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悠理の困惑(ちょい※R18あり)
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何代か前の藤原侯爵がその自然美に感銘を受け、造らせたのが、植物がのびのびと生育し、花々が彩る自然な風景式庭園で今や藤原侯爵家の自慢の一つとなっている。
巻き込まれ事故を回避した悠理はノットガーデン風なバラ園のベンチに腰を降ろし、我ながら可哀想な身の上を思い出していた。
幼い頃は侯爵家の姫とかしずかれ、大切にされている事を当たり前のように感じていた。
母親が自分が成長するたびに涙を流し、乳母に
「この子がここまで育ったのも姫として育てが故。皆にも感謝しますよ」
「いいえ、これも奥様が託宣を信じ、姫様としてお育てになったからこそですわ」
と、ことあるごとにいうのを
"姫として育てたって、なに、それ?姫以外にも育つことができるの?”
とは思っていた。
が、自分の成長に否が応でも盛り上がる母親達に質問することは、何故か、はばかられる雰囲気というか、聞いたら取り返しがつかなくなるような恐怖がする。無理に聞かなくてもいいかなあとそのままに流していた。
あのとき、怖気づかないで質問していればと今なって悔やまれた。
たまに父親が自分を見ては
「国一番といってもいいほどに美しく成長して・・・お前、違和感がどこにもないっておかしいだろう。姫であれば東宮妃にもなれたものを・・・あの忌々しい腐れ僧侶めが、舌の根を引っ抜いてやりたいわ。ああ、お前を誰の目にも触れさぜず、閉じ込めておくしかない・・・」
と虚ろな目をして呟いている姿に
"父上、脳の病に罹ったの?まさか、自分の娘を手籠めにしようとしているんじゃないよね、それって鬼畜だから”
と薄ら寒さを感じていた。
今にして思えば、あれは自分の行末を案じていたんだなあと思い、失礼な想像をしたことを反省した。
"・・・あれはショックというよりトラウマになったよな・・・暫らくは夢にまで出てきたもん。気味悪さで軽い不眠症になったっけ”
それは悠理が13才を迎えた夏の日のことだった。
夏の夕暮れに涼みがてら庭を散歩していた時、木々に囲まれたあたりから微かな声が聞こえた。
“なに?誰か倒れるの?”
そっと近寄って覗いてみると、男の使用人と覚しき二人が何やらしている。
上着がはだけ、ズボンを膝まで下ろした細身の使用人は木に両手をつけ、腰を付き出すような格好をしている。
そんな使用人のお尻に大柄な使用人が節くれだった太い指を挿れて搔き回すたびにピチャピチャと水音がしていた。
「あぁっ、挿れて、もう挿れてよ」
「我慢できねぇのかよ、仕方ねえな」
大柄な使用人が指を抜き、ズボンから取りだしたモノを見て、悠理は込み上げた悲鳴を飲み込んだ。
“な、なに、あれ。何で中から赤黒い棍棒みたいなモノが出てくるの。人として終わってない?それとも魔獣?魔獣ってアソコで飼うもの?”
混乱の極みに悠理はジリジリと後退ったかと思うと一目散に自室に駆け戻ったのだった。
かつて無いほどに乱暴に扉を閉め、悠理はズルズルと床に座り込んだ。
自失呆然。
まさか侯爵家にあんなところで魔獣を飼っている使用人がいるなど信じられなかったが、落ち着いてよくよく考えてみると何やら釈然としない。
“果たして、あんなところで魔獣を飼う人間がいる?”
悠理は自分の股間をじっと見た。
俗世間の知識には乏しいが、自分の体のことなら知っている。
多少いや、大きく姿形は違えども、自分にも同じモノがあるんじゃないかと。
あんな魔獣じゃないけど。
“えっ、ええ、どういうこと?”
“同じようなものが付いてるって、あの人と私は一緒?なら私は男の子?”
“それとも大きさによって男女に別れるとか?”
いや、そんなはずはない。
付いてるものは付いてる。
そうなると・・・
悠理は自分と使用人は絶対に同じ性だと確信し、絶叫した。
「何でっー?!」
巻き込まれ事故を回避した悠理はノットガーデン風なバラ園のベンチに腰を降ろし、我ながら可哀想な身の上を思い出していた。
幼い頃は侯爵家の姫とかしずかれ、大切にされている事を当たり前のように感じていた。
母親が自分が成長するたびに涙を流し、乳母に
「この子がここまで育ったのも姫として育てが故。皆にも感謝しますよ」
「いいえ、これも奥様が託宣を信じ、姫様としてお育てになったからこそですわ」
と、ことあるごとにいうのを
"姫として育てたって、なに、それ?姫以外にも育つことができるの?”
とは思っていた。
が、自分の成長に否が応でも盛り上がる母親達に質問することは、何故か、はばかられる雰囲気というか、聞いたら取り返しがつかなくなるような恐怖がする。無理に聞かなくてもいいかなあとそのままに流していた。
あのとき、怖気づかないで質問していればと今なって悔やまれた。
たまに父親が自分を見ては
「国一番といってもいいほどに美しく成長して・・・お前、違和感がどこにもないっておかしいだろう。姫であれば東宮妃にもなれたものを・・・あの忌々しい腐れ僧侶めが、舌の根を引っ抜いてやりたいわ。ああ、お前を誰の目にも触れさぜず、閉じ込めておくしかない・・・」
と虚ろな目をして呟いている姿に
"父上、脳の病に罹ったの?まさか、自分の娘を手籠めにしようとしているんじゃないよね、それって鬼畜だから”
と薄ら寒さを感じていた。
今にして思えば、あれは自分の行末を案じていたんだなあと思い、失礼な想像をしたことを反省した。
"・・・あれはショックというよりトラウマになったよな・・・暫らくは夢にまで出てきたもん。気味悪さで軽い不眠症になったっけ”
それは悠理が13才を迎えた夏の日のことだった。
夏の夕暮れに涼みがてら庭を散歩していた時、木々に囲まれたあたりから微かな声が聞こえた。
“なに?誰か倒れるの?”
そっと近寄って覗いてみると、男の使用人と覚しき二人が何やらしている。
上着がはだけ、ズボンを膝まで下ろした細身の使用人は木に両手をつけ、腰を付き出すような格好をしている。
そんな使用人のお尻に大柄な使用人が節くれだった太い指を挿れて搔き回すたびにピチャピチャと水音がしていた。
「あぁっ、挿れて、もう挿れてよ」
「我慢できねぇのかよ、仕方ねえな」
大柄な使用人が指を抜き、ズボンから取りだしたモノを見て、悠理は込み上げた悲鳴を飲み込んだ。
“な、なに、あれ。何で中から赤黒い棍棒みたいなモノが出てくるの。人として終わってない?それとも魔獣?魔獣ってアソコで飼うもの?”
混乱の極みに悠理はジリジリと後退ったかと思うと一目散に自室に駆け戻ったのだった。
かつて無いほどに乱暴に扉を閉め、悠理はズルズルと床に座り込んだ。
自失呆然。
まさか侯爵家にあんなところで魔獣を飼っている使用人がいるなど信じられなかったが、落ち着いてよくよく考えてみると何やら釈然としない。
“果たして、あんなところで魔獣を飼う人間がいる?”
悠理は自分の股間をじっと見た。
俗世間の知識には乏しいが、自分の体のことなら知っている。
多少いや、大きく姿形は違えども、自分にも同じモノがあるんじゃないかと。
あんな魔獣じゃないけど。
“えっ、ええ、どういうこと?”
“同じようなものが付いてるって、あの人と私は一緒?なら私は男の子?”
“それとも大きさによって男女に別れるとか?”
いや、そんなはずはない。
付いてるものは付いてる。
そうなると・・・
悠理は自分と使用人は絶対に同じ性だと確信し、絶叫した。
「何でっー?!」
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