8 / 10
8.開発とは※
しおりを挟む
「ウォシュレット・・・?何で?」
夕飯食って、お皿洗って片付けたら「一緒にお風呂入ろ!」と誘われて、了承したら何故か「先にトイレでウォシュレットして来て!」と言われた。
一緒に風呂ってことは、最近の流れでは抜き合いっこしよって事になってるけど。うーん、別に便意は無いけど、突然催したら集中できないからスッキリしとけって事なのか?
釈然としないまま、リクにトイレに突っ込まれ、言われた通りに仕方無くウォシュレットを起動してトイレを出た。
何故かリクがニコニコしながらトイレ前で待っている。
「・・・?ぁ、入りたかった?」
「違う違う、違うよルカ。俺はトイレは大丈夫。」
「そう。・・・?」
今日は会話のキャッチボールがおかしい気がする。
「風呂、一緒に入るんだろ?早く入ろうぜ?」
俺は風呂入ってさっぱりして、抜き合いっこしてスッキリしたらぐっすり眠れるな、としか考えて無かった。
軽くリクの腕を取って脱衣所へと連れて行くとリクの冬毛になったモフモフの立派な尻尾が嬉しそうにゆら~ゆら~と大きく揺れている。
服を全部脱いで素っ裸になったら尻尾と一緒にリクも絡んでくる。
「ルカっ、ルカっ、なぁ~?そろそろ俺たちエッチしようぜ?なぁ?」
「ん?いつも抜き合いっこしてるじゃん。」
「違うよ、抜き合いっこはエッチじゃないでしょ?」
「・・・?」
エッチじゃないけど、でもそれ出来ないでしょ。だって俺、男だよ?女と違って入れるとこないし、何言ってるんだろう?
「え、リク?、俺男だよ?エッチなんて出きっこないだろ。」
俺がそういうと、リクは1回真顔になってから再びニヤニヤしだして「無知なとこもいいよねぇ」なんて言いながら俺の顔にキスを降らせてきた。
フサフサの尻尾が俺の腰周辺を大きく下から上へと撫でて来る。
この動き、なんかゾワゾワするんだよな、痒いとはちょっと違くて、もっと皮膚に内側からこうなんか、ゾワゾワってする感じ。
「じゃぁ、俺が教えてあげるから。先ずはいつも通りお風呂で気持ち良くなってから、ベッドでゆっくり教えてあげる。」
「俺、多分寝ちゃうけど。それでいいなら。」
「!!ね、寝てるルカを開発していいの!?それはある意味特殊性癖に入るんじゃ?イケナイコトしてるみたいじゃん。」
「え、いけない事はダメだろ。あと痛いのはやめろよな。」
「大丈夫、気持ちよくさせるから!」
すごい笑顔で自信満々のリク。
まぁ、気持ちいいなら良いけど。
男同士でエッチ。抜き合いっこはエッチじゃない、そしてウォシュレット。え、もしかしてお尻使ったりするのか?まさか、ね。
・・・・・・そのまさかだった。
「無理!無理無理!なんでパンツ脱いでそんな格好しなくちゃいけないんだよ!俺はもう寝る!」
「寝てていいから、お尻だけ上げてこっち向けてくれれば良いから!あとは寝てて良いから!俺に任せて!」
俺は全力で拒否ってるのに、ちょっと気持ち悪い笑顔でリクは俺を力ずくで組み敷いて来る。
耳も尻尾も風呂上がりではあるけれど、思いっきりツヤツヤしてる。
っていうかお風呂で抜いたから俺もうくったくたなのに、一緒に抜いたリクは何故こんなに元気なんだ?
獣人とヒトじゃ根本的な体力差があるけど、それにしても元気過ぎだろぉぉおお。
俺は、どんなに嫌でも気持ち的にどんなに無理でもリクが力ずくを行使して早々、抗うのを諦めた。
だって絶対勝てない。思えばこいには高校の時から力勝負で勝てたことがないのだ。
力を抜いたのを確認したリクは、鼻歌を歌いながら、俺をうつ伏せにして、腰の下に手を入れてグッと持ち上げる。
寝ちゃえば一緒、寝ちゃえば無、寝ちゃえば一瞬で朝。
俺は呪文の様に頭の中で唱えながら枕に顔を埋めて「俺は寝る!」と声高々に宣言した。
「ん、おやすみ~。」と言いながら俺のお尻を両手で揉み始めた。
顔を枕に埋めちゃったから、意識したくないのに変に意識が触れているお尻に集中してしまう。
リクの両手は俺のお尻の肉を上に持ち上げたり、ぎゅうっと寄せたり、揉んでみたり様々な動きをしてくる。
なんでそんな動きが必要なんだよ、挿入れるんじゃないのかよ?エッチって事は俺のここに挿入れたいって事だよな?それともこれは前戯ってやつですか?え、前戯ってキスしたりとかじゃ無かったでしたっけ?
ああもう男同士のエッチの知識が無さすぎて分からん~!!!
いや、落ち着け俺!俺は寝るんだ!寝てしまえば何も感じない!寝ろ!俺よ早く寝ろ!早く朝になってしまえ!!
「ふ~っ。」
「ひぁっ!?」
突然リクに息を吹きかけられて声が出てしまう。「はは、ヒクヒクしてるよ。」と言いながらもふぅふぅと息を吹きかけられる。
喋られると生暖かい吐息が変な感じに伝わってくる、っていうかヒクヒクなんてしないし、してないよな?しないでしょ普通。してない、はず。
少しお尻のソコに意識を集中した瞬間むにゅっと指で押される感覚がした。
へ?ん?指?だよな、今の。え、指?もしかして、もう、い、挿入れちゃうの?
「い、挿入れる、の?指。」
「ん?まだ挿入れられないよ。もっと柔らかくしないと。」
だから俺のお尻の近くで喋るのやめて!!!
俺はリクの返答にホッとしつつも、リクの生暖かい吐息にがお尻のソコにかかって変な気持ちになってしまう。
「大丈夫、今から柔らかく解すからね。」
そう言って、リクはヌメっとした何かを俺のソコに当てて来た。
「んぁっ?」
・・・。
・・・・・・ぁ、ぇ?今のって、もしかして舐めた?
夕飯食って、お皿洗って片付けたら「一緒にお風呂入ろ!」と誘われて、了承したら何故か「先にトイレでウォシュレットして来て!」と言われた。
一緒に風呂ってことは、最近の流れでは抜き合いっこしよって事になってるけど。うーん、別に便意は無いけど、突然催したら集中できないからスッキリしとけって事なのか?
釈然としないまま、リクにトイレに突っ込まれ、言われた通りに仕方無くウォシュレットを起動してトイレを出た。
何故かリクがニコニコしながらトイレ前で待っている。
「・・・?ぁ、入りたかった?」
「違う違う、違うよルカ。俺はトイレは大丈夫。」
「そう。・・・?」
今日は会話のキャッチボールがおかしい気がする。
「風呂、一緒に入るんだろ?早く入ろうぜ?」
俺は風呂入ってさっぱりして、抜き合いっこしてスッキリしたらぐっすり眠れるな、としか考えて無かった。
軽くリクの腕を取って脱衣所へと連れて行くとリクの冬毛になったモフモフの立派な尻尾が嬉しそうにゆら~ゆら~と大きく揺れている。
服を全部脱いで素っ裸になったら尻尾と一緒にリクも絡んでくる。
「ルカっ、ルカっ、なぁ~?そろそろ俺たちエッチしようぜ?なぁ?」
「ん?いつも抜き合いっこしてるじゃん。」
「違うよ、抜き合いっこはエッチじゃないでしょ?」
「・・・?」
エッチじゃないけど、でもそれ出来ないでしょ。だって俺、男だよ?女と違って入れるとこないし、何言ってるんだろう?
「え、リク?、俺男だよ?エッチなんて出きっこないだろ。」
俺がそういうと、リクは1回真顔になってから再びニヤニヤしだして「無知なとこもいいよねぇ」なんて言いながら俺の顔にキスを降らせてきた。
フサフサの尻尾が俺の腰周辺を大きく下から上へと撫でて来る。
この動き、なんかゾワゾワするんだよな、痒いとはちょっと違くて、もっと皮膚に内側からこうなんか、ゾワゾワってする感じ。
「じゃぁ、俺が教えてあげるから。先ずはいつも通りお風呂で気持ち良くなってから、ベッドでゆっくり教えてあげる。」
「俺、多分寝ちゃうけど。それでいいなら。」
「!!ね、寝てるルカを開発していいの!?それはある意味特殊性癖に入るんじゃ?イケナイコトしてるみたいじゃん。」
「え、いけない事はダメだろ。あと痛いのはやめろよな。」
「大丈夫、気持ちよくさせるから!」
すごい笑顔で自信満々のリク。
まぁ、気持ちいいなら良いけど。
男同士でエッチ。抜き合いっこはエッチじゃない、そしてウォシュレット。え、もしかしてお尻使ったりするのか?まさか、ね。
・・・・・・そのまさかだった。
「無理!無理無理!なんでパンツ脱いでそんな格好しなくちゃいけないんだよ!俺はもう寝る!」
「寝てていいから、お尻だけ上げてこっち向けてくれれば良いから!あとは寝てて良いから!俺に任せて!」
俺は全力で拒否ってるのに、ちょっと気持ち悪い笑顔でリクは俺を力ずくで組み敷いて来る。
耳も尻尾も風呂上がりではあるけれど、思いっきりツヤツヤしてる。
っていうかお風呂で抜いたから俺もうくったくたなのに、一緒に抜いたリクは何故こんなに元気なんだ?
獣人とヒトじゃ根本的な体力差があるけど、それにしても元気過ぎだろぉぉおお。
俺は、どんなに嫌でも気持ち的にどんなに無理でもリクが力ずくを行使して早々、抗うのを諦めた。
だって絶対勝てない。思えばこいには高校の時から力勝負で勝てたことがないのだ。
力を抜いたのを確認したリクは、鼻歌を歌いながら、俺をうつ伏せにして、腰の下に手を入れてグッと持ち上げる。
寝ちゃえば一緒、寝ちゃえば無、寝ちゃえば一瞬で朝。
俺は呪文の様に頭の中で唱えながら枕に顔を埋めて「俺は寝る!」と声高々に宣言した。
「ん、おやすみ~。」と言いながら俺のお尻を両手で揉み始めた。
顔を枕に埋めちゃったから、意識したくないのに変に意識が触れているお尻に集中してしまう。
リクの両手は俺のお尻の肉を上に持ち上げたり、ぎゅうっと寄せたり、揉んでみたり様々な動きをしてくる。
なんでそんな動きが必要なんだよ、挿入れるんじゃないのかよ?エッチって事は俺のここに挿入れたいって事だよな?それともこれは前戯ってやつですか?え、前戯ってキスしたりとかじゃ無かったでしたっけ?
ああもう男同士のエッチの知識が無さすぎて分からん~!!!
いや、落ち着け俺!俺は寝るんだ!寝てしまえば何も感じない!寝ろ!俺よ早く寝ろ!早く朝になってしまえ!!
「ふ~っ。」
「ひぁっ!?」
突然リクに息を吹きかけられて声が出てしまう。「はは、ヒクヒクしてるよ。」と言いながらもふぅふぅと息を吹きかけられる。
喋られると生暖かい吐息が変な感じに伝わってくる、っていうかヒクヒクなんてしないし、してないよな?しないでしょ普通。してない、はず。
少しお尻のソコに意識を集中した瞬間むにゅっと指で押される感覚がした。
へ?ん?指?だよな、今の。え、指?もしかして、もう、い、挿入れちゃうの?
「い、挿入れる、の?指。」
「ん?まだ挿入れられないよ。もっと柔らかくしないと。」
だから俺のお尻の近くで喋るのやめて!!!
俺はリクの返答にホッとしつつも、リクの生暖かい吐息にがお尻のソコにかかって変な気持ちになってしまう。
「大丈夫、今から柔らかく解すからね。」
そう言って、リクはヌメっとした何かを俺のソコに当てて来た。
「んぁっ?」
・・・。
・・・・・・ぁ、ぇ?今のって、もしかして舐めた?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
113
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる