年下の夫は自分のことが嫌いらしい。

海野(サブ)

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「ひいっ、あっ、そんな、きたない、ばしょっ!ぐうっ!」

 何故急にロバートくんは私の後孔に指を挿れてきたのかわからなかった。ただロバートの指がグイグイと中を掻き乱されて違和感と痛みが襲ってくる。

「潤滑剤、必要だと思いましたが案外精液でも大丈夫そうですね。」

「ロバートくん…い、いたい…んだけど…!?」

「我慢してください。」

 やめる気はないようでロバートくんは指を動かし続けてる。彼の言う通り我慢しないといけないようだ。少しでも痛みを逃がそうとぎゅっと枕を握った。
 その時だった。
 グニッ

「アッ!?!!!」

 後孔の中にツボらしきところにロバートくんの指先が触れた瞬間、腰あたりの部分を中心に静電気のような快楽がビリッときて、一気にモノに熱が集中してきた。

「あ、や、い、いまの、な、なに…」

 未知な感覚に私は困惑していた。

「ここのようですね。アルロ様が感じやすい場所。」

 そう言ってロバートくんはソコをグニグニッと押してくるのだ。そのたびに頭が真っ白になるほど刺激が襲ってくる。

「あっ、やっ!や、やだっ!それなんかや、ヤダっ!!」

 ソコが押されるたびに触れてないはずのモノが熱くなり、また勃って透明な液体でシーンを汚していく。 
 自分の身体なのに、コントロール出来ない。痛くないからこそ余計に不安が募る。こんなことならまだ痛みを感じる方がマシだった。

「ひんっ…ああっ…ん…うぅっ…ん…」

 気付けば指の数が1本、2本と増えてきた。なんとなくだけど、お尻の穴が緩くなってしまったような気がしてしまう。

「アルロ様…もう、いいですよね。」

「あうっ…」

 そう言うとロバートくんは指をゆっくりと抜いた。さっきまでしつこく弄り回していたからか、少し後孔が物足りない気がしてしまう。
 気が済んだのだろうか。
 するとロバートくんは自分のズボンと下着を半分だけ下げた。
 そして、ソコにはロバートくんの立派なモノが勃っていた。

「えっ、ろ、ロバートくん…?」

 流石の私も状況を察した。そして全身の血が抜けるかのような感覚になり、顔を真っ青にする。

「ま、まさか私に挿れるつもりなのかい!?!」

「他に誰が居るんですか。」

「そういうのは好きな人同士でするもんだよ!?」

「…」

 ロバートくんの眉がピクッと動いた。あれ、なんか怒らせた…?
 動揺しているとガシッと両脚を掴まれた。

「!?」

「今更そう言うことを言うんですか?アルロ様って意外に良い性格してますね?ですが、もうこっちは何年も我慢してきたんですよ。」

「あっ、や、ま、まって……!」

 その瞬間、ロバートくんのモノが後孔にあてがわれた。

「だ、だめっロバートくん!」

 しかし虚しくそのままロバートくんのモノが私のナカに入ってきた。

「んあっ!!」

 明らかに指とは違う。物凄い違和感があり何より圧迫感があった。

「はぁっ、んんっ…」

「アルロ様のナカ、熱いですね。もっと奥まで挿れたい。」

 そう言ってさらにズブズブと音を立ててロバートくんのモノが奥に入ってくる。

「あ"ぁっ!む、むりっ!そんな大きいのはっ!あぁっん!!」

「しかしまだキツイですね、しばらく馴染むまでは動かないでこのままでいます。」

 特別動かしたりしないがずーっとロバートくんの熱が私のナカを刺激する。
 痛い、痛いし違和感がすごいはずなのに、それでも何処か興奮してしまっているのは何故だろうか。
 想いを寄せている人と一つになっているからだろうか。こんな状況なのに私はそれに喜んでいるというのか。
 もう、ここまで来たらロバートくんに好きにしてもらおう。

「ろ、ロバートくん…私のことはいいから、好きに、して…」

「…!ですが…」

「わ、私なら大丈夫だから。な、慣れてきたし…」

 本当はまだ慣れていないのだが我慢することに。

「では…」

 ロバートくんは私の腰を掴み、そして自分の腰を振り始めた。
 あ、あれ、なんか少しずつだが痛みよりも気持ち良さに変わってきたような気がする。

「!?はあっ、あっん!あん!」

 先程押されたツボらしき場所にロバートくんのモノが当たり、ソコを中心に擦られていく。

「あっ、あんっ、あっ、ソコっ、きもちいっ!」

 気持ち良くて頭が真っ白になり、私は思わずロバートくんの背中に抱きついた。抱きついたことでより彼の熱が伝わってきて、安心感があった。
 
「ああんっ、あっ、ろばーと、あんんっ!」

 パンパンパンッ
  肌のぶつかるいやらしい音が部屋中に響き渡る。
 気持ちいい、気持ちいい。
 頭が真っ白になってただ彼から与えられる快楽に身を委ねていた。
 
「あるろ、さま…おれ、でそうです…どうせなら、アルロさまの、ナカに、出したいです…」

「ロバートくんっ…いいよ、ロバートくん、ナカに、出して…」

「…!では、お言葉に甘えて…」

 すると更にスピードを上げてきた。彼のモノが私のナカをひたすら支配していく。奥へ奥へと入ってその度に全身に回ってビリビリと快楽が襲ってくる。

「アルロさま、アルロさま…」

 もう余裕がなくなってきたのか、ロバートくんは私の名前だけ声を出すようになってきた。

「あっん、あっん!あぁっん!ろばーとっ!くっん!!」

 そういう私ももう完全に頭が飛んでいた。みっともなくただ喘ぐだけの存在になっている。
 このままイクっ!

「ああぁっっ!!」

「くうっ……!!」

 その瞬間、同時に私達は達した。
 ドグドクとロバートくんの精液がナカに入ってきた。熱い。いやでも中に出されたことが伝わってくる。
 そして私の精液はロバートくんの腹筋にぶちまけてしまった。

「はぁ…はぁ…」

「アルロさま…」

「…んっ」

 ぐったりと腕を下ろして息を整えていると、ロバートくんの手が私の頬に添えられる。そして再び唇を重ねてきた。
 流石にイッたばかりだから口から息が出来ないのは辛い!
 けど、何故だろう。一仕事終えた後のご褒美じゃないけど、彼とのキスがとてつもなく気持ちいい。

「…一旦抜きますね。」

「あうっ…」

 キスした後、ゆっくりとロバートくんのモノが抜けていった。
 
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