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化け物たちとの遭遇編
アリスのお兄ちゃん
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【王都クラウン】
地球に居る有栖がファルバァスを撃破した頃、惑星エリスアにいる方のアリスはヒイロに寄り添っていた
「お兄ちゃん…その、良かったらアタシとお風呂でも行くぅ?」
「そうだなぁ…久しぶりに一緒に入るも良いんだが…今日あれだけの事があって、クラウン城も復旧作業に沢山の人が働いてたけど、再稼働してるのが1つの大浴場では…まだ満員で落ち着けないだろうな…」
「そうだねぇ…残念だねぇ…」
アリスは別に自分自身が「どうしても風呂に入りたい」という訳でもなかったのだが…自分の勘違いで【賢者の石】を発動させて地球に転移してしまい、1ヶ月以上も心配させてしまったから、何かお詫びをしないと申し訳ない気持ちからだった。そんなアリスの気遣いと優しさをヒイロも理解していた
「良かったら、少し外を歩かないか?」
「うん、行くぅ♪」
ヒイロは対ファルバァス戦で、ほぼ戦力外だったので大して疲労は無いが、世界を揺るがすほどの出来事を目の当たりにして異常に興奮していたので、スグに気持ち良く眠る気になれなかった
【城下町の外れ】
ヒイロは城下町の中でもファルバァスとの戦いにあまり巻き込まれなかった、街の外れの方にアリスとやってきていた
「おっ!アリス。アソコを見てみな…」
「んっ?…あ、家が壊されちゃってるねぇ」
「蛇口か水道管が壊れているんだろうな。お湯が出っ放しになっているな。アレを借りないか?足湯になっちゃうけどな」
「うん♪入るぅ!」
平屋の家が半壊していた。そもそも2階建てだったのかも、今となっては分からないほど壊され、お風呂場が剥き出しになっている家があった。2人はソコへ移動した
「ふ~…足湯とは言え、結構リラックス出来るモノだな。…で、どうだった地球という所での暮らしは?辛かったか?」
「んーん。沖田小町さんの弟さんの道場や、優輝さんの家族や、有栖さんのお父さんとか……佐々木さんとか…良くしてくれたから…凄く楽しかったよぉ!」
「そうか。その辺が心配だったからな。楽しく過ごせたのか…それなら良かった!」
アリスはみんなの事を話しながら、佐々木の事だけは言うか?言わないか?迷っていたが…色々あったとは言え世話になったのだから、ヒイロに言わないのは失礼だと思いちゃんと説明した
「そうか…特にその佐々木っていう俺と同じ歳の人が良くしてくれてたか…アリス。言いにくかったら良いんだが…俺と佐々木って人…どっちが……カッコ良いんだ?」
「あはは!なぁにぃソレぇ(笑)…あははは、もちろんヒイロお兄ちゃんの方がカッコ良いに決まって…」
「ガサッ!」その時だった人の居ない茂みの方から、何かが動く音がした?
「何!?誰か居るのか!?」
「気を付けてぇ!この臭い…魔物の臭いだよぉ…植物のような匂いがしてるよぉ…」
「ウギョオォッ!」
「お兄ちゃん、危ないぃ!!」
「ガキイィッ!」
毛むくじゃらの魔物は姿を現すと同時にヒイロを襲ってきた!その攻撃をアリスは自分のソードで受け止める
「あれ?1本しかないや?…あっ!転移する時に短い方を置いてきちゃったぁぁ…」
「オラァ!!」
「ドシンっ!」魔物の身体に体当たりをして吹き飛ばした
「お兄ちゃん、離れて!…はあぁ! アタシが倒す!」
【天破豪塵斬(テンハゴウジンザン)】
「ドッシィィィン!!」
アリスの溜めからの鋭く重い1激が魔物に打ち込まれた!当たった箇所から空気の波紋のようなモノが薄っすらと拡がったように見えた。アリスは臥龍族の必殺剣を使い魔物を倒した!
「おお!イッパツかよ、凄いなアリス!」
「えへへ、沖田道場の師範代から毎日教えてもらってたんだぁ!どう、カッコ良い?」
「あぁ!流石は三姉妹の長女!って感じだな♪」
ヒイロはアリスが喜びそうな言葉を選び、助けてくれた彼女を敢えてベタ褒めした
ドレイクと比べればアリスの【天破豪塵斬(テンハゴウジンザン)】は、パワーこそ段違いに低いのだが…その代わりスピードは早かった
【破壊された空き家】
「誰も居ないようだな」
「お兄ちゃん良いのぉ?人の家に勝手に入っちゃってぇ?」
「まぁ、あんまり良い事じゃないが…どうせ暫くは帰って来れないだろうしな…数時間なら良いだろうぜ。それにしても凄かったな、ありがとう助かったよ」
「えへへ、それ程でもぉ(笑)」
ヒイロはアリスの頭をナデナデして、彼女の奮闘を讃えた
「やっぱりヒイロお兄ちゃんの匂いは…落ち着くなぁ。幸せだなぁ…」
「アリス…」
「んぅ!?」
ヒイロはアリスを抱き締めて、優しくKissをした
「お兄ちゃん良いの?その、カルーアに…悪いんじゃぁ…」
「まぁ、カルーアを1番大事な彼女に!…と言いはしたが…別に一夫多妻制が悪い世の中でも…ないしな。それに2人はとても魅力的だし、まだまだ若いんだから…将来的にどう転ぶかはまだ分からんよな?」
「アタシもお兄ちゃんに甘えて良いの?好きって言って良いのぉ?そばに居て良いのぉ?」
ヒイロは散歩している間、アリスがずっと何かを気にして悩んでいることに気が付いていた。恐らくその原因は地球で世話になった自分(ヒイロ)と歳の近い佐々木のことが原因なのだろう。と目星を付けていたようだ
アリスは向こうで佐々木と付き合ってた事は説明したが、肉体関係になったとまでは言えなかった。それなのに、ヒイロと身体を重ねても良いのか?戸惑っていた
「三姉妹が絶縁する程まで喧嘩しなかったら、望む答えは別の形でも見つかるかもな?その前に…カルーアの俺への気持ちは既に大きいぞ。簡単には割り込めないだろうけどな(笑)」
「えへへ!そんな事言われたら…アタシ、頑張っちゃうよぉ?カルーアよりも虜にしちゃうかもよォ?そうなっても知らないよぉ(笑)」
「望むところだ、ドンと来い!」
ヒイロはアリスにはしばらく生きる糧が必要だと感じていた。それゆえの答えだった
無事に帰って来れたとは言え、生きる希望の無い生活は、惑星間転移を経験したアリスにとって、厳し過ぎる日々になるだろうと予想していた
しかしカルーアが居なければ、アリスが非常に魅力的で可愛らしい女の子なので、1番の好きになりそうだということも分かっていた
……………………
「お兄ちゃぁん!気持ち良いよぉ!」
人気の無い空き家で、若い男女の営みの声が響いた。辺りの人も避難して居なかった。2人は久しぶりに熱く萌えあがった!
「お兄ちゃん、アタシ身体が熱いよぉ…イク!イッちゃうよぉ!…あぁん!はあ…はあ…」
とてつもない獣神との戦いで高揚していた感情は、熱いリビドーに転換されていた。お互いを求め合うことでソレを発散した2人
「お兄ちゃん…凄かったよぉ…」
「はは(笑)何を言ってるんだアリス…誰がイッパツで終わりだって言ったんだ?」
「嬉しい!お兄ちゃん!アリスを…アタシをいっぱい愛してぇ!アタシもお兄ちゃんが大好きなのぉ!」
城下町の人の居ない街外れの空き家の夜。アリスとヒイロの声が夜明け近くまで続いていた
続く
地球に居る有栖がファルバァスを撃破した頃、惑星エリスアにいる方のアリスはヒイロに寄り添っていた
「お兄ちゃん…その、良かったらアタシとお風呂でも行くぅ?」
「そうだなぁ…久しぶりに一緒に入るも良いんだが…今日あれだけの事があって、クラウン城も復旧作業に沢山の人が働いてたけど、再稼働してるのが1つの大浴場では…まだ満員で落ち着けないだろうな…」
「そうだねぇ…残念だねぇ…」
アリスは別に自分自身が「どうしても風呂に入りたい」という訳でもなかったのだが…自分の勘違いで【賢者の石】を発動させて地球に転移してしまい、1ヶ月以上も心配させてしまったから、何かお詫びをしないと申し訳ない気持ちからだった。そんなアリスの気遣いと優しさをヒイロも理解していた
「良かったら、少し外を歩かないか?」
「うん、行くぅ♪」
ヒイロは対ファルバァス戦で、ほぼ戦力外だったので大して疲労は無いが、世界を揺るがすほどの出来事を目の当たりにして異常に興奮していたので、スグに気持ち良く眠る気になれなかった
【城下町の外れ】
ヒイロは城下町の中でもファルバァスとの戦いにあまり巻き込まれなかった、街の外れの方にアリスとやってきていた
「おっ!アリス。アソコを見てみな…」
「んっ?…あ、家が壊されちゃってるねぇ」
「蛇口か水道管が壊れているんだろうな。お湯が出っ放しになっているな。アレを借りないか?足湯になっちゃうけどな」
「うん♪入るぅ!」
平屋の家が半壊していた。そもそも2階建てだったのかも、今となっては分からないほど壊され、お風呂場が剥き出しになっている家があった。2人はソコへ移動した
「ふ~…足湯とは言え、結構リラックス出来るモノだな。…で、どうだった地球という所での暮らしは?辛かったか?」
「んーん。沖田小町さんの弟さんの道場や、優輝さんの家族や、有栖さんのお父さんとか……佐々木さんとか…良くしてくれたから…凄く楽しかったよぉ!」
「そうか。その辺が心配だったからな。楽しく過ごせたのか…それなら良かった!」
アリスはみんなの事を話しながら、佐々木の事だけは言うか?言わないか?迷っていたが…色々あったとは言え世話になったのだから、ヒイロに言わないのは失礼だと思いちゃんと説明した
「そうか…特にその佐々木っていう俺と同じ歳の人が良くしてくれてたか…アリス。言いにくかったら良いんだが…俺と佐々木って人…どっちが……カッコ良いんだ?」
「あはは!なぁにぃソレぇ(笑)…あははは、もちろんヒイロお兄ちゃんの方がカッコ良いに決まって…」
「ガサッ!」その時だった人の居ない茂みの方から、何かが動く音がした?
「何!?誰か居るのか!?」
「気を付けてぇ!この臭い…魔物の臭いだよぉ…植物のような匂いがしてるよぉ…」
「ウギョオォッ!」
「お兄ちゃん、危ないぃ!!」
「ガキイィッ!」
毛むくじゃらの魔物は姿を現すと同時にヒイロを襲ってきた!その攻撃をアリスは自分のソードで受け止める
「あれ?1本しかないや?…あっ!転移する時に短い方を置いてきちゃったぁぁ…」
「オラァ!!」
「ドシンっ!」魔物の身体に体当たりをして吹き飛ばした
「お兄ちゃん、離れて!…はあぁ! アタシが倒す!」
【天破豪塵斬(テンハゴウジンザン)】
「ドッシィィィン!!」
アリスの溜めからの鋭く重い1激が魔物に打ち込まれた!当たった箇所から空気の波紋のようなモノが薄っすらと拡がったように見えた。アリスは臥龍族の必殺剣を使い魔物を倒した!
「おお!イッパツかよ、凄いなアリス!」
「えへへ、沖田道場の師範代から毎日教えてもらってたんだぁ!どう、カッコ良い?」
「あぁ!流石は三姉妹の長女!って感じだな♪」
ヒイロはアリスが喜びそうな言葉を選び、助けてくれた彼女を敢えてベタ褒めした
ドレイクと比べればアリスの【天破豪塵斬(テンハゴウジンザン)】は、パワーこそ段違いに低いのだが…その代わりスピードは早かった
【破壊された空き家】
「誰も居ないようだな」
「お兄ちゃん良いのぉ?人の家に勝手に入っちゃってぇ?」
「まぁ、あんまり良い事じゃないが…どうせ暫くは帰って来れないだろうしな…数時間なら良いだろうぜ。それにしても凄かったな、ありがとう助かったよ」
「えへへ、それ程でもぉ(笑)」
ヒイロはアリスの頭をナデナデして、彼女の奮闘を讃えた
「やっぱりヒイロお兄ちゃんの匂いは…落ち着くなぁ。幸せだなぁ…」
「アリス…」
「んぅ!?」
ヒイロはアリスを抱き締めて、優しくKissをした
「お兄ちゃん良いの?その、カルーアに…悪いんじゃぁ…」
「まぁ、カルーアを1番大事な彼女に!…と言いはしたが…別に一夫多妻制が悪い世の中でも…ないしな。それに2人はとても魅力的だし、まだまだ若いんだから…将来的にどう転ぶかはまだ分からんよな?」
「アタシもお兄ちゃんに甘えて良いの?好きって言って良いのぉ?そばに居て良いのぉ?」
ヒイロは散歩している間、アリスがずっと何かを気にして悩んでいることに気が付いていた。恐らくその原因は地球で世話になった自分(ヒイロ)と歳の近い佐々木のことが原因なのだろう。と目星を付けていたようだ
アリスは向こうで佐々木と付き合ってた事は説明したが、肉体関係になったとまでは言えなかった。それなのに、ヒイロと身体を重ねても良いのか?戸惑っていた
「三姉妹が絶縁する程まで喧嘩しなかったら、望む答えは別の形でも見つかるかもな?その前に…カルーアの俺への気持ちは既に大きいぞ。簡単には割り込めないだろうけどな(笑)」
「えへへ!そんな事言われたら…アタシ、頑張っちゃうよぉ?カルーアよりも虜にしちゃうかもよォ?そうなっても知らないよぉ(笑)」
「望むところだ、ドンと来い!」
ヒイロはアリスにはしばらく生きる糧が必要だと感じていた。それゆえの答えだった
無事に帰って来れたとは言え、生きる希望の無い生活は、惑星間転移を経験したアリスにとって、厳し過ぎる日々になるだろうと予想していた
しかしカルーアが居なければ、アリスが非常に魅力的で可愛らしい女の子なので、1番の好きになりそうだということも分かっていた
……………………
「お兄ちゃぁん!気持ち良いよぉ!」
人気の無い空き家で、若い男女の営みの声が響いた。辺りの人も避難して居なかった。2人は久しぶりに熱く萌えあがった!
「お兄ちゃん、アタシ身体が熱いよぉ…イク!イッちゃうよぉ!…あぁん!はあ…はあ…」
とてつもない獣神との戦いで高揚していた感情は、熱いリビドーに転換されていた。お互いを求め合うことでソレを発散した2人
「お兄ちゃん…凄かったよぉ…」
「はは(笑)何を言ってるんだアリス…誰がイッパツで終わりだって言ったんだ?」
「嬉しい!お兄ちゃん!アリスを…アタシをいっぱい愛してぇ!アタシもお兄ちゃんが大好きなのぉ!」
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続く
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