42 / 51
第4章 新しい過去、違う道の未来
第35話 なのにお前は、独りだ
しおりを挟む
来るなと言ったのに、ゾールたちはもうすぐ背後まで駆けつけてきていた。
まあ、当時の俺ならそうするだろう。
「やつら、操られているぞ!」
ゾールたちを横目に声をかける。
「あいつらに魔力の糸が絡まっているのが見えるやつはいるか!?」
数秒の沈黙ののち、頷いたのはゾールだけだ。
「ぎりぎり、見えるような……」
やはりその程度か。
自分よりあまりに高い魔力は、目に魔力を集中しても感知できない。敵の術者と今のゾールたちには、それだけ力の差があるのだ。
「では切断は無理だな。役には立たん。下がってろ!」
「なんだとこのガキ! 糸は切れねえが、それがどうした! こいつらを倒すくらいなら――」
「バカが! ひとりでも死なせたら人間と戦争になるとわからないか!?」
俺は向かってくる騎士たちの攻撃に対処しながら叫ぶ。
「それが敵の狙いだ! お前らは手を出さず、俺が糸を切ったやつらを救助しろ!」
「だが……」
「いや、今は彼の言う通りにしたほうが良さそうだ」
なおも食い下がるゾールを、ニルスが抑えてくれる。
「お前が言うなら、まあ……」
「助かる、ニルス」
呟いてから、俺は騎士たちの中心に身を躍らせた。
騎士たちを操る魔力の糸は強力だ。切断するには、相応の威力が必要になる。それも糸を見るのに目に魔力を集中しながらだ。
その上、多数の精鋭の騎士を同時に相手にしなければならない。誰も彼も、学園のクラス選別試験に使われたゴーレム程度なら破壊できる実力だろう。
幸い、操られているため実力が発揮し切れていないようだが、それでも油断ならない。
全神経を集中して、すべての攻撃を紙一重で回避。そして隙を見て、ひとりずつ、確実に糸を切る。
「これで……最後だ!」
最後の騎士の糸を切断。崩れるその体を受け止める。開拓民の仲間に預け、一息つく。
ゾールたちの様子を確認する。フラウも、ニルスもチコも、みんな傷ひとつなく無事だ。
本当に、良かった。来た甲斐があった。
しかし戦いが済んだ今、彼女らが警戒するのは、まず俺だった。
フラウもチコも、ゾールに見せるような優しい笑顔を、俺に向けはしない。得体の知れないものを見るかのようだ。
ゾールとニルスが、緊張の面持ちで近づいてくる。
「まずは、助けてくれてありがとうってところなんだろうが……」
「君は何者だ? なにもかも知ってるような口ぶりだったが……」
ふたりの――特にニルスからの疑いの目が痛い。ニルスはこうやって疑うことで仲間を守ってきた。直感で動くゾールを補ってきてくれた。
もちろん、こうなることはわかっていた。しかし、親しかった者たちから実際にこんな目を向けられるのは、想像以上に堪える。
「そもそも子供がこんなに強いこと自体が異常なんだ。君の言うことを、どこまで信じていいのか……。それこそ、なにかの策略なんじゃないのか?」
こういうとき、どうすればいいのかは知っている。
みんなゾールを信頼している。そのゾールさえ信じてくれれば、みんな、文句を言いながらでも必ず信じてくれる。
「ニルス、あまり質問攻めにしないでくれ。事情はゾールに話す。まずはふたりきりで話をさせてくれ」
「なんで君は、僕たちの名前まで……」
「よせよニルス。ご指名は俺だ。ちょいと行ってくる」
ゾールはニルスの肩を軽く叩いて、進み出てきた。本人は隠しているつもりだろうが、いつでも戦闘に入れるよう、体のあちこちに魔力を溜めている。
俺は気にせず、ゾールを連れて開拓民たちから離れる。
「すぐには信じられんだろうが……俺は、未来のお前だ」
さっそく打ち明けると、ゾールは声を出して笑った。
「冗談が過ぎるぜ! なんで今より若くて、種族まで違ってんだよ。つくなら、もっとマシな嘘をつけって」
「まあ、当然の反応だな」
「それとな、冗談でも俺を名乗るんなら、仲間くらい連れてこい。お前が俺なら、なんで独りなんだよ」
「…………」
俺が返答せずにいると、ゾールはフラウたちを視線で示した。
「俺は仲間の大切さを知ってる。いつも助けてもらってるからな。俺がなにかしようとすれば、勝手についてきて、勝手に手伝ってくれるくらいだぞ。なのにお前は、独りだ。お前が俺なら、今だって誰かがついてきてるはずだ」
俺は目を逸らす。南東の方角へ。
「……ラージャ村の、大きな樹の下。故郷を旅立つ前に、フラウとニルスと一緒に箱を埋めたな」
ゾールは目の色を変えた。
「なんで知ってる。あれは俺たちだけの秘密のはずだ」
「俺がお前だからだ。未来の自分たちに宛てた手紙、内容を話してやろうか?」
今度はゾールが黙る番だった。
「本来の歴史ではな、ここの開拓民はあの騎士たちに皆殺しにされるんだ。家族同然のフラウやニルス、チコまで……。俺はひとり生き残って……この北の大地に国を興し、魔王となって人間と戦った」
「……みんなが、死ぬ……?」
「俺はそれを止めに来た。お前だって、俺の立場なら、必ず止めに来るはずだ。お前は、俺なんだから」
ゾールは俺と開拓民たちを交互に見遣った。それから黙って思案し、やがて頷く。
「納得いかねえとこもあるが……否定もしきれねえ。だから今は信じとくぜ」
「ああ、そう言うと思ってたよ。だが俺がお前だということは、みんなには黙っておけよ。ややこしくなるからな」
そうして俺たちは、みんなのもとへ戻る。
「みんな安心してくれ! 事情は複雑だけどよ、こいつは俺たちの味方だ! っと、そういや名前は?」
「カインだ」
一歩進み出る。チコは怯えるように、フラウの足元に隠れてしまう。
「カインくん、さっきはありがとう」
礼を言ってくれるフラウも他人行儀だ。
気にしてはいけない。
もとより、ゾールがいるのだ。今の俺が、彼ら家族の輪に入れるわけもない。
それより……。
「礼はまだ早い。騎士どもを操っていたやつが、まだ残ってる」
まあ、当時の俺ならそうするだろう。
「やつら、操られているぞ!」
ゾールたちを横目に声をかける。
「あいつらに魔力の糸が絡まっているのが見えるやつはいるか!?」
数秒の沈黙ののち、頷いたのはゾールだけだ。
「ぎりぎり、見えるような……」
やはりその程度か。
自分よりあまりに高い魔力は、目に魔力を集中しても感知できない。敵の術者と今のゾールたちには、それだけ力の差があるのだ。
「では切断は無理だな。役には立たん。下がってろ!」
「なんだとこのガキ! 糸は切れねえが、それがどうした! こいつらを倒すくらいなら――」
「バカが! ひとりでも死なせたら人間と戦争になるとわからないか!?」
俺は向かってくる騎士たちの攻撃に対処しながら叫ぶ。
「それが敵の狙いだ! お前らは手を出さず、俺が糸を切ったやつらを救助しろ!」
「だが……」
「いや、今は彼の言う通りにしたほうが良さそうだ」
なおも食い下がるゾールを、ニルスが抑えてくれる。
「お前が言うなら、まあ……」
「助かる、ニルス」
呟いてから、俺は騎士たちの中心に身を躍らせた。
騎士たちを操る魔力の糸は強力だ。切断するには、相応の威力が必要になる。それも糸を見るのに目に魔力を集中しながらだ。
その上、多数の精鋭の騎士を同時に相手にしなければならない。誰も彼も、学園のクラス選別試験に使われたゴーレム程度なら破壊できる実力だろう。
幸い、操られているため実力が発揮し切れていないようだが、それでも油断ならない。
全神経を集中して、すべての攻撃を紙一重で回避。そして隙を見て、ひとりずつ、確実に糸を切る。
「これで……最後だ!」
最後の騎士の糸を切断。崩れるその体を受け止める。開拓民の仲間に預け、一息つく。
ゾールたちの様子を確認する。フラウも、ニルスもチコも、みんな傷ひとつなく無事だ。
本当に、良かった。来た甲斐があった。
しかし戦いが済んだ今、彼女らが警戒するのは、まず俺だった。
フラウもチコも、ゾールに見せるような優しい笑顔を、俺に向けはしない。得体の知れないものを見るかのようだ。
ゾールとニルスが、緊張の面持ちで近づいてくる。
「まずは、助けてくれてありがとうってところなんだろうが……」
「君は何者だ? なにもかも知ってるような口ぶりだったが……」
ふたりの――特にニルスからの疑いの目が痛い。ニルスはこうやって疑うことで仲間を守ってきた。直感で動くゾールを補ってきてくれた。
もちろん、こうなることはわかっていた。しかし、親しかった者たちから実際にこんな目を向けられるのは、想像以上に堪える。
「そもそも子供がこんなに強いこと自体が異常なんだ。君の言うことを、どこまで信じていいのか……。それこそ、なにかの策略なんじゃないのか?」
こういうとき、どうすればいいのかは知っている。
みんなゾールを信頼している。そのゾールさえ信じてくれれば、みんな、文句を言いながらでも必ず信じてくれる。
「ニルス、あまり質問攻めにしないでくれ。事情はゾールに話す。まずはふたりきりで話をさせてくれ」
「なんで君は、僕たちの名前まで……」
「よせよニルス。ご指名は俺だ。ちょいと行ってくる」
ゾールはニルスの肩を軽く叩いて、進み出てきた。本人は隠しているつもりだろうが、いつでも戦闘に入れるよう、体のあちこちに魔力を溜めている。
俺は気にせず、ゾールを連れて開拓民たちから離れる。
「すぐには信じられんだろうが……俺は、未来のお前だ」
さっそく打ち明けると、ゾールは声を出して笑った。
「冗談が過ぎるぜ! なんで今より若くて、種族まで違ってんだよ。つくなら、もっとマシな嘘をつけって」
「まあ、当然の反応だな」
「それとな、冗談でも俺を名乗るんなら、仲間くらい連れてこい。お前が俺なら、なんで独りなんだよ」
「…………」
俺が返答せずにいると、ゾールはフラウたちを視線で示した。
「俺は仲間の大切さを知ってる。いつも助けてもらってるからな。俺がなにかしようとすれば、勝手についてきて、勝手に手伝ってくれるくらいだぞ。なのにお前は、独りだ。お前が俺なら、今だって誰かがついてきてるはずだ」
俺は目を逸らす。南東の方角へ。
「……ラージャ村の、大きな樹の下。故郷を旅立つ前に、フラウとニルスと一緒に箱を埋めたな」
ゾールは目の色を変えた。
「なんで知ってる。あれは俺たちだけの秘密のはずだ」
「俺がお前だからだ。未来の自分たちに宛てた手紙、内容を話してやろうか?」
今度はゾールが黙る番だった。
「本来の歴史ではな、ここの開拓民はあの騎士たちに皆殺しにされるんだ。家族同然のフラウやニルス、チコまで……。俺はひとり生き残って……この北の大地に国を興し、魔王となって人間と戦った」
「……みんなが、死ぬ……?」
「俺はそれを止めに来た。お前だって、俺の立場なら、必ず止めに来るはずだ。お前は、俺なんだから」
ゾールは俺と開拓民たちを交互に見遣った。それから黙って思案し、やがて頷く。
「納得いかねえとこもあるが……否定もしきれねえ。だから今は信じとくぜ」
「ああ、そう言うと思ってたよ。だが俺がお前だということは、みんなには黙っておけよ。ややこしくなるからな」
そうして俺たちは、みんなのもとへ戻る。
「みんな安心してくれ! 事情は複雑だけどよ、こいつは俺たちの味方だ! っと、そういや名前は?」
「カインだ」
一歩進み出る。チコは怯えるように、フラウの足元に隠れてしまう。
「カインくん、さっきはありがとう」
礼を言ってくれるフラウも他人行儀だ。
気にしてはいけない。
もとより、ゾールがいるのだ。今の俺が、彼ら家族の輪に入れるわけもない。
それより……。
「礼はまだ早い。騎士どもを操っていたやつが、まだ残ってる」
10
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる