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S級冒険者編
ホネミンの成体の謎
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――二人が最初の部屋に戻ると、そこにはピットから出てきたのかシズネ達が困惑した表情を浮かべながら部屋の様子を伺う姿が存在し、皆は部屋に戻ってきたレナとリーリスを見て非常に驚く。その後は自分達の身に何が起きたのか、ここは何処なのか説明を求めるが、ある程度の事情を説明し終えた時には1時間の時を要した。
「つまり、僕達が戦ったバルや兵士は全部偽物で、それどころかさっきまで僕達がいた場所が全部造り物だっていうのか?」
「そういう事だね。まあ、分かりやすく言えば凄く精巧に作り上げられた幻の世界で戦っていた、みたいな感じかな?」
「あれが幻だったというのか?信じられん……」
「だけど、それなら納得できるわ。闘技場や草原、それに私達が戦った相手……全てが幻想でなければあり得ない出来事だったわ」
「確かに……死んだ人間が生き返るなんて普通はあり得ない」
「そういう事です。要するに皆さんは夢の世界で戦っていたような物だと考えてくれればいいです」
「……それは分かったけどさ、結局あんたは何者なんだよ?」
どうにかシズネたちには仮想世界の出来事は夢の世界という説明で納得してもらったが、問題なのはこの施設の管理者であるリーリスだった。一応は彼女はこの建物の住民で何百年も生きていたという事は伝えたが、森人族でもない存在が何百年も生きているという事に流石にダイン達も素直には納得できなかった。
「レナの話だとリーリス……さんはここにずっと住んでいるそうだが、どうして他の住民は誰もいない?」
「私以外は皆死んじゃったんですよ。300年ぐらい前は結構な人間がここを出入りしてたんですが、今はもう私以外は誰も住んでいませんね」
「ここが勇者を育成するための大切な場所と言っていたわね。そして貴方はここを管理する人間……でも、とても普通の人間が何百年も生きられるはずがないわ。森人族の血筋を継いでいるとしても、貴方はあまりにも若すぎるわ」
森人族ならば人間の何倍もの寿命を誇るため、普通の森人族でも300~400年は生きる事が出来る。ヨツバ王国の王族に至っては更に500~600年は生きられるらしいが、リーリスの場合は外見が若々しすぎた。森人族と言えども老いからは逃れられず、彼等は普通の人間のようにある程度の年齢までは身体は育つのだが、それ以降はゆっくりと年老いていく。
いくら寿命が長い森人族でも300年以上は生き続ければ外見の方も若さは保つのは限界だが、リーリスの場合は年齢はレナとそれほど変わりはない。仮に彼女がもの凄く若作りが上手い森人族ならば話は別だが、彼女の場合は外見が人間をベースにしているので森人族には見えない。
「あれ、何故でしょうか?今さらっと地の文で馬鹿にされた様な気がしました」
「何の話?」
「いえ、気にしないでください。それよりも皆さんはどうやら私の事をお疑いのようですね。仕方ありません、ならば私も秘密を明かしましょう」
「秘密?」
「私の外見は若々しいのは不老の能力を持っているんです。あ、不老不死ではないので普通に殺されれば死にますけどね」
「不老……?聞いた事もない能力ね」
リーリスの説明にシズネは訝し気な表情を浮かべるが、そんな彼女に対してリーリスはペラペラとそれっぽい理屈を並べて説明する。
「まあまあ、話は最後まで聞いてください。確かに普通の方には聞きなれない能力かもしれませんけど、この不老という能力は要するに身体が老いる事がなくなるんです。つまり、年齢を重ねても身体が成長や老化する事もなくなり、寿命で死ぬ事もありません」
「そ、そんな能力が本当にあるのかよ?」
「何を言ってんですか、ホネミンさんの事を思い出してください。あの人なんて私よりも年上ですけどずっと今日まで生きてきたんでしょう?しかも骨だけの姿になっても死ぬことはなかった。これは一種の不老不死ですよ」
「あ、言われてみれば確かに……」
ホネミンの事を話題に出すと自然とダインも納得してしまい、確かにホネミンの存在自体がある意味では一番の謎だった。彼女曰く、生まれてきたときは只の森人族だったそうだが、ある時に勇者が残した聖遺物によって現在の姿になっても生き残る事が出来たという。
ある時にホネミンは竜種によって身体を食われてしまい、そのまま体内で消化されて骨以外の部分、つまりは筋肉や内臓、それどころか眼球や脳みそまで失ってしまう。しかし、それでも彼女は骨だけの状態で生き残り、魔鎧術を駆使する事で疑似的に肉体を作り出す事も出来る。この状態になってからは彼女はどれだけの年月を重ねようと老いる事もなく、魔力を定期的に補給すれば生き続けられる力を得た。
「ホネミンさんもある意味では不老不死の存在と言えますが、私の場合は彼女と違って不老という能力だけを持っているんです。そう聞くと何となくですが納得できるでしょう?」
「う~ん、まあそういわれると……」
「確かにホネミンちゃんの方が謎が多いよね」
「私は自分が人間だと思い込んでいるアンデッドだと思っていた」
「中々酷い想像をするなコトミン……」
「……仕方ないわね、今はそれで納得するわ」
リーリスよりもホネミンの方が謎の多い人物だと言われれば納得してしまい、この件に関してはシズネたちも触れないようにした。
「つまり、僕達が戦ったバルや兵士は全部偽物で、それどころかさっきまで僕達がいた場所が全部造り物だっていうのか?」
「そういう事だね。まあ、分かりやすく言えば凄く精巧に作り上げられた幻の世界で戦っていた、みたいな感じかな?」
「あれが幻だったというのか?信じられん……」
「だけど、それなら納得できるわ。闘技場や草原、それに私達が戦った相手……全てが幻想でなければあり得ない出来事だったわ」
「確かに……死んだ人間が生き返るなんて普通はあり得ない」
「そういう事です。要するに皆さんは夢の世界で戦っていたような物だと考えてくれればいいです」
「……それは分かったけどさ、結局あんたは何者なんだよ?」
どうにかシズネたちには仮想世界の出来事は夢の世界という説明で納得してもらったが、問題なのはこの施設の管理者であるリーリスだった。一応は彼女はこの建物の住民で何百年も生きていたという事は伝えたが、森人族でもない存在が何百年も生きているという事に流石にダイン達も素直には納得できなかった。
「レナの話だとリーリス……さんはここにずっと住んでいるそうだが、どうして他の住民は誰もいない?」
「私以外は皆死んじゃったんですよ。300年ぐらい前は結構な人間がここを出入りしてたんですが、今はもう私以外は誰も住んでいませんね」
「ここが勇者を育成するための大切な場所と言っていたわね。そして貴方はここを管理する人間……でも、とても普通の人間が何百年も生きられるはずがないわ。森人族の血筋を継いでいるとしても、貴方はあまりにも若すぎるわ」
森人族ならば人間の何倍もの寿命を誇るため、普通の森人族でも300~400年は生きる事が出来る。ヨツバ王国の王族に至っては更に500~600年は生きられるらしいが、リーリスの場合は外見が若々しすぎた。森人族と言えども老いからは逃れられず、彼等は普通の人間のようにある程度の年齢までは身体は育つのだが、それ以降はゆっくりと年老いていく。
いくら寿命が長い森人族でも300年以上は生き続ければ外見の方も若さは保つのは限界だが、リーリスの場合は年齢はレナとそれほど変わりはない。仮に彼女がもの凄く若作りが上手い森人族ならば話は別だが、彼女の場合は外見が人間をベースにしているので森人族には見えない。
「あれ、何故でしょうか?今さらっと地の文で馬鹿にされた様な気がしました」
「何の話?」
「いえ、気にしないでください。それよりも皆さんはどうやら私の事をお疑いのようですね。仕方ありません、ならば私も秘密を明かしましょう」
「秘密?」
「私の外見は若々しいのは不老の能力を持っているんです。あ、不老不死ではないので普通に殺されれば死にますけどね」
「不老……?聞いた事もない能力ね」
リーリスの説明にシズネは訝し気な表情を浮かべるが、そんな彼女に対してリーリスはペラペラとそれっぽい理屈を並べて説明する。
「まあまあ、話は最後まで聞いてください。確かに普通の方には聞きなれない能力かもしれませんけど、この不老という能力は要するに身体が老いる事がなくなるんです。つまり、年齢を重ねても身体が成長や老化する事もなくなり、寿命で死ぬ事もありません」
「そ、そんな能力が本当にあるのかよ?」
「何を言ってんですか、ホネミンさんの事を思い出してください。あの人なんて私よりも年上ですけどずっと今日まで生きてきたんでしょう?しかも骨だけの姿になっても死ぬことはなかった。これは一種の不老不死ですよ」
「あ、言われてみれば確かに……」
ホネミンの事を話題に出すと自然とダインも納得してしまい、確かにホネミンの存在自体がある意味では一番の謎だった。彼女曰く、生まれてきたときは只の森人族だったそうだが、ある時に勇者が残した聖遺物によって現在の姿になっても生き残る事が出来たという。
ある時にホネミンは竜種によって身体を食われてしまい、そのまま体内で消化されて骨以外の部分、つまりは筋肉や内臓、それどころか眼球や脳みそまで失ってしまう。しかし、それでも彼女は骨だけの状態で生き残り、魔鎧術を駆使する事で疑似的に肉体を作り出す事も出来る。この状態になってからは彼女はどれだけの年月を重ねようと老いる事もなく、魔力を定期的に補給すれば生き続けられる力を得た。
「ホネミンさんもある意味では不老不死の存在と言えますが、私の場合は彼女と違って不老という能力だけを持っているんです。そう聞くと何となくですが納得できるでしょう?」
「う~ん、まあそういわれると……」
「確かにホネミンちゃんの方が謎が多いよね」
「私は自分が人間だと思い込んでいるアンデッドだと思っていた」
「中々酷い想像をするなコトミン……」
「……仕方ないわね、今はそれで納得するわ」
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