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第八章 デートした
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「アッシュ様!私、人族領に戻りたいです!」
「!?」
ザワッてなった。オレアのことをからかおうと思って、ふざけた言い方したら、オスマン様がピキッてなって、アッシュ様が一瞬ピシッてなって、オレアが安定の青筋をたててる。
「貴様!やはり!」
オレアの反応に安心感を覚える日が来るなんて。アッシュ様とか、今度は何?って笑ってくれると思ってたのに。完全な読み間違い。
「ご免なさい、アッシュ様!王都の国立図書館に、不老不死になる方法を調べに行きたいだけなんです。チャッと調べて、サッと帰ってきます!」
「…不老不死になるの?」
「そしたら、アッシュ様の側にずっと居られるし、万が一の場合は、アッシュ様の盾になれると思うんですよね」
って言ったら、良かった、アッシュ様がいつもの顔になってる。しょうがないなぁみたいな。良かった。
「…ローザ様、人族においても、不老不死の魔術が完成したという話は聞いたことがありません」
「私も無いです!でも、人の欲望って際限ないって言うし、誰か研究くらいしてると思うんですよ。ちょっとの可能性でも。他に思いつかないし…」
お願いしますって、オスマン様に頭下げたら、ため息つかれて、
「なりません」
って却下された!なぜ!?今までの経験から、いけるとふんでたのに!
「アッシュ様!私、人族領に戻りたいです!」
「!?」
ザワッてなった。オレアのことをからかおうと思って、ふざけた言い方したら、オスマン様がピキッてなって、アッシュ様が一瞬ピシッてなって、オレアが安定の青筋をたててる。
「貴様!やはり!」
オレアの反応に安心感を覚える日が来るなんて。アッシュ様とか、今度は何?って笑ってくれると思ってたのに。完全な読み間違い。
「ご免なさい、アッシュ様!王都の国立図書館に、不老不死になる方法を調べに行きたいだけなんです。チャッと調べて、サッと帰ってきます!」
「…不老不死になるの?」
「そしたら、アッシュ様の側にずっと居られるし、万が一の場合は、アッシュ様の盾になれると思うんですよね」
って言ったら、良かった、アッシュ様がいつもの顔になってる。しょうがないなぁみたいな。良かった。
「…ローザ様、人族においても、不老不死の魔術が完成したという話は聞いたことがありません」
「私も無いです!でも、人の欲望って際限ないって言うし、誰か研究くらいしてると思うんですよ。ちょっとの可能性でも。他に思いつかないし…」
お願いしますって、オスマン様に頭下げたら、ため息つかれて、
「なりません」
って却下された!なぜ!?今までの経験から、いけるとふんでたのに!
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