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終章 あの日見た光は
あの日見た光は#2
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「夜は雪の予報だったのに、降らなかったね。雲もなくて、すごく星が綺麗に見える」
「まあ、僕、晴れ男ですから」
日付が変わる少し前、二十三時五十分。昴の希望で以前昴と訪れた時と同じ宿を予約していて、部屋も以前と同じ離れを抑えた。
たっぷりスノボで遊び、宿で豪華な食事をして、昴の誕生日だからケーキを食べて、温泉に浸かり、どっぷり暗くなった今時分――テラスの寝椅子に寝転がって空を見上げれば、肉眼でも満天の星が頭上で煌めいている。本日の月は三日月だ。空の低めの位置に出ていることもあり月明かりは控えめで、きれいに星が観やすい夜だ。
「昴が明るいから、昴の周りだけ晴れちゃうのかもね。旅行の時以外でも、コンクールの時とかも毎回晴れてたし」
そう言った後、くしゅっ、とくしゃみが零れ出た。天気は良くても、現在の気温はマイナス二度。テラスに出るにあたってかなり着こんでいるものの、やっぱり寒い。
「あんまり長く外に出てると風邪引いちゃうかな。寒いしちょっとだけ見て、中入ろっか。程々にしてあったまろ」
手袋を着けた昴の手が横から伸びてきて、右頬にそっと触れた。そのままゆっくりと顔が近づき口づけられる。触れた昴の口唇も冷えていたけれど、体温を分け合うようにじわりと温まっていく。
「そうだね。たくさん遊んで疲れたし、しばらく見たら、温かくして一緒に寝よう」
「うん。もう足腰重たい感じするー。明日絶対筋肉痛だよ」
「昴、たくさん滑ってたもんね。僕も足が重たい。お互い運動不足気味だし、もっと運動した方がいいかもな」
くつくつ笑って喋る度に吐息が白く揺れ、すぐさま夜気に溶けていく。空気は凍てつくほど冷たいのに、不思議と心地よい。昴が隣に居ると、寒い夜も温かく感じてくる。
「じゃあ、このあと一緒に出来る運動しちゃう?」
「そういう発言、おじさんっぽいよ。イケメン若手天才ピアニスト日向昴のイメージを崩さないように、配信とかでは気を付けた方がいい」
「りっちゃんにしか言わないから大丈夫だもーん」
呆れた声で返したけれど、悪戯っぽく返されて思わず「ふはっ!」と吹き出した。昴が笑いながら身を寄せてくる。互いの肩が触れ、厚手のコート越しにも体温が伝わった。ちゅ、ちゅ、と軽く口づけられる。
「こーら、星観るんだろ。天体観測したいって言ったのは昴じゃないか」
「そうでした。じゃ、手だけ繋いで、のんびり星空観察しよう」
手袋を着けた手を差し出され、きゅっと握った。そうすればぎゅっと握り返されて、一瞬沈黙が落ちる。
遠くで風が梢を鳴らしていて、テラスの下では、宿の湯気が薄く立ち上っていた。見上げた夜空には冬の星座たちがあちこち散らばって、まるで世界のすべてが光で満たされているように見える。
「じゃあ、りっちゃんにクイズです。プレアデスはどこでしょーか」
「そんなの簡単。何度探してきたと思ってるんだ」
少し得意げに笑って、握った昴の手を軽く持ち上げた。視線を夜空に巡らせながら、昴の指先を導くように動かす。
「まず、あれ。あそこが真っすぐ並んでるオリオンの三つ星だろ」
「はいはい、ベルトのとこね」
「そう。で、その延長線をずっと右上に辿っていけば――アルデバラン。ここまで見つけたらもうすぐそこだね。右上に視線を動かせば……ほら、見つけた。昴だ」
指先を繋いだまま、遥か彼方のプレアデスを同時に眺める。澄んで真っ暗な今宵の空では、おぼろげに七つの星が見えた。
「流石りっちゃん、大正解。すぐに見つけてくれるね」
「そうだよ。どこに昴が居たって、すぐ見つけられる自信がある。この十二年、ずっと見てきたからね」
「それは星の昴じゃなくて、僕の方じゃない?」
「そっか、初めて星の昴を一緒に探したのは……僕が大学一年の一月だから、ちょうど十一年前か」
星の昴を眺めながら、懐かしさに目を細めた。その瞬間、視界の端を光が走る。
「あ、流れ星」
二人分の声がぴたりと重なった。顔を見合わせ、くくっと喉を鳴らして笑い合う。
「今日は前回来た時と違って流星群の日じゃないのに、ラッキーだね」
「うん。りっちゃん、お願いごと出来た?」
「出来なかった。流れ星って、一瞬で消えちゃうよね。でも、昴に叶えられるようなことだったら、流れ星じゃなくて昴にお願いして良いんだろ? あの約束って、まだ有効?」
隣に座る昴に向け、小首を傾げて問い掛ける。
「勿論。りっちゃんのお願いごとなら、なんだって聞いてあげちゃう。別れたい、以外なら全部オッケー。どんなお願いごと?」
昴は両手を頭上で重ねて腕で大きな丸を作り、別れたい、の部分では腕でバツ印を作った。大袈裟なジェスチャーに笑ってしまう。
「別れたいなんて言わないよ。昴、ちょっと目瞑って」
「何? キスしてくれるの?」
「あとでキスもしてあげるよ」
昴は小首を傾げながら素直に目を閉じた。自分の手袋と、昴が着けている手袋を外す。コートのポケットに手を突っ込み、中から小箱を取り出した。
箱を開けて昴の左手を取り、中から取り出したそれを昴の薬指にそうっと嵌める。昴が眠っている間にサイズを測っておいたから、ぴったりジャストサイズだ。
「――目、開けていいよ。昴、誕生日おめでとう。これ、僕からの誕生日プレゼント。演奏に邪魔だったら、ネックレスにして着けてもらえたら嬉しい」
昴はぱちぱちと瞬きをして、薬指に光る細い輪に視線を落とした。星明かりを受けた銀の輝きが、昴の指先で小さく瞬いている。
「ほら、僕、駐在になっちゃうし。せっかく恋人になれたのに、春からしばらく離れることになるだろ。だから、これは僕の代わりだよ」
昴に嵌めた指輪を指先ですりっと撫でて、言葉を続ける。
「昔は、ずっと大事な友達として、一緒に星を観たいって言ったけど……最初で最後の生涯の恋人として、これからも、今この瞬間の光を昴と観たい。ちょっと離れちゃうけど、僕のこと待っててね、っていうのが、僕からのお願いごと。昴の誕生日なのに頼みごとするなんて、我儘かな」
「ふっ……あははっ! りっちゃん、ありがとう。すっごく嬉しい。長く一緒に居るからなのかな。僕たち、考えることがそっくりだね」
昴は笑ってそう言うと、自身のコートのポケットに手を突っ込んだ。
「じゃーん」と言ってポケットから取り出されたそれは、どこからどう見ても指輪が入っているであろう『Crescendori』と書かれた小箱だった。昴がそれをパカッと開ければ、案の定銀色に光る指輪が入っていた。呆気に取られ、ぽかんと目が丸くなる。
「なんと、僕からも指輪を用意してました。離れちゃうけど傍に居てねっていう、僕からのお願いごと。ていうか、魔除けね、魔除け。老若男女問わず、悪霊退散。着けても良い?」
「良いよって言う前に、もう着けてるじゃないか」
満面の笑みとともに差し出された指輪は、理月が選んだものより少しだけ細身で、控えめに光を弾いていた。良いよと言う前に左手を取られ、薬指に嵌められる。こちらもサイズはぴったりだ。
「はあー……まさか昴の誕生日なのに、僕が指輪をもらうことになるとは思ってなかったな。たくさんプレゼントもらっちゃったから返さないとって思ったのに、僕、もらってばっかりじゃない? でも、ありがと」
「僕が選んだ指輪をりっちゃんが着けてくれることが、僕にとっての誕生日プレゼントなんだよ。りっちゃんのためっていうか、僕のための指輪。僕だと思って、大事にして」
「ああ、大事にする。僕の指輪も、大事にしてね」
顔を見合わせて笑い合い、満天の星空の下、どちらからともなくそっと口唇を重ねた。
お互いの薬指に嵌まるのは、違うブランドのデザインが違う指輪。違うけれど、どこか似ている。長く一緒に過ごしてきたから、まったく違うはずなのに、なんだか似てきた互いのように。
「まあ、僕、晴れ男ですから」
日付が変わる少し前、二十三時五十分。昴の希望で以前昴と訪れた時と同じ宿を予約していて、部屋も以前と同じ離れを抑えた。
たっぷりスノボで遊び、宿で豪華な食事をして、昴の誕生日だからケーキを食べて、温泉に浸かり、どっぷり暗くなった今時分――テラスの寝椅子に寝転がって空を見上げれば、肉眼でも満天の星が頭上で煌めいている。本日の月は三日月だ。空の低めの位置に出ていることもあり月明かりは控えめで、きれいに星が観やすい夜だ。
「昴が明るいから、昴の周りだけ晴れちゃうのかもね。旅行の時以外でも、コンクールの時とかも毎回晴れてたし」
そう言った後、くしゅっ、とくしゃみが零れ出た。天気は良くても、現在の気温はマイナス二度。テラスに出るにあたってかなり着こんでいるものの、やっぱり寒い。
「あんまり長く外に出てると風邪引いちゃうかな。寒いしちょっとだけ見て、中入ろっか。程々にしてあったまろ」
手袋を着けた昴の手が横から伸びてきて、右頬にそっと触れた。そのままゆっくりと顔が近づき口づけられる。触れた昴の口唇も冷えていたけれど、体温を分け合うようにじわりと温まっていく。
「そうだね。たくさん遊んで疲れたし、しばらく見たら、温かくして一緒に寝よう」
「うん。もう足腰重たい感じするー。明日絶対筋肉痛だよ」
「昴、たくさん滑ってたもんね。僕も足が重たい。お互い運動不足気味だし、もっと運動した方がいいかもな」
くつくつ笑って喋る度に吐息が白く揺れ、すぐさま夜気に溶けていく。空気は凍てつくほど冷たいのに、不思議と心地よい。昴が隣に居ると、寒い夜も温かく感じてくる。
「じゃあ、このあと一緒に出来る運動しちゃう?」
「そういう発言、おじさんっぽいよ。イケメン若手天才ピアニスト日向昴のイメージを崩さないように、配信とかでは気を付けた方がいい」
「りっちゃんにしか言わないから大丈夫だもーん」
呆れた声で返したけれど、悪戯っぽく返されて思わず「ふはっ!」と吹き出した。昴が笑いながら身を寄せてくる。互いの肩が触れ、厚手のコート越しにも体温が伝わった。ちゅ、ちゅ、と軽く口づけられる。
「こーら、星観るんだろ。天体観測したいって言ったのは昴じゃないか」
「そうでした。じゃ、手だけ繋いで、のんびり星空観察しよう」
手袋を着けた手を差し出され、きゅっと握った。そうすればぎゅっと握り返されて、一瞬沈黙が落ちる。
遠くで風が梢を鳴らしていて、テラスの下では、宿の湯気が薄く立ち上っていた。見上げた夜空には冬の星座たちがあちこち散らばって、まるで世界のすべてが光で満たされているように見える。
「じゃあ、りっちゃんにクイズです。プレアデスはどこでしょーか」
「そんなの簡単。何度探してきたと思ってるんだ」
少し得意げに笑って、握った昴の手を軽く持ち上げた。視線を夜空に巡らせながら、昴の指先を導くように動かす。
「まず、あれ。あそこが真っすぐ並んでるオリオンの三つ星だろ」
「はいはい、ベルトのとこね」
「そう。で、その延長線をずっと右上に辿っていけば――アルデバラン。ここまで見つけたらもうすぐそこだね。右上に視線を動かせば……ほら、見つけた。昴だ」
指先を繋いだまま、遥か彼方のプレアデスを同時に眺める。澄んで真っ暗な今宵の空では、おぼろげに七つの星が見えた。
「流石りっちゃん、大正解。すぐに見つけてくれるね」
「そうだよ。どこに昴が居たって、すぐ見つけられる自信がある。この十二年、ずっと見てきたからね」
「それは星の昴じゃなくて、僕の方じゃない?」
「そっか、初めて星の昴を一緒に探したのは……僕が大学一年の一月だから、ちょうど十一年前か」
星の昴を眺めながら、懐かしさに目を細めた。その瞬間、視界の端を光が走る。
「あ、流れ星」
二人分の声がぴたりと重なった。顔を見合わせ、くくっと喉を鳴らして笑い合う。
「今日は前回来た時と違って流星群の日じゃないのに、ラッキーだね」
「うん。りっちゃん、お願いごと出来た?」
「出来なかった。流れ星って、一瞬で消えちゃうよね。でも、昴に叶えられるようなことだったら、流れ星じゃなくて昴にお願いして良いんだろ? あの約束って、まだ有効?」
隣に座る昴に向け、小首を傾げて問い掛ける。
「勿論。りっちゃんのお願いごとなら、なんだって聞いてあげちゃう。別れたい、以外なら全部オッケー。どんなお願いごと?」
昴は両手を頭上で重ねて腕で大きな丸を作り、別れたい、の部分では腕でバツ印を作った。大袈裟なジェスチャーに笑ってしまう。
「別れたいなんて言わないよ。昴、ちょっと目瞑って」
「何? キスしてくれるの?」
「あとでキスもしてあげるよ」
昴は小首を傾げながら素直に目を閉じた。自分の手袋と、昴が着けている手袋を外す。コートのポケットに手を突っ込み、中から小箱を取り出した。
箱を開けて昴の左手を取り、中から取り出したそれを昴の薬指にそうっと嵌める。昴が眠っている間にサイズを測っておいたから、ぴったりジャストサイズだ。
「――目、開けていいよ。昴、誕生日おめでとう。これ、僕からの誕生日プレゼント。演奏に邪魔だったら、ネックレスにして着けてもらえたら嬉しい」
昴はぱちぱちと瞬きをして、薬指に光る細い輪に視線を落とした。星明かりを受けた銀の輝きが、昴の指先で小さく瞬いている。
「ほら、僕、駐在になっちゃうし。せっかく恋人になれたのに、春からしばらく離れることになるだろ。だから、これは僕の代わりだよ」
昴に嵌めた指輪を指先ですりっと撫でて、言葉を続ける。
「昔は、ずっと大事な友達として、一緒に星を観たいって言ったけど……最初で最後の生涯の恋人として、これからも、今この瞬間の光を昴と観たい。ちょっと離れちゃうけど、僕のこと待っててね、っていうのが、僕からのお願いごと。昴の誕生日なのに頼みごとするなんて、我儘かな」
「ふっ……あははっ! りっちゃん、ありがとう。すっごく嬉しい。長く一緒に居るからなのかな。僕たち、考えることがそっくりだね」
昴は笑ってそう言うと、自身のコートのポケットに手を突っ込んだ。
「じゃーん」と言ってポケットから取り出されたそれは、どこからどう見ても指輪が入っているであろう『Crescendori』と書かれた小箱だった。昴がそれをパカッと開ければ、案の定銀色に光る指輪が入っていた。呆気に取られ、ぽかんと目が丸くなる。
「なんと、僕からも指輪を用意してました。離れちゃうけど傍に居てねっていう、僕からのお願いごと。ていうか、魔除けね、魔除け。老若男女問わず、悪霊退散。着けても良い?」
「良いよって言う前に、もう着けてるじゃないか」
満面の笑みとともに差し出された指輪は、理月が選んだものより少しだけ細身で、控えめに光を弾いていた。良いよと言う前に左手を取られ、薬指に嵌められる。こちらもサイズはぴったりだ。
「はあー……まさか昴の誕生日なのに、僕が指輪をもらうことになるとは思ってなかったな。たくさんプレゼントもらっちゃったから返さないとって思ったのに、僕、もらってばっかりじゃない? でも、ありがと」
「僕が選んだ指輪をりっちゃんが着けてくれることが、僕にとっての誕生日プレゼントなんだよ。りっちゃんのためっていうか、僕のための指輪。僕だと思って、大事にして」
「ああ、大事にする。僕の指輪も、大事にしてね」
顔を見合わせて笑い合い、満天の星空の下、どちらからともなくそっと口唇を重ねた。
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