く空を泳ぐ。
その夜、四人はリビングで団欒しながら、カズが作ったチマキと柏餅を食べ、ハルが淹れた紅茶を飲みながら、昔話に花を咲かせた。
「来年も、絶対やろうな」
マサシが言った。
「もちろん。背比べも、チマキも、鯉のぼりも」
カズは満面の笑みで答える。
ハルは静かに、家族の集合写真をスマホで撮った。
その背景には、壁の背比べの傷と、ベランダから見える夜空に泳ぐ鯉のぼりが、優しく映り込んでいた。
端午の節句。
それは、男の子の日でも、女の子の日でもない。
ただ、大切な人たちが無事に過ごせた一年に感謝し、これからも健やかに、強く、優しく、生きていくことを願う――。
そんな、家族のための日だった。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる