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化け物たちとの遭遇編
観覧車 大開脚
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【自然公園】
「こんばんわ。宿屋をご利用のお客様ですか?自分は宿屋と自然公園の警護をしているBランク冒険者のドリアンです」
オレンジさんに言われた通り自然公園に来ると、巡回警護をしているイカつい男と出会って話し掛けられたカルーアとヒイロ
「ご苦労様です。鍛冶屋をしてますヒイロ・アルバートと…」
「( *¯ ꒳¯*)エッヘン♪その本妻でエルフのカルーア・アルバートです」
よほど2人だけの外泊デートが楽しいのか?普段のカルーアは、まだまだ街の人にもフレンドリーな態度になりきれないのだが…今日は初対面の人にも楽しく会話している。そんな彼女の姿を見てヒイロも嬉しそうだ
(カルーア本当に楽しんでるな。こんなにハキハキと初対面の人に話してる姿は初めて見るな)
話の流れから急遽決まったカルーアとの2泊3日の外泊デートだったが、予想以上に彼女が喜んでくれているので連れてきて良かった。と思うヒイロ
「ヒイロさんは覚えてないかも知れませんが…俺の武器防具を、何度もお安く修理して頂き有難うございます!お礼と言ってはなんですが…
この自然公園のパンフレットです。今日は閉園まで残り2時間を切ってますが、これを見て少しでも楽しんでください。俺はいったん宿屋に戻ります。20時前には戻りますが、ご自由にお楽しみください」
そう言うとドリアンは宿屋ミソノに戻って行った。宿屋の方から美味しそうな匂いが漂ってきた
「あーそうか!今からあの3人は一緒に晩ご飯を食べるんだろうな」
「それで嬉しそうな顔で戻って行ったんだね。ところでヒイロ、そのパンフレット一緒に見ようよ。どれどれ…」
2人で自然公園のパンフレットを眺める
アルバート工房は街の西エリアの端の人の少ない場所にあるので、土地代が安いからかなりの敷地を有している。それに対してこの自然公園は、工房の敷地の約5倍の広さを誇っていた
「見てよヒイロ。中央の池でボートに乗れるらしいよ!楽しそうじゃない?」
カップルで湖に浮かぶボートに乗るのは、デートの定番とも言えるのだが…
「確かに楽しそうだが…夏場は19時まで、それ以外は18時まで!と書かれているぞ」
宿屋に入った時には既に18時だったので、今日はボートでのデートは出来なかった。おそらくドリアンがボート施設を閉じたので、宿屋に戻りあの2人と食事をするのだろう
「ちぇー、面白そうだったのにな……後は…スベリ台とジャングルジムと…観覧車……ねぇヒイロ、観覧車って何だろう。知ってるかい?」
「スベリ台とジャングルジムは知ってるが、観覧車ってのは初めて聞くな」
「じゃあソコに行こうよ。決まりっ♪」
カルーアは笑顔でヒイロの腕を掴み、年相応のはしゃぎようを見せていた。本当に今、凄く楽しんでいるようだ
【大観覧車】
「すみません。どうかしましたか?身体の具合が良くない様に見えますが?」
観覧車とやらが楽しそうに思えて駆け出していたカルーアは、観覧車の近くまで来たとき…目の前に大量の荷物を持ちフラフラ歩く女性を見付けた
「あ、えっと…その私、足の怪我がまだ治りきってなくて…それで…」
「本当だ!結構な怪我をしてるじゃないか!……んっ!?魔法での治療はしてあるね…お姉さんが?」
「は、はい。魔物に襲われてしまい…多少は腕に自信があったので、撃退しようとはしたのですが…何故かいつもより強かったので…」
カルーアとヒイロは、かなりの荷物を運ぶ女性を心配しているが彼女は……魔人ランドルフの部下【レキシントン】だ
2人とは初対面だったし、ランドルフとは違い彼女の見た目は、かなり人に近いので街の冒険者を装って誤魔化そうとしていた
「とにかく、その足でその荷物量を1人で運ぶのは無理がありますよ。手伝いましょう…遠慮は要りませんよ…鍛冶屋を営んでますのでチカラには自信ありますから!そうだ!カルーア。回復薬がまだあったろ?彼女に1本あげてくれ」
「やれやれ、ヒイロは本当にお人好しだね。はい、お姉さん。ヒイロの奢りだよ」
「あの、本当に有難うございます!」
(いくら私が人の血が濃く魔獣族だと見分けが付かないにしても…治安の悪い今の時代に、こんなに優しい男が居るなんて……ヒイロか…良い男ね…)
聖騎士勇者隊と戦ったレキシントンとは知らずに、彼女が言う仲間との待ち合わせ場所まで荷物を運んであげたヒイロ
「助かりました。私は連れが来るまで待ちますので、この御恩はいつか必ず…」
「いえいえ、困ったときはお互い様ですよ」
笑顔で助けた女性に手を振り自然公園へと戻るヒイロとカルーア
【自然公園の観覧車前】
「時間は19時を回ったところか?閉園まで時間があと少しになってしまったけど…どうするカルーア?」
20時にはドリアンが閉園作業に戻って来ると言っていたので、残り時間は50分程度になっていた
「うーん、そうだね~……そこの観覧車っていうのに一緒に乗ってくれるかい?」
「なになに…STARTボタンを押して5秒後にゴンドラが回転を始めます。高い位置から見る街の景色をお楽しみください…1周に約15分か…良いな。乗るか!」
扉を開け、先にカルーアを乗せてからSTARTボタンを押してヒイロも乗り込んだ。扉のロックを掛ける頃、観覧車はゆっくり回転を始めた
「……もう日が沈むね…」
「済まなかったなカルーア…」
「ん?何がだい?」
「最後の最後に人助けしたから、せっかくの楽しい時間を減らしてしまっただろ?」
「何だ…そんな事か。良いんだよ、ヒイロは素敵な男だって再確認できたんだからさ」
そう言うと、向かい合って座っていたカルーアは席を立ち、ヒイロの横に座ると首を傾け頬を彼の胸元に預けた
「カルーア、本当に良い女だな…ちょっと子供っぽい口調の時もあるけどな(笑)」
「もう!せっかく良い雰囲気なんだから、そんな事を言わないでよ!」
胸元のカルーアの顔が、少し怒った顔でヒイロを見上げていた。顔の下にあるカルーアの超ロングの髪の毛から森林の匂いに混じった、彼女の若い甘ったるい匂いがヒイロの鼻腔を刺激した
「カルーア…好きだ!愛してる!」
彼女の可愛らしさを再認識したヒイロは、正面からカルーアを抱きしめた
「ちょっと、誰かに見られたどうするのさ?」
「最近の街の人は、魔物を警戒して日が沈む前には帰宅してるだろ?街のハズレの自然公園に来る人なんて居ないさ」
「そりゃそうだけど…さっき1人会ったばかりじゃないか…んぅ!?」
ヒイロは、外での抱擁に照れるカルーアを不意に抱き寄せKissをした。その途端、抵抗を止めたカルーア
「もう!ヒイロはいつも、そういう事を不意にしてくるよね…バカ…」
ゴンドラは地上から5メートル以上、上空に上がっていた
(この高さなら誰にも気付かれないな)
そう考えたヒイロはカルーアの服の中に手を入れる
「ちょっとヒイロ!?外なんだよ!?」
「この時間にこの場所で、この高さなら誰にも見られないさ」
「だ、だけどさ……うあっ!?」
ヒイロは観覧車の中で、体重の軽いカルーアを「ヒョイ」と持ち上げると自分の上に乗せた。そして左右の手でカルーアの左右の足を開かせる!
「こ、こんな場所でしちゃうのかい?…そんなに時間は無いんだよ!?」
「とりあえずココで1回させてくれ!続きは宿まで我慢するから、カルーアが可愛すぎて、もう我慢が出来ないんだ!」
「そ、そんな………もう…ヒイロは仕方ないんだから……」
可愛い!と言われ流されるカルーア
ヒイロは開かれた彼女のスカートの中に手を入れ、中にある布を擦り始めた
「んっ!あはぁ……あぁっ!」
誰かに見られるかも知れない?という不安はあるが、誰も居ない公園の上空に上がっている観覧車の中で迫られ、抵抗するのを止めたカルーア
続く
「こんばんわ。宿屋をご利用のお客様ですか?自分は宿屋と自然公園の警護をしているBランク冒険者のドリアンです」
オレンジさんに言われた通り自然公園に来ると、巡回警護をしているイカつい男と出会って話し掛けられたカルーアとヒイロ
「ご苦労様です。鍛冶屋をしてますヒイロ・アルバートと…」
「( *¯ ꒳¯*)エッヘン♪その本妻でエルフのカルーア・アルバートです」
よほど2人だけの外泊デートが楽しいのか?普段のカルーアは、まだまだ街の人にもフレンドリーな態度になりきれないのだが…今日は初対面の人にも楽しく会話している。そんな彼女の姿を見てヒイロも嬉しそうだ
(カルーア本当に楽しんでるな。こんなにハキハキと初対面の人に話してる姿は初めて見るな)
話の流れから急遽決まったカルーアとの2泊3日の外泊デートだったが、予想以上に彼女が喜んでくれているので連れてきて良かった。と思うヒイロ
「ヒイロさんは覚えてないかも知れませんが…俺の武器防具を、何度もお安く修理して頂き有難うございます!お礼と言ってはなんですが…
この自然公園のパンフレットです。今日は閉園まで残り2時間を切ってますが、これを見て少しでも楽しんでください。俺はいったん宿屋に戻ります。20時前には戻りますが、ご自由にお楽しみください」
そう言うとドリアンは宿屋ミソノに戻って行った。宿屋の方から美味しそうな匂いが漂ってきた
「あーそうか!今からあの3人は一緒に晩ご飯を食べるんだろうな」
「それで嬉しそうな顔で戻って行ったんだね。ところでヒイロ、そのパンフレット一緒に見ようよ。どれどれ…」
2人で自然公園のパンフレットを眺める
アルバート工房は街の西エリアの端の人の少ない場所にあるので、土地代が安いからかなりの敷地を有している。それに対してこの自然公園は、工房の敷地の約5倍の広さを誇っていた
「見てよヒイロ。中央の池でボートに乗れるらしいよ!楽しそうじゃない?」
カップルで湖に浮かぶボートに乗るのは、デートの定番とも言えるのだが…
「確かに楽しそうだが…夏場は19時まで、それ以外は18時まで!と書かれているぞ」
宿屋に入った時には既に18時だったので、今日はボートでのデートは出来なかった。おそらくドリアンがボート施設を閉じたので、宿屋に戻りあの2人と食事をするのだろう
「ちぇー、面白そうだったのにな……後は…スベリ台とジャングルジムと…観覧車……ねぇヒイロ、観覧車って何だろう。知ってるかい?」
「スベリ台とジャングルジムは知ってるが、観覧車ってのは初めて聞くな」
「じゃあソコに行こうよ。決まりっ♪」
カルーアは笑顔でヒイロの腕を掴み、年相応のはしゃぎようを見せていた。本当に今、凄く楽しんでいるようだ
【大観覧車】
「すみません。どうかしましたか?身体の具合が良くない様に見えますが?」
観覧車とやらが楽しそうに思えて駆け出していたカルーアは、観覧車の近くまで来たとき…目の前に大量の荷物を持ちフラフラ歩く女性を見付けた
「あ、えっと…その私、足の怪我がまだ治りきってなくて…それで…」
「本当だ!結構な怪我をしてるじゃないか!……んっ!?魔法での治療はしてあるね…お姉さんが?」
「は、はい。魔物に襲われてしまい…多少は腕に自信があったので、撃退しようとはしたのですが…何故かいつもより強かったので…」
カルーアとヒイロは、かなりの荷物を運ぶ女性を心配しているが彼女は……魔人ランドルフの部下【レキシントン】だ
2人とは初対面だったし、ランドルフとは違い彼女の見た目は、かなり人に近いので街の冒険者を装って誤魔化そうとしていた
「とにかく、その足でその荷物量を1人で運ぶのは無理がありますよ。手伝いましょう…遠慮は要りませんよ…鍛冶屋を営んでますのでチカラには自信ありますから!そうだ!カルーア。回復薬がまだあったろ?彼女に1本あげてくれ」
「やれやれ、ヒイロは本当にお人好しだね。はい、お姉さん。ヒイロの奢りだよ」
「あの、本当に有難うございます!」
(いくら私が人の血が濃く魔獣族だと見分けが付かないにしても…治安の悪い今の時代に、こんなに優しい男が居るなんて……ヒイロか…良い男ね…)
聖騎士勇者隊と戦ったレキシントンとは知らずに、彼女が言う仲間との待ち合わせ場所まで荷物を運んであげたヒイロ
「助かりました。私は連れが来るまで待ちますので、この御恩はいつか必ず…」
「いえいえ、困ったときはお互い様ですよ」
笑顔で助けた女性に手を振り自然公園へと戻るヒイロとカルーア
【自然公園の観覧車前】
「時間は19時を回ったところか?閉園まで時間があと少しになってしまったけど…どうするカルーア?」
20時にはドリアンが閉園作業に戻って来ると言っていたので、残り時間は50分程度になっていた
「うーん、そうだね~……そこの観覧車っていうのに一緒に乗ってくれるかい?」
「なになに…STARTボタンを押して5秒後にゴンドラが回転を始めます。高い位置から見る街の景色をお楽しみください…1周に約15分か…良いな。乗るか!」
扉を開け、先にカルーアを乗せてからSTARTボタンを押してヒイロも乗り込んだ。扉のロックを掛ける頃、観覧車はゆっくり回転を始めた
「……もう日が沈むね…」
「済まなかったなカルーア…」
「ん?何がだい?」
「最後の最後に人助けしたから、せっかくの楽しい時間を減らしてしまっただろ?」
「何だ…そんな事か。良いんだよ、ヒイロは素敵な男だって再確認できたんだからさ」
そう言うと、向かい合って座っていたカルーアは席を立ち、ヒイロの横に座ると首を傾け頬を彼の胸元に預けた
「カルーア、本当に良い女だな…ちょっと子供っぽい口調の時もあるけどな(笑)」
「もう!せっかく良い雰囲気なんだから、そんな事を言わないでよ!」
胸元のカルーアの顔が、少し怒った顔でヒイロを見上げていた。顔の下にあるカルーアの超ロングの髪の毛から森林の匂いに混じった、彼女の若い甘ったるい匂いがヒイロの鼻腔を刺激した
「カルーア…好きだ!愛してる!」
彼女の可愛らしさを再認識したヒイロは、正面からカルーアを抱きしめた
「ちょっと、誰かに見られたどうするのさ?」
「最近の街の人は、魔物を警戒して日が沈む前には帰宅してるだろ?街のハズレの自然公園に来る人なんて居ないさ」
「そりゃそうだけど…さっき1人会ったばかりじゃないか…んぅ!?」
ヒイロは、外での抱擁に照れるカルーアを不意に抱き寄せKissをした。その途端、抵抗を止めたカルーア
「もう!ヒイロはいつも、そういう事を不意にしてくるよね…バカ…」
ゴンドラは地上から5メートル以上、上空に上がっていた
(この高さなら誰にも気付かれないな)
そう考えたヒイロはカルーアの服の中に手を入れる
「ちょっとヒイロ!?外なんだよ!?」
「この時間にこの場所で、この高さなら誰にも見られないさ」
「だ、だけどさ……うあっ!?」
ヒイロは観覧車の中で、体重の軽いカルーアを「ヒョイ」と持ち上げると自分の上に乗せた。そして左右の手でカルーアの左右の足を開かせる!
「こ、こんな場所でしちゃうのかい?…そんなに時間は無いんだよ!?」
「とりあえずココで1回させてくれ!続きは宿まで我慢するから、カルーアが可愛すぎて、もう我慢が出来ないんだ!」
「そ、そんな………もう…ヒイロは仕方ないんだから……」
可愛い!と言われ流されるカルーア
ヒイロは開かれた彼女のスカートの中に手を入れ、中にある布を擦り始めた
「んっ!あはぁ……あぁっ!」
誰かに見られるかも知れない?という不安はあるが、誰も居ない公園の上空に上がっている観覧車の中で迫られ、抵抗するのを止めたカルーア
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