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化け物たちとの遭遇編
ご奉仕する奥さんたち
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【ベイ城の翌朝】
朝日が登り太陽がベイ城を明るく照らし始めた頃、夜通し愛し合っていたミクイと優輝が居る露天風呂では…
「…ん…んあっ!?……ちょっと優輝!起きなよ!」
「んー…なんだよミクイ、俺もう限界なんだよ…続きは明日にしてくれ~…」
徳川有栖が与えてくれた貴重な2人の時間を大切に、日が変わるまで合体していたミクイと優輝は、朝まで爆睡していたが朝日の眩しさで目を覚ましたミクイが、優輝を起こそうと揺さぶっている
「バッカ!そうじゃないってーの!優輝は朝8時に有栖さんを起こしに行く約束じゃなかったの?「遅れたらド叱られる!」って言ってたろ?」
「…え?…うおっ!い、今何時だよ?」
既に外は眩しくなっていて、約束まであまり時間は残っていなかったが…まだ少しだけ時間はある
「ほら急いで!…あっ!認識阻害(ハードゥーン)が消えていくよ!約束の時間になっちゃうんだよ!」
「やっべー、遅れたら絶対アイツ怒るぞ!」
有栖が露天風呂に掛けてくれていた認識阻害(ハードゥーン)の効果が消えていく。それは約束の時間になる事を知らせていた
【有栖の部屋で朝食中】
「どう?優輝、美味しい?」
「うんうん、マジでうめーよ!」
急いで有栖の部屋に走り込んで来た優輝だったが…部屋に用意されていたのは…目玉焼きにハンバーグ、そしてお味噌汁といった懐かしい日本の料理の数々だった
「肉料理も用意してあるし、オカワリもあるから遠慮なく食べて良いのよ♪」
「これ、どうしたんだ?まさか有栖が作ってくれたのか?俺の為に…ありがとう!」
「起こしに来い!」という約束だったのだが…来てみれば有栖が作ってくれた日本風の朝食を振る舞われていた
…………………………………………………………………
「ふぃー、食った食った。ご馳走様!まさか有栖が俺の為に日本食を用意してくれてるなんて…ありがとうな有栖!」
「( ´艸`)良き良き。もっと褒め称えるが良いぞ!私をお嫁さんに貰えて良かったね優輝♬」
なんの事はなかった。15歳の時に1人この世界に強制召喚されてから、魔法の修練と戦いの日々に染まっていた彼女の願望、新婚生活を楽しみたい!ソレに付き合わせてもらえたのだ。だが…
「ねぇ優輝…結婚式の後だから、ってベイも3日間の休みをくれた訳じゃん。そのさ…午前中はゆっくりしてさ、午後から新婚旅行に行かない?」
有栖は初々しい新妻のように顔を赤らめ、身体をクネらせながら可愛らしく甘えてきたのだが…
「あっ!?すまない…2時間ほど寝させてくれないか?俺もう…疲れが溜まって…」
「えぇー!貴重な3日間よ、イキナリ寝ちゃうの?もったいないよ?」
有栖は初っ端(ショッパナ)から出鼻をくじかれた形だが、4日前にアレクス城から転移してきて、1日かけて徒歩でベイ城に辿り着いてスグに、第3師団長のロックから稽古を受けてる最中にタイコンデロガ達の襲撃を受け…
翌日の午前中にフランクリンを処断したその午後から結婚式をし、終わってスグに有栖と合体して2発出し…その後スグにミクイと合体して日が変わるまで楽しんだのだ
今朝5時間程度の睡眠ではいかに若い彼でも、それらの疲れが取れるハズもなかった
「頼むよ…いやぁ、モテる男はツライぜ!」
彼の疲労には同情に値するが…その余分なひと言は有栖の神経を逆撫でした!
「ふざけないで!調子に乗んなやっ!」
ミクイの働きと優輝への想いを汲んだとは言え、彼との時間を与えた事を悩んでいた有栖に、そのひと言は禁句と言えた
「私が誰なのか?優輝にはもう1回叩き込む必要があるみたいね!【女神祝福(エリクサー)】!……どう?疲れは取れたでしょ?」
「ちょっと有栖さん?禁呪級の回復魔法を使ってまで、叩き起こして相手させるのかよ?」
「優輝は私の旦那様でしょーが!嫁が他の女とのお楽しみ時間を与えてあげて、更に日本の朝食まで用意したのよ!…是か非でも、そんな愛くるしい嫁を労(ねぎら)わなくてどうすんのよ!良い女2人を続けて楽しんだからって調子に乗ってんじゃないの!?」
有栖はベッドに寝転がった優輝の上に馬乗りなり、【女神祝福(エリクサー)】で強引に回復させると彼の衣服を剥ぎ取りにかかった!
「あーれ~、有栖に襲われちゃうよぉ!」
「変な声出すんじゃない!良いから私の相手をしなさいよっ!」
その後、彼は再び有栖と合体させられ…昨日の午後から合計して8発も頑張らせられる事になってしまった。流石に下半身から、しばらく痛みが引かなかったようだ
【ベイの部屋】
「どうでしょうか貴方様…私(ワタクシ)、有栖様から教えていただいた日本食という物を頑張って作ってみたのですが?」
「うむ!大変美味しいぞ!流石アナンナだな、ナニをさせてと器用にこなすな♪」
「まぁ…有難うございます!時間を掛けて作った甲斐がありましたわ♬」
この城の主(あるじ)であるベイの私室では、有栖の部屋と同じような光景があった。雰囲気はかなり違ったのだが…
小さい頃から戦争孤児だった彼女は、魔法の修行以外の時間の使い道は料理して過ごしていた
「魔法修行はロック兄さん達を助けられましたし、料理は周りの皆さんにも喜んで頂けましたので…私(ワタクシ)の趣味になっていました…ソレが貴方様のお役に立てて嬉しいです♪」
ベイは自分で自分が、己が城の部下から畏怖の念で恐れられているのを知っている。彼も戦争孤児から這い上がった身なので、やむなく厳しくあたっていたのだが…
そんな自分が、こんな幸せな時間を得られる日が来ることなど彼自身、夢にも思っていなかったのだから
………………………………………………………………
「残さず食べて頂けて、私(ワタクシ)も凄く嬉しいですわ。また頑張らせて頂きますね」
「うむ、これから楽しみにさせてもらうぞ!……時にアナンナよ…」
「はい、何でしょうか?貴方様…」
「食欲が満たされたなら次は…お前を味わいたいと思ってだな…」
「まぁ!……あの…はい、私(ワタクシ)の身体で良けれぱ…何時でも貴方様にご提供させていただきます…ですが、お優しくお願いしますね。私の身体は貴方様ほど屈強ではありませんので…」
「分かっている。草花を愛でるように優しくする。と約束するぞ」
アナンナは真っ赤になりながら、ベイに合体の許可を出した。彼も女性経験は昨夜したばかりなので、顔を赤くしながら返事をしていた。有栖達の方とはかなり違った甘い空気が、この部屋を満たしていた
続く
朝日が登り太陽がベイ城を明るく照らし始めた頃、夜通し愛し合っていたミクイと優輝が居る露天風呂では…
「…ん…んあっ!?……ちょっと優輝!起きなよ!」
「んー…なんだよミクイ、俺もう限界なんだよ…続きは明日にしてくれ~…」
徳川有栖が与えてくれた貴重な2人の時間を大切に、日が変わるまで合体していたミクイと優輝は、朝まで爆睡していたが朝日の眩しさで目を覚ましたミクイが、優輝を起こそうと揺さぶっている
「バッカ!そうじゃないってーの!優輝は朝8時に有栖さんを起こしに行く約束じゃなかったの?「遅れたらド叱られる!」って言ってたろ?」
「…え?…うおっ!い、今何時だよ?」
既に外は眩しくなっていて、約束まであまり時間は残っていなかったが…まだ少しだけ時間はある
「ほら急いで!…あっ!認識阻害(ハードゥーン)が消えていくよ!約束の時間になっちゃうんだよ!」
「やっべー、遅れたら絶対アイツ怒るぞ!」
有栖が露天風呂に掛けてくれていた認識阻害(ハードゥーン)の効果が消えていく。それは約束の時間になる事を知らせていた
【有栖の部屋で朝食中】
「どう?優輝、美味しい?」
「うんうん、マジでうめーよ!」
急いで有栖の部屋に走り込んで来た優輝だったが…部屋に用意されていたのは…目玉焼きにハンバーグ、そしてお味噌汁といった懐かしい日本の料理の数々だった
「肉料理も用意してあるし、オカワリもあるから遠慮なく食べて良いのよ♪」
「これ、どうしたんだ?まさか有栖が作ってくれたのか?俺の為に…ありがとう!」
「起こしに来い!」という約束だったのだが…来てみれば有栖が作ってくれた日本風の朝食を振る舞われていた
…………………………………………………………………
「ふぃー、食った食った。ご馳走様!まさか有栖が俺の為に日本食を用意してくれてるなんて…ありがとうな有栖!」
「( ´艸`)良き良き。もっと褒め称えるが良いぞ!私をお嫁さんに貰えて良かったね優輝♬」
なんの事はなかった。15歳の時に1人この世界に強制召喚されてから、魔法の修練と戦いの日々に染まっていた彼女の願望、新婚生活を楽しみたい!ソレに付き合わせてもらえたのだ。だが…
「ねぇ優輝…結婚式の後だから、ってベイも3日間の休みをくれた訳じゃん。そのさ…午前中はゆっくりしてさ、午後から新婚旅行に行かない?」
有栖は初々しい新妻のように顔を赤らめ、身体をクネらせながら可愛らしく甘えてきたのだが…
「あっ!?すまない…2時間ほど寝させてくれないか?俺もう…疲れが溜まって…」
「えぇー!貴重な3日間よ、イキナリ寝ちゃうの?もったいないよ?」
有栖は初っ端(ショッパナ)から出鼻をくじかれた形だが、4日前にアレクス城から転移してきて、1日かけて徒歩でベイ城に辿り着いてスグに、第3師団長のロックから稽古を受けてる最中にタイコンデロガ達の襲撃を受け…
翌日の午前中にフランクリンを処断したその午後から結婚式をし、終わってスグに有栖と合体して2発出し…その後スグにミクイと合体して日が変わるまで楽しんだのだ
今朝5時間程度の睡眠ではいかに若い彼でも、それらの疲れが取れるハズもなかった
「頼むよ…いやぁ、モテる男はツライぜ!」
彼の疲労には同情に値するが…その余分なひと言は有栖の神経を逆撫でした!
「ふざけないで!調子に乗んなやっ!」
ミクイの働きと優輝への想いを汲んだとは言え、彼との時間を与えた事を悩んでいた有栖に、そのひと言は禁句と言えた
「私が誰なのか?優輝にはもう1回叩き込む必要があるみたいね!【女神祝福(エリクサー)】!……どう?疲れは取れたでしょ?」
「ちょっと有栖さん?禁呪級の回復魔法を使ってまで、叩き起こして相手させるのかよ?」
「優輝は私の旦那様でしょーが!嫁が他の女とのお楽しみ時間を与えてあげて、更に日本の朝食まで用意したのよ!…是か非でも、そんな愛くるしい嫁を労(ねぎら)わなくてどうすんのよ!良い女2人を続けて楽しんだからって調子に乗ってんじゃないの!?」
有栖はベッドに寝転がった優輝の上に馬乗りなり、【女神祝福(エリクサー)】で強引に回復させると彼の衣服を剥ぎ取りにかかった!
「あーれ~、有栖に襲われちゃうよぉ!」
「変な声出すんじゃない!良いから私の相手をしなさいよっ!」
その後、彼は再び有栖と合体させられ…昨日の午後から合計して8発も頑張らせられる事になってしまった。流石に下半身から、しばらく痛みが引かなかったようだ
【ベイの部屋】
「どうでしょうか貴方様…私(ワタクシ)、有栖様から教えていただいた日本食という物を頑張って作ってみたのですが?」
「うむ!大変美味しいぞ!流石アナンナだな、ナニをさせてと器用にこなすな♪」
「まぁ…有難うございます!時間を掛けて作った甲斐がありましたわ♬」
この城の主(あるじ)であるベイの私室では、有栖の部屋と同じような光景があった。雰囲気はかなり違ったのだが…
小さい頃から戦争孤児だった彼女は、魔法の修行以外の時間の使い道は料理して過ごしていた
「魔法修行はロック兄さん達を助けられましたし、料理は周りの皆さんにも喜んで頂けましたので…私(ワタクシ)の趣味になっていました…ソレが貴方様のお役に立てて嬉しいです♪」
ベイは自分で自分が、己が城の部下から畏怖の念で恐れられているのを知っている。彼も戦争孤児から這い上がった身なので、やむなく厳しくあたっていたのだが…
そんな自分が、こんな幸せな時間を得られる日が来ることなど彼自身、夢にも思っていなかったのだから
………………………………………………………………
「残さず食べて頂けて、私(ワタクシ)も凄く嬉しいですわ。また頑張らせて頂きますね」
「うむ、これから楽しみにさせてもらうぞ!……時にアナンナよ…」
「はい、何でしょうか?貴方様…」
「食欲が満たされたなら次は…お前を味わいたいと思ってだな…」
「まぁ!……あの…はい、私(ワタクシ)の身体で良けれぱ…何時でも貴方様にご提供させていただきます…ですが、お優しくお願いしますね。私の身体は貴方様ほど屈強ではありませんので…」
「分かっている。草花を愛でるように優しくする。と約束するぞ」
アナンナは真っ赤になりながら、ベイに合体の許可を出した。彼も女性経験は昨夜したばかりなので、顔を赤くしながら返事をしていた。有栖達の方とはかなり違った甘い空気が、この部屋を満たしていた
続く
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