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化け物たちとの遭遇編
答えを探すリキュール
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【エルドラ山脈】
今回はエルダースライムに襲撃された以外は特に戦闘は無く、ハイミスリル鉱石の採掘を無事に終えて帰路に着くアリス達
「ヨシュア様~寝惚けていても~全身を触るのは~もう駄目ですからね~」
「わーってるよ!でも…良い身体してんな…」
「ぶぅー。アリスだっていつかおっきくなるもん!そしたらヨシュアもイチコロだもん!」
どうやらアリスは、ヨシュアがエルデスの身体を触ったのは肉体の発達具合の差によるものだと考えているようだ
「だーかーら、そーじゃねぇつーの!」
帰路では片方の馬にエルデスとヨシュア。もう片方の馬にエリエスとサーシャが乗っている
「はぁぁ…」
「サーシャちゃん…どうかしたのですか?何だかあまり元気が無いように見えますわ」
そう言われてサーシャは前方を見た。アリスを乗せた狼(ハイラ)に徒歩で「キャッ、キャッ!」言いながら併走しているコハラコ
「今なら聞かれないから言いますの…コハラコは可愛くて彼女から【ママ】と呼ばれるのも嬉しいのですけれど…」
「それが、どうかしたのですか?」
「あの子が傍に居ると…アリスお姉様、カルーアお姉様、ヒイロお兄様にエッチぃ事が出来ませんのっ!」
「えーっ!?そりゃ、そうでしょうよ…コハラコちゃんは確か、見た目は10歳ですけど中身は5歳なのですよね?そんな子の前でエッチぃ事はしちゃいけないでしょ?」
「サーシャだって分かってますの…けど、けどぉ!そろそろ我慢の限界ですのっ!」
どうやらサーシャは、コハラコに懐かれ過ぎて家族とエッチぃ事が出来ずに悶えているようだw万が一にもその欲情を幼いコハラコに向ける訳にもイカないし、彼女に見られてる前で誰かにエッチぃ悪戯も出来ないからだ
ともあれ、今回は順調に目的が進んだので、夕方には工房に帰れそうだ
【アルバート工房】
「あの…リキュールさん…身体の調子は…いかが…ですか?」
体調を崩して留守番する事になったリキュールを、夜通し看病していたミル。朝には熱も下がったようで、彼女の顔色もかなり良くなっていた
「ありがとう…ございます…ミルくん…(グギュルルル)あっ!?」
「お腹が…空きましたか?…ナニか…食べやすい物を作って…きますので…少し…お待ちください」
身体が回復したリキュールは、お腹が空いたようだ。彼女の腹の虫を聞いたミルは、お粥と野菜炒めを作りにキッチンに向かった。そんな彼を見送るリキュールに、ひとつの疑問が浮かんでいた
(何でしょう?ミルくんも男の子なのに…ヒイロお兄さんの時のようにはドキドキしないわ…カルーアお姉さんが、ミルくんに恋心を抱いてないからかしら?)
カルーアの肉体データと、カルーアの記憶と魔法知識をコピーしたリキュールだが、同じ男であるヒイロに対してはドキドキするのに、ミルに対してはソレが無い理由が分からなかった
「ガチャ」料理を作り終えたミルが、彼女の休んでいる部屋に戻ってきた
「お粥と…野菜炒めです…残しても構いませんから…食べたい分…食べてください…残った分は…ボクが後から…食べますから…」
そう言ってミルはリキュールが寝ているベッドの脇に、お皿に盛られたお粥と野菜炒めの入った皿を置いた
「有難うございます。いただきますね…」
空腹を満たす為に自分(ミル)が作った料理を食べるリキュールを、ベッドの横で椅子に座り見守るミル
「だいぶ元気になられたみたいで…安心しました…」
「面倒を掛けてしまいました。ごめんなさ……有難うございます♪」
リキュールはヒイロから「人に優しくされた時はゴメンなさい。よりありがとう。の方が相手に気持ちが伝わるよ」と教えられていたのを思い出し言い直した。その時に浮かんだヒイロの顔から、何かを思いついたようだ
(そうだ!彼にもアレをしたらドキドキするかな?)
元々、人見知りなミルはこの家で唯一、出会ってから月日の浅いリキュールに距離を取っていた。その為、彼女の食事が終わりそうなので部屋を出ようとした
「あの!待ってください!」
「はい…何でしょうか……」
「ひとつお願いがあるのですが…」
……………………………………………
「こ、これで良いですか?…はい、あーん…」
「ぱくっ!……モグモグ…」
リキュールは数日前、街で見掛けたカップルが「はい、あーん」をしてるのを見て、ソレを真似てヒイロと同じ事をやり出してから彼の事を意識し始めた事に気が付いた
なら、ミルともやってみれば同じ感情が生まれるのか?ソレが試したくなったのだが…
「うーん…違うわね…この行為が理由ではないのかしら?」
「えっ!?今…何て…言いました?」
リキュールの小声が聞き取れなかったミル
自分を見詰めるミルの顔を見て、また別の理由らしきモノを思い出すリキュール
彼女はベッドの上で上体を起こした
「うわ!な、ナニを…されているん…ですか?」
彼女が布団を退かすと、ネグリジェ姿のリキュールの身体がミルの視界を埋めた。カルーアと瓜二つの若い身体にドキドキするミル
「どうかな?ミルくんから見て…私って魅力あるかな?…そう、カルーアお姉さんみたいに、さ」
「あ、あの!…ボクは、その…サーシャさんが…好きなんです!カルーアさんの…裸を魅せられたら…困ります!」
純情でまだチェリーボーイのミルには、布団の上にネグリジェ姿で【四つん這い姿】をするカルーアの下着姿は、過度な興奮を覚えさせた
「そうなのね…カルーアお姉さんの妹さんが好きなのね!…確かに可愛いし、料理も美味くて天使族だし…好きになっちゃうよね」
リキュールから見ても(アリスもモチロンだが)サーシャが明るくて優しい素敵な少女に見えていたようだ
「でもさミルくん…」
「は、はい…何でしょう?」
「サーシャさんとは合体したの?」
「えぇっ!?ナニをイキナリ?」
ド直球な質問に思わず吹き出したミル
そんな彼の服の裾を掴み、ベッドの上へ引きずり込んだリキュール
「まだ未経験かな?浅い経験なのね…看病してくれたお礼に、リキュールがお相手致しますわ」
「そんな…駄目ですよ…どうしたんですか?一体…」
ミルからすれば突然彼女から、肉体関係を求められる理由が分からない。オドオドしていると…背後から両手のひらで顔を押さえられた
「悪いですけど…私はこのドキドキの気持ちを知りたいんです…ですから、今から私と合体してくれませんか?………そうですか…手荒な真似はしたくないのですけれど……魅了(チャーム)」
「ナニを?うあっ!?」
あくまでもサーシャ以外とそういう関係になる事を拒むミルに対し、男女の恋愛関係への興味を抑えられないリキュール
リキュールは魔法でミルを魅了し、ベッドの上で彼の体に覆いかぶさった。今から始める行為への期待に、思わず顔の筋肉が緩むリキュール。果たして、今からの行為が2人の関係にどんな影響を与えるのか?
続く
【注意】
次回からは新章に移ります
三姉妹たちの拠点であるヘルメスの街から、かなり東方にある国からヒイロを訪ねて来た彼の義父の弟さんに着いていくヒイロ
彼を追い掛けて旅立つ三姉妹
消去の魔女の弟子であるミアナの故郷【マリニウム】その地に伝わるある日本の守り神の伝承
ヒイロを巡り対立するカルーアとリキュール
果たして、壮大な物語の結末は?
今回はエルダースライムに襲撃された以外は特に戦闘は無く、ハイミスリル鉱石の採掘を無事に終えて帰路に着くアリス達
「ヨシュア様~寝惚けていても~全身を触るのは~もう駄目ですからね~」
「わーってるよ!でも…良い身体してんな…」
「ぶぅー。アリスだっていつかおっきくなるもん!そしたらヨシュアもイチコロだもん!」
どうやらアリスは、ヨシュアがエルデスの身体を触ったのは肉体の発達具合の差によるものだと考えているようだ
「だーかーら、そーじゃねぇつーの!」
帰路では片方の馬にエルデスとヨシュア。もう片方の馬にエリエスとサーシャが乗っている
「はぁぁ…」
「サーシャちゃん…どうかしたのですか?何だかあまり元気が無いように見えますわ」
そう言われてサーシャは前方を見た。アリスを乗せた狼(ハイラ)に徒歩で「キャッ、キャッ!」言いながら併走しているコハラコ
「今なら聞かれないから言いますの…コハラコは可愛くて彼女から【ママ】と呼ばれるのも嬉しいのですけれど…」
「それが、どうかしたのですか?」
「あの子が傍に居ると…アリスお姉様、カルーアお姉様、ヒイロお兄様にエッチぃ事が出来ませんのっ!」
「えーっ!?そりゃ、そうでしょうよ…コハラコちゃんは確か、見た目は10歳ですけど中身は5歳なのですよね?そんな子の前でエッチぃ事はしちゃいけないでしょ?」
「サーシャだって分かってますの…けど、けどぉ!そろそろ我慢の限界ですのっ!」
どうやらサーシャは、コハラコに懐かれ過ぎて家族とエッチぃ事が出来ずに悶えているようだw万が一にもその欲情を幼いコハラコに向ける訳にもイカないし、彼女に見られてる前で誰かにエッチぃ悪戯も出来ないからだ
ともあれ、今回は順調に目的が進んだので、夕方には工房に帰れそうだ
【アルバート工房】
「あの…リキュールさん…身体の調子は…いかが…ですか?」
体調を崩して留守番する事になったリキュールを、夜通し看病していたミル。朝には熱も下がったようで、彼女の顔色もかなり良くなっていた
「ありがとう…ございます…ミルくん…(グギュルルル)あっ!?」
「お腹が…空きましたか?…ナニか…食べやすい物を作って…きますので…少し…お待ちください」
身体が回復したリキュールは、お腹が空いたようだ。彼女の腹の虫を聞いたミルは、お粥と野菜炒めを作りにキッチンに向かった。そんな彼を見送るリキュールに、ひとつの疑問が浮かんでいた
(何でしょう?ミルくんも男の子なのに…ヒイロお兄さんの時のようにはドキドキしないわ…カルーアお姉さんが、ミルくんに恋心を抱いてないからかしら?)
カルーアの肉体データと、カルーアの記憶と魔法知識をコピーしたリキュールだが、同じ男であるヒイロに対してはドキドキするのに、ミルに対してはソレが無い理由が分からなかった
「ガチャ」料理を作り終えたミルが、彼女の休んでいる部屋に戻ってきた
「お粥と…野菜炒めです…残しても構いませんから…食べたい分…食べてください…残った分は…ボクが後から…食べますから…」
そう言ってミルはリキュールが寝ているベッドの脇に、お皿に盛られたお粥と野菜炒めの入った皿を置いた
「有難うございます。いただきますね…」
空腹を満たす為に自分(ミル)が作った料理を食べるリキュールを、ベッドの横で椅子に座り見守るミル
「だいぶ元気になられたみたいで…安心しました…」
「面倒を掛けてしまいました。ごめんなさ……有難うございます♪」
リキュールはヒイロから「人に優しくされた時はゴメンなさい。よりありがとう。の方が相手に気持ちが伝わるよ」と教えられていたのを思い出し言い直した。その時に浮かんだヒイロの顔から、何かを思いついたようだ
(そうだ!彼にもアレをしたらドキドキするかな?)
元々、人見知りなミルはこの家で唯一、出会ってから月日の浅いリキュールに距離を取っていた。その為、彼女の食事が終わりそうなので部屋を出ようとした
「あの!待ってください!」
「はい…何でしょうか……」
「ひとつお願いがあるのですが…」
……………………………………………
「こ、これで良いですか?…はい、あーん…」
「ぱくっ!……モグモグ…」
リキュールは数日前、街で見掛けたカップルが「はい、あーん」をしてるのを見て、ソレを真似てヒイロと同じ事をやり出してから彼の事を意識し始めた事に気が付いた
なら、ミルともやってみれば同じ感情が生まれるのか?ソレが試したくなったのだが…
「うーん…違うわね…この行為が理由ではないのかしら?」
「えっ!?今…何て…言いました?」
リキュールの小声が聞き取れなかったミル
自分を見詰めるミルの顔を見て、また別の理由らしきモノを思い出すリキュール
彼女はベッドの上で上体を起こした
「うわ!な、ナニを…されているん…ですか?」
彼女が布団を退かすと、ネグリジェ姿のリキュールの身体がミルの視界を埋めた。カルーアと瓜二つの若い身体にドキドキするミル
「どうかな?ミルくんから見て…私って魅力あるかな?…そう、カルーアお姉さんみたいに、さ」
「あ、あの!…ボクは、その…サーシャさんが…好きなんです!カルーアさんの…裸を魅せられたら…困ります!」
純情でまだチェリーボーイのミルには、布団の上にネグリジェ姿で【四つん這い姿】をするカルーアの下着姿は、過度な興奮を覚えさせた
「そうなのね…カルーアお姉さんの妹さんが好きなのね!…確かに可愛いし、料理も美味くて天使族だし…好きになっちゃうよね」
リキュールから見ても(アリスもモチロンだが)サーシャが明るくて優しい素敵な少女に見えていたようだ
「でもさミルくん…」
「は、はい…何でしょう?」
「サーシャさんとは合体したの?」
「えぇっ!?ナニをイキナリ?」
ド直球な質問に思わず吹き出したミル
そんな彼の服の裾を掴み、ベッドの上へ引きずり込んだリキュール
「まだ未経験かな?浅い経験なのね…看病してくれたお礼に、リキュールがお相手致しますわ」
「そんな…駄目ですよ…どうしたんですか?一体…」
ミルからすれば突然彼女から、肉体関係を求められる理由が分からない。オドオドしていると…背後から両手のひらで顔を押さえられた
「悪いですけど…私はこのドキドキの気持ちを知りたいんです…ですから、今から私と合体してくれませんか?………そうですか…手荒な真似はしたくないのですけれど……魅了(チャーム)」
「ナニを?うあっ!?」
あくまでもサーシャ以外とそういう関係になる事を拒むミルに対し、男女の恋愛関係への興味を抑えられないリキュール
リキュールは魔法でミルを魅了し、ベッドの上で彼の体に覆いかぶさった。今から始める行為への期待に、思わず顔の筋肉が緩むリキュール。果たして、今からの行為が2人の関係にどんな影響を与えるのか?
続く
【注意】
次回からは新章に移ります
三姉妹たちの拠点であるヘルメスの街から、かなり東方にある国からヒイロを訪ねて来た彼の義父の弟さんに着いていくヒイロ
彼を追い掛けて旅立つ三姉妹
消去の魔女の弟子であるミアナの故郷【マリニウム】その地に伝わるある日本の守り神の伝承
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