ようこそ幼い嫁候補たち ②

龍之介21時

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化け物たちとの遭遇編

妥協の代償

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【宿屋ミソノ2階】
「なんで分かってくれないのさ!」
「お前こそ、俺の気持ち分かってねーだろ!」

約半年前に出会ってから、初めての2人だけの外泊デートに期待を膨らませて出掛けてきたはずが、カルーア達に立ち塞がる猛者を撃破したい!という考えがヒイロとの衝突を生んでしまった

「言わない様にしてきたが…今までお前たちが危険なクエストから傷だらけで帰ってきた時、何度「冒険者を辞めてくれ!」って言いたい言葉を飲み込んできたと思うんだ!」

どうしても理解して欲しくてカルーアの肩を掴み、熱く語るヒイロだが…

「分かってないのはヒイロの方だよ!こんな時代なんだよ!わたしたち三姉妹は、ヒイロの稼ぎだけでも生きていけるだろうさ。でも!普通は死ぬまで平和に暮らしていくのが、どれほど厳しい世の中なのか知ってるだろ?わたしは立ち塞がる者たちを乗り越えて、ヒイロと最後まで居たいんだよ!」

ヒイロの手を振り解き、ここだけは引けない!と熱く言い返すカルーア
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それから30分ほど2人の言い合いは続いたのだが…

「はぁはぁ…分かったよカルーア。お前の意思は固いようだ…お前の意志を尊重しよう」

「はぁはぁ…良いのかいヒイロ?」

「まぁな…俺は鍛冶師だ。俺の理想よりも客の意志を尊重して修理や改良をする。出来ればコレに関しては譲りたくなかったんだがな…」

鍛冶師として修理や改良をする時も常にヒイロなりの考えは持っているのだが…客が違う意見を示せばソレを尊重するのが彼の仕事だ
とは言え、今回ばかりは絶対に折れたくなかったのだが…カルーアの強過ぎる信念に根負けしたようだ

「本当に…本当に良いんだね?」

「んー~最後にひとつだけお前の覚悟を魅せて欲しい。今から言うことをやれるなら、お前の意思は本物だと認め2度と反対はしない…それでどうだ?」

「ありがとうヒイロ!分かったよ。で、ヒイロの要望は何だい?わたしの本気を魅せるよ!」

……………………………………………

「ね、ねぇヒイロ…コレはいったいどういう事なんだい?説明してよ…」

ヒイロがカルーアに要求した事。それは…彼女の手を後ろで縛り、何も見えないように目隠ししてのエッチな行為を要求した

「嘘でしょ!?こんな姿のままエッチするのかい?流石に恥ずかし過ぎて耐えられないんだけど…」

「ほー……お前の揺るがない意志とは、その程度で揺らぐモノだったのか?じゃあ、さっきの約束は……」

「わ、分かったよ!……やるよ、相手するから!ヒイロがしたい事を受け止めるから!で、でも…お願いだから酷い事はしないでよ?」

「ソレはお前の態度次第だなっ!俺が果てるより先に気絶しなかったら!が条件だ」

「そ、そんな!?」

どうやらヒイロは、絶対に折れたくなかった考えを捻じ曲げるために、カルーアが普通なら受け入れてくれないだろうマニアックなエッチぃ行為を望んだようだ



【宿屋ミソノ1階】
「ほほぅ、コハラコちゃんって吸血姫の子供と2人纏(まと)めて、あの時のヨシュア君が稽古してくれたのか…」

「あの男の子、遠くから見ていても普通じゃない覇気を放ってたピョン!」

「そうだよね~。離れた位置だったけど、ブラックドラゴン相手に退かずに戦うなんて並外れた戦士でも無理だろうね~」

カナタンを稽古してくれたヨシュア。彼の戦いを古代遺跡内部で見たことがある彼らは、彼の異常過ぎる強さを思い出していた

「そうだね…アルバート工房って強い人が多過ぎて…まるで世界随一の秘密結社!みたいなメンツだったよ」

アルバート工房でヨシュアから訓練を受けていた時の話を、カナタンから聞いているマリリンとペコラン

「あの1家と親しくなれたら、もっと私たちの可能性も広がる気がするピョン!」

「そうだねぇ……ん?なぁんかさ2階の部屋、少しうるさくないか?」

「むふふ!若いカップルがハネムーン旅行ででも来てるんじゃない?どれ、ちょっと覗きに行ってみようかね♪」

「やめろマリリン!この宿屋も出入り禁止にされたら、どうするつもりピョン!!もう、この街の宿屋で私らを泊めてくれる宿はココしかないピョンよ!」

2階での大きめな音を、エッチな行為のギシギシ音だと決めつけ覗きを働こうとするマリリンを、必死に止めるペコランとカナタンだった



【宿屋ミソノ2階】
「あっ!あん、あん!…はぁ…はぁ…ちょっとヒイロ。んっ…流石にこんな格好は恥ずかし過ぎるよ…ねぇ、手を解いてよ…」

「バカ言うな!魔人や獣神クラスとの戦闘になったら、この程度のハンデや負傷なんか何度でも起こり得るだろ?この程度の事で音を上げるのか!?」

「それと、これとは全然…関係ないと思うけ…ひゃあん!さ、3本も入れたら…き、キツイよ…」
 

後ろ手縛りと目隠しされて立たされたまま、全身を好き勝手に触られているカルーアは…手で振り払えず何も見えない恐怖から、いつもの何倍も感度が増しているようだ

「ね、ねぇ…もしかして…後ろの穴に入れる気かい?」

「仕方ないだろ?カルーアの身体は小さいから俺のキカン棒を前に入れたら裂けるんじゃないのか?」

「あ、あのね…サーシャから拡張魔法を教わってたんだ…だから、前の穴に入れてみないかい?」

カルーアも出来れば子供部屋のある穴の方でヒイロのキカン棒を受け入れたい!と思っていたので、以前サーシャに掛けられた局部拡張魔法を密かに習っていたようだ

「で、出来るのか?」

「うん、たぶんね…でも流石に立ったままは厳しいかな?だから、手縛りと目隠しを……」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「うあああっ!ふ、太いよヒイロのキカン棒!あっが!…ふひゅ、はひゅ…無理やり…拡げられて…ソレに目隠しを…ねぇ、ねぇ!」

いくら拡張魔法を掛けたとしても脚を閉じていては狭すぎて厳しいと判断したので、寝かせて脚を開かせようとしたが…仰向けになると縛った手が床と挟まれる
なのでヒイロは手縛りは解いたが…カルーアの覚悟を見る為、目隠しは外してあげなかった

「お前の本気とやらを魅せてみろよ!」

「あぎゅ、ふぎゅ!く、苦しいよー!で、でもヒイロのを前の穴で受け止められて…あはっ!う、嬉しいよー!」

「そうか!なら吐き出してやるからな、小さな身体で受け止めろよ!」

「はっ、は…出るの?出ちゃうのかいヒイロ?…あっ!はああぁっ!!」

ヒイロはカルーアの意見を自分に言い聞かせる代償として、目隠ししたままでのエッチに恥ずかしくて死にそうな顔をしている彼女の中に、ありったけの男汁を吐き出した!



続く
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