ようこそ幼い嫁候補たち ②

龍之介21時

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化け物たちとの遭遇編

奥の手は…アリスのパンツ

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【一軒家の屋外】
絶体絶命の危機を迎えている三姉妹とエリエス。サーシャを背負う形で戦って、ようやくカルーアの攻撃を凌げるアリスは、体力、精神力の消耗が激しい

メイジリッチーに関しては、能力がほとんど判明していない上に全くの無傷である。ソレを何とか攻略しないとイケないエリエス
更に回復中のメイジゴーストまで居る

「ハッキリ言って…大ピンチですの…」
(このままではいずれサーシャ達は全滅してしまいますの……どうしたら良いですの?あぁ、カルーアお姉様……お風呂場が最後の機会だったのなら、お姉様に激しい悪戯をしておくべきでしたのっ!)

サーシャはこの期に及んでも、先程カルーアとお風呂場に居た時に何も手出し出来なかった事を心底悔いていたw

「このぉ!えやぁっ!…はぁ…はぁ…カルーアったら、いつの間にこんだけ魔力量…増えたのよぉ!」

消耗が激しいアリスに対して、まだまだ魔法量に余裕が伺えるカルーア。サーシャを背負って神経を削って戦っているアリスは、全身がベトベトになるほど汗をかいていた

「クンクン…はあぁ…アリスお姉様の汗の匂い…なんて香ばしいんですの!」

「ふえぇ!ナニ言ってるのぉサーシャ?今はそれどころじゃないよぉ!」

背中から汗の匂いを嗅がれた上に、歓喜のあまり興奮しているサーシャに戸惑うアリス

「おっとっと、喜んでいる場合ではなかったですの。この状況を何とかしないと…でも、何とかならないのなら…先程カルーアお姉様をグチョグチョに可愛がっておきたかったですの!」

「もぉ!サーシャってばナニ言ってるのよぉ!しっかりしてぇ!」

「はっ!?そうでしたの(汗)…ん!この瓶は?」

アリスの背中で激しく揺れているサーシャは、スカートのポケットの中に異物を感じた

(これは!…今夜、カルーアお姉様をお布団で眠らせて悪戯の限りを尽くそうと用意しておいた超強力睡眠薬ですの!……これを使えばもしかしたら…)


「【雷光暴龍(ジャムルテスラ)】!!」

サーシャがそんな事を考えていると、カルーアが雷撃系の上級魔法を打ち込んできた

「こんなに沢山!?防げないよぉ!」
「マズイですの!エリスア様!サーシャ達を護る盾を与えてくださいなのっ!」

カルーアが放った大量の雷撃に囲まれるアリスとサーシャ

「うきゃうっ!」
「あぁぁぁん!」

サーシャは咄嗟に結界を張ったが、強力な多数の雷撃を防ぎきれず吹き飛ばされる2人

「はぁ…はぁ…大丈夫ぅ、サーシャぁぁ…」

サーシャの心配をするアリスだが、彼女の背中に居たサーシャは軽傷で済んだが、むしろアリスの方がダメージを受け服もボロボロに破れていた

「サーシャの方は、大丈夫ですの……ん!?これは?……」

必死に起き上がるサーシャが思わず手に掴んでいた物ソレは…たった今までアリスが履いていた彼女のパンツだった

「ふぇっ!?サーシャ、それアタシのパンツだよぉ!何で持ってるのぉ!?」

片側のゴムの部分が魔法攻撃を受けた時に切れ、脱げてしまったパンツが妹サーシャの手に握られていた

「汗で湿ったお姉様のパンツと超強力睡眠薬…これは?……ピコーンっ!!良い事を思いついたですの!」
 

サーシャはこの現状を打破する策を何やら思いついた様だ。背後からアリスに耳打ちする

「えぇ!う、上手くイクかなぁ?」

何やらサーシャから作戦を話されているアリスは戸惑っている
「むぅ…分かったぁ!」
しかし、他に良い手も浮かばないアリスはサーシャの作戦に乗った

「うあぁぁ!」

咆哮しながらカルーア目掛けて疾走するアリス

「相打ち覚悟かい!?」

突っ込んで来るアリスに雷撃を連射するカルーア

「wryyyyyyyyyy!!」

獣人(ヴォィド)化のチカラを振り絞り、雷撃を迎撃しながら突き進むアリス

「闇を照らす灯りを与えたまへ!」

その時サーシャが、アリスの頭上で手をかざし強烈に眩しい光を放った!

「うあっ!?目が…目がぁっ!?」

目眩しを喰らって視界を一瞬封じられたカルーア

「今だっ!」

アリスは左手に持っている方のソードを氷結(アイスクル)のチカラで凍らせ、ふた周りほど太く大きくした

「カルーア、避けてぇ!」

そう言って凍らせたソードをカルーアの頭部目掛けて投げた!

「くぅ!」

深くしゃがむ事でアリスのソードをやり過ごしたカルーア

「今ですの!アリスお姉様、飛んでなのですっ!」

しゃがんだカルーアの上を飛び越えるアリス

「カルーアお姉様!……愛してますのっ!!」

カルーアを飛び越える際に身体を大きく仰け反らせ、背面越しにカルーアの顔面にアリスのパンツを履かせたサーシャ

「スタッ!」

カルーアを飛び越したアリスは、ちょうどエリエスの目の前に着地した

「んなっ!?アリスお姉様ったら…の、ノーパン!?お姉様の大切な所がモロにぃ!?」
 

今のアリスは、スカートの下に何も履いていない。そんな状態で大ジャンブしてエリエスの目の前に、スカートを大きくなびかせて着地した

「( ゚∀゚):∵グハッ!!凄いモノを見てしまいましたわ!!」

生まれたままのアリスの下半身を、目の前でモロ見したエリエスは興奮のあまり鼻血を噴いた!

「こ、これは?姉さんの…パンツ……あっ!?」
「バタッ!」
超強力睡眠薬を塗られたアリスのパンツは、大量の汗が染み込んでいて、睡眠薬を湿らせた大きいガーゼの役割を果たし、カルーアを夢の中へと誘(いざな)った!

「なんですとっ!?…その様な破廉恥な方法でエルフ娘を眠らせるとはっ!」

流石のメイジリッチーも、サーシャのエロのテクニックに驚きを隠せなかった!

「と、ともかくこれで…貴方を倒せば私たちの勝ちですわ!」

滴る鼻血を腕の外側で押さえながら、エリエスはメイジリッチーと向き合うのだった!



続く
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