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カズの誕生日
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### カズの誕生日
「ふふふふふ~ん、ふふふふふ~ん」
早朝のキッチンから、カズの鼻歌が聴こえてくる。
軽やかでどこか得意げなそのメロディは、まるで空気そのものを甘い香りで満たしているようだった。
窓の外には、五月の風に悠々と泳ぐ鯉のぼりが、青空を背景にひるがえっている。
赤、青、緑、黒、そして小さなピンク——五匹の鯉が、まるで今日の主役を祝うかのように、風に身をまかせて舞っていた。
「何だ、今日は何か良いことでもあったのか?」
リビングからキッチンを覗き込むハヤトが、片眉を上げて尋ねる。
彼の髪はまだ寝ぐせのまま、パジャマ姿のままの姿勢は、朝のテンションがまだ完全に目覚めていないことを物語っていた。
ソファに腰かけ、新聞を広げていたハルが、その声に目を上げる。
「違うよ。今日はカズの誕生日なんだよ」
彼の声はいつも通り、落ち着いたトーンで、しかし目尻に浮かぶ笑みが、その言葉に温かみを添えていた。
ハヤトは一瞬、目を見開いた。
「あっ、そうか⋯⋯。端午の節句騒ぎで忘れてたけど、今日はカズの誕生日か」
彼は頭を掻きながら、ベランダに目をやる。
鯉のぼりの一つ——黒い鯉が、特に大きく、力強く泳いでいる。
あれはカズの分だ。
去年、ハルが「兄としての義務だ」と言って、わざわざ注文したものだった。
そのとき、寝室からふらりと現れたマサシが、目を擦りながらキッチンへと近づいてきた。
「何? 何の話してんの?」
彼の声はまだ眠たげで、髪はベッドで丸まったまま、まるで漫画の主人公が目覚めた瞬間のような雑さだ。
ハヤトが肩をすくめて答える。
「今日はカズの誕生日だよ」
マサシの目が、一瞬で見開かれた。
「⋯⋯えっ? まじで? 今日!? いけね、忘れてた! プレゼント用意しなきゃ!」
彼は慌てて自分の部屋へ戻ろうとしたが、足をもつれさせ、テーブルの角に膝をぶつけた。
「痛てて⋯⋯! でも今はそれどころじゃない!」
ハヤトは苦笑いしながら、冷蔵庫から牛乳を取り出した。
「俺もまだ用意してないな。昨日まで原稿の締切に追われてて、すっかり頭から抜けてたよ」
彼はグラスに牛乳を注ぎながら、カズの後ろ姿を見つめる。
カズは今、鍋で何かを煮込んでいるようで、湯気とともに甘いバニラの香りが漂っていた。
「兄貴は何か用意したのか?」
とハヤトが尋ねると、ハルは新聞を折りたたみ、静かにテーブルの上に置いた。
「まぁね」
ただそれだけの返事。
しかし、その瞳には、どこか悪戯っぽい光が宿っていた。
朝食の時間になると、キッチンのテーブルには、カズの手料理が並んでいた。
ふんわりと焼き上げられたオムレツ、カリッと焼いたベーコン、トースト、そして——何より目を引いたのは、ふわふわのスポンジケーキ。
「これ、自分で焼いたの?」
とマサシが目を丸くする。
「もちろん。今日は特別な日だからね」
カズはにっこりと笑い、ケーキの上には「Happy 27th Birthday Kazu!」とチョコペンで書かれていた。文字は少しぎこちないが、その手作り感が逆に愛おしかった。
「お前、原稿の合間にこれ全部やったのか?」
とハヤトが感心する。
カズは肩をすくめた。
「昨日の夜、みんな寝静まった後にこっそりやったんだ。ケーキは三度焼いて、やっとこれくらいの出来になったよ」
「それって⋯⋯もしかして、冷蔵庫に隠してあったあの段ボールの中身?」
とマサシ。
「バレてたか⋯⋯」
カズは照れくさそうに笑った。
食事が終わると、マサシが慌てて自分の部屋へ駆け込んだ。
「ちょっと待って! プレゼントまだ渡してない!」
数分後、彼は両手に包み紙に包まれた二つの箱を抱えて戻ってきた。
「一つは俺が描いた、お前の小説のイラスト集。表紙も全部オリジナルで、『カズ・ワールド』ってタイトルにした。もう一つは⋯⋯」
彼は少し照れながら、もう一つの小さな箱を差し出した。
「指輪⋯⋯じゃないよ! 違う、これは⋯⋯」
慌てて開けると、中には銀のブックマーカーが。
表面には「To Kaz, From Masashi. Always by your side.」
と刻印されていた。
「お前の小説、全部これで読むからな」
マサシの声は震えていたが、カズはその手をぎゅっと握った。
「⋯⋯ありがとう。これ、一生大事にするよ」
続いてハヤトが、ポケットから封筒を取り出した。
「俺のは、ちょっと地味だけど⋯⋯」
中には、カズの小説をテーマにした短編小説の原稿が入っていた。
「お前の作品に影響された俺が、お前に捧げる物語だ。タイトルは『カズのいる世界』。まだ誰にも見せてない。今日が初公開」
カズはページをめくり、数行読んだだけで、目頭を押さえた。
「⋯⋯なんで、こんなに上手く書けるんだよ、お前⋯⋯」
最後に、ハルが立ち上がった。
「俺のは、ちょっと重いから、ベランダで見せよう」
彼の言葉に従い、四人はベランダへと出る。
風が心地よく、鯉のぼりが優雅に泳いでいた。
ハルは、黒い鯉の横に、新しい鯉のぼりを吊り下げる。
それは、銀色に輝く一匹の鯉。
その鱗は、光を受けてきらきらと星のように瞬いている。
「これは……?」
とカズが尋ねる。
「お前のこれからの人生を象徴する鯉だ。銀は、無限の可能性と、未来への希望。お前がこれからも、自分の言葉で世界を泳いでいくための、俺からのエールだ」
ハルの声は静かだったが、その言葉の重みに、誰もが息をのんだ。
カズは、ただ黙ってその鯉を見つめた。
風に揺れる銀の鯉が、まるで彼自身の夢のように、空へと昇っていくようだった。
「⋯⋯兄貴、ありがとう」
その声は、かすかに震えていた。
昼過ぎ、四人は近くの公園へと出かけた。
カズの希望で、いつも行くカフェでケーキを買い、芝生にシートを広げた。
「今年も、こうしてみんなで過ごせて、本当に幸せだな」
カズはそう言いながら、空を見上げた。
六匹の鯉が、風に乗って、まるで空の川を泳いでいるようだった。
マサシが突然、カズの頭に軽くチョップを入れた。
「なにすんだよ!」
「お前、今日27歳になったんだから、もうちょっと大人らしくしろよ。売れっ子作家なんだからさ」
「は? お前こそ、連載二本抱えてるくせに、寝坊しやがって」
「それは⋯⋯創作のエネルギーを夜に集中させてるからだ!」
「んなわけあるか!」
二人のじゃれ合いに、ハヤトは笑い、ハルはカメラを構えた。
「はい、カズ。笑って」
「え、今!?」
「うん。この瞬間、一生残すから」
シャッターが切れた。
写っているのは、笑いながら手を振り、風に髪をなびかせるカズ。
その横で、マサシが肩を組み、ハヤトがケーキを差し出し、ハルが静かに微笑んでいる。
空には、六匹の鯉が、今日も力強く泳いでいた。
夜になり、マンションに戻ると、カズは自分の部屋の机の前に座った。
マサシのイラスト集、ハヤトの原稿、ハルの銀の鯉の写真——そして、朝に焼いたケーキの欠片が入ったタッパー。
どれもが、彼の心をぎゅっと満たすものだった。
スマホが震えた。
マサシからのメッセージ。
『今日がお前の人生で一番幸せな日になりますように。これからも、俺がそばにいるから。愛してる』
カズは、画面を見つめながら、そっと微笑んだ。
「⋯⋯俺もだよ、マサシ」
窓の外、夜空に浮かぶ満月が、銀の鯉を優しく照らしていた。
27歳の夜。
カズの物語は、まだ、ずっと続いていく。
「ふふふふふ~ん、ふふふふふ~ん」
早朝のキッチンから、カズの鼻歌が聴こえてくる。
軽やかでどこか得意げなそのメロディは、まるで空気そのものを甘い香りで満たしているようだった。
窓の外には、五月の風に悠々と泳ぐ鯉のぼりが、青空を背景にひるがえっている。
赤、青、緑、黒、そして小さなピンク——五匹の鯉が、まるで今日の主役を祝うかのように、風に身をまかせて舞っていた。
「何だ、今日は何か良いことでもあったのか?」
リビングからキッチンを覗き込むハヤトが、片眉を上げて尋ねる。
彼の髪はまだ寝ぐせのまま、パジャマ姿のままの姿勢は、朝のテンションがまだ完全に目覚めていないことを物語っていた。
ソファに腰かけ、新聞を広げていたハルが、その声に目を上げる。
「違うよ。今日はカズの誕生日なんだよ」
彼の声はいつも通り、落ち着いたトーンで、しかし目尻に浮かぶ笑みが、その言葉に温かみを添えていた。
ハヤトは一瞬、目を見開いた。
「あっ、そうか⋯⋯。端午の節句騒ぎで忘れてたけど、今日はカズの誕生日か」
彼は頭を掻きながら、ベランダに目をやる。
鯉のぼりの一つ——黒い鯉が、特に大きく、力強く泳いでいる。
あれはカズの分だ。
去年、ハルが「兄としての義務だ」と言って、わざわざ注文したものだった。
そのとき、寝室からふらりと現れたマサシが、目を擦りながらキッチンへと近づいてきた。
「何? 何の話してんの?」
彼の声はまだ眠たげで、髪はベッドで丸まったまま、まるで漫画の主人公が目覚めた瞬間のような雑さだ。
ハヤトが肩をすくめて答える。
「今日はカズの誕生日だよ」
マサシの目が、一瞬で見開かれた。
「⋯⋯えっ? まじで? 今日!? いけね、忘れてた! プレゼント用意しなきゃ!」
彼は慌てて自分の部屋へ戻ろうとしたが、足をもつれさせ、テーブルの角に膝をぶつけた。
「痛てて⋯⋯! でも今はそれどころじゃない!」
ハヤトは苦笑いしながら、冷蔵庫から牛乳を取り出した。
「俺もまだ用意してないな。昨日まで原稿の締切に追われてて、すっかり頭から抜けてたよ」
彼はグラスに牛乳を注ぎながら、カズの後ろ姿を見つめる。
カズは今、鍋で何かを煮込んでいるようで、湯気とともに甘いバニラの香りが漂っていた。
「兄貴は何か用意したのか?」
とハヤトが尋ねると、ハルは新聞を折りたたみ、静かにテーブルの上に置いた。
「まぁね」
ただそれだけの返事。
しかし、その瞳には、どこか悪戯っぽい光が宿っていた。
朝食の時間になると、キッチンのテーブルには、カズの手料理が並んでいた。
ふんわりと焼き上げられたオムレツ、カリッと焼いたベーコン、トースト、そして——何より目を引いたのは、ふわふわのスポンジケーキ。
「これ、自分で焼いたの?」
とマサシが目を丸くする。
「もちろん。今日は特別な日だからね」
カズはにっこりと笑い、ケーキの上には「Happy 27th Birthday Kazu!」とチョコペンで書かれていた。文字は少しぎこちないが、その手作り感が逆に愛おしかった。
「お前、原稿の合間にこれ全部やったのか?」
とハヤトが感心する。
カズは肩をすくめた。
「昨日の夜、みんな寝静まった後にこっそりやったんだ。ケーキは三度焼いて、やっとこれくらいの出来になったよ」
「それって⋯⋯もしかして、冷蔵庫に隠してあったあの段ボールの中身?」
とマサシ。
「バレてたか⋯⋯」
カズは照れくさそうに笑った。
食事が終わると、マサシが慌てて自分の部屋へ駆け込んだ。
「ちょっと待って! プレゼントまだ渡してない!」
数分後、彼は両手に包み紙に包まれた二つの箱を抱えて戻ってきた。
「一つは俺が描いた、お前の小説のイラスト集。表紙も全部オリジナルで、『カズ・ワールド』ってタイトルにした。もう一つは⋯⋯」
彼は少し照れながら、もう一つの小さな箱を差し出した。
「指輪⋯⋯じゃないよ! 違う、これは⋯⋯」
慌てて開けると、中には銀のブックマーカーが。
表面には「To Kaz, From Masashi. Always by your side.」
と刻印されていた。
「お前の小説、全部これで読むからな」
マサシの声は震えていたが、カズはその手をぎゅっと握った。
「⋯⋯ありがとう。これ、一生大事にするよ」
続いてハヤトが、ポケットから封筒を取り出した。
「俺のは、ちょっと地味だけど⋯⋯」
中には、カズの小説をテーマにした短編小説の原稿が入っていた。
「お前の作品に影響された俺が、お前に捧げる物語だ。タイトルは『カズのいる世界』。まだ誰にも見せてない。今日が初公開」
カズはページをめくり、数行読んだだけで、目頭を押さえた。
「⋯⋯なんで、こんなに上手く書けるんだよ、お前⋯⋯」
最後に、ハルが立ち上がった。
「俺のは、ちょっと重いから、ベランダで見せよう」
彼の言葉に従い、四人はベランダへと出る。
風が心地よく、鯉のぼりが優雅に泳いでいた。
ハルは、黒い鯉の横に、新しい鯉のぼりを吊り下げる。
それは、銀色に輝く一匹の鯉。
その鱗は、光を受けてきらきらと星のように瞬いている。
「これは……?」
とカズが尋ねる。
「お前のこれからの人生を象徴する鯉だ。銀は、無限の可能性と、未来への希望。お前がこれからも、自分の言葉で世界を泳いでいくための、俺からのエールだ」
ハルの声は静かだったが、その言葉の重みに、誰もが息をのんだ。
カズは、ただ黙ってその鯉を見つめた。
風に揺れる銀の鯉が、まるで彼自身の夢のように、空へと昇っていくようだった。
「⋯⋯兄貴、ありがとう」
その声は、かすかに震えていた。
昼過ぎ、四人は近くの公園へと出かけた。
カズの希望で、いつも行くカフェでケーキを買い、芝生にシートを広げた。
「今年も、こうしてみんなで過ごせて、本当に幸せだな」
カズはそう言いながら、空を見上げた。
六匹の鯉が、風に乗って、まるで空の川を泳いでいるようだった。
マサシが突然、カズの頭に軽くチョップを入れた。
「なにすんだよ!」
「お前、今日27歳になったんだから、もうちょっと大人らしくしろよ。売れっ子作家なんだからさ」
「は? お前こそ、連載二本抱えてるくせに、寝坊しやがって」
「それは⋯⋯創作のエネルギーを夜に集中させてるからだ!」
「んなわけあるか!」
二人のじゃれ合いに、ハヤトは笑い、ハルはカメラを構えた。
「はい、カズ。笑って」
「え、今!?」
「うん。この瞬間、一生残すから」
シャッターが切れた。
写っているのは、笑いながら手を振り、風に髪をなびかせるカズ。
その横で、マサシが肩を組み、ハヤトがケーキを差し出し、ハルが静かに微笑んでいる。
空には、六匹の鯉が、今日も力強く泳いでいた。
夜になり、マンションに戻ると、カズは自分の部屋の机の前に座った。
マサシのイラスト集、ハヤトの原稿、ハルの銀の鯉の写真——そして、朝に焼いたケーキの欠片が入ったタッパー。
どれもが、彼の心をぎゅっと満たすものだった。
スマホが震えた。
マサシからのメッセージ。
『今日がお前の人生で一番幸せな日になりますように。これからも、俺がそばにいるから。愛してる』
カズは、画面を見つめながら、そっと微笑んだ。
「⋯⋯俺もだよ、マサシ」
窓の外、夜空に浮かぶ満月が、銀の鯉を優しく照らしていた。
27歳の夜。
カズの物語は、まだ、ずっと続いていく。
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