1,951 / 2,090
蛇足編
空酔い
しおりを挟む
「鱗なら……ほら、ここにあるよ」
「シャアアッ♪」
「嬉しそうにしてますね」
レナが白銀龍の鱗を取り出すとハクは尻尾を振って喜び、どうやら同族の鱗を見て嬉しがっている様子だった。レナは白銀龍が白竜の成体である事を思い出し、自分が持っていても仕方ないので白銀龍の鱗はホネミンに渡す。
「これあげるよ。ハクのペンダントでも作ってやりなよ」
「いや、白銀龍の鱗を装飾品にするなんて……まあ、これは私の方で預かっておきましょう」
「シャアアッ」
ホネミンが白銀龍の鱗を受け取るとハクは彼女に頭を近づけ、鱗をよく見ようとしてきた。その間にレナ達はゴンドラの中に乗り込み、出発の準備を行う。
「ヨシテルさん、色々とお世話になりました。天空山から浮揚石を取ってきたらまた戻ってきます」
「……どうかお気を付けて」
「な、何なんですかこの方たちは……」
別れを告げるとヨシテルは引きつった笑顔を浮かべ、ヨシアキの方は怯えた表情を浮かべていた。流石に白竜を連れ出したので警戒されたらしく、改めてレナ達は頭を下げてゴンドラへと乗り込む。全員が乗り込むと白竜はゴンドラを吊り下げた状態で飛び上がる。
「では行きましょう!!天空山へ出発!!」
『お~っ!!』
「シャアアッ!!」
ホネミンだけは白竜の背中に乗り込み、彼女の言葉に白竜とレナ達は元気よく声を上げた――
――それから1時間後、天空山の麓に到着したレナ達はゴンドラから下りると全員がその場に座り込み、殆どの者が顔色が悪く、一緒に乗り込んでいたウル達も気分が悪そうにしていた。
「クゥ~ンッ……」
「大丈夫かウル?」
「キュロロッ……」
「よしよし、怖かったね~」
「な、何故ティナ様とレナ様は平気そうなのですか……」
ゴンドラに乗り込んだ者達は全員が船酔いならぬゴンドラ酔いをしてしまい、平気だったのはレナとティナだけだった。この二人は子供の頃から魔獣に乗り慣れているために乗り物関連には強く、他の者だけが寄っていた。
リーリスが用意してくれたゴンドラは全員が乗れる程の大きさは会ったが、ロープウェイと違って白竜は縦横無尽に空を移動するのでゴンドラの揺れは激しく、慣れていない人間は酔ってしまう。シズネでさえも気持ち悪そうに膝を着き、コトミンもスラミンとヒトミンを抱きしめたまま倒れ込む。
「ううっ……私はこれまで、どうか墓標には第一婦人と記しておいて……」
「し、死んじゃ駄目だよ~」
「ちゃっかりと自分を第一婦人にしているあたり図々しいわね……」
「ほら、そんなところで横たわっていたら汚れるでしょ。水あげるから元気出せ」
「「ぷるぷるっ」」
元気がないコトミンとスライム達にレナは水筒の水を振りかけると、隣でホネミンが双眼鏡を握りしめながら天空山の様子を伺う。外見は富士山にそっくりだが高度は倍近くは違い、恐らく標高6000メートルはあった。
「凄い高さですね。これは普通に登れば何日かかる事やら……」
「この山の頂上付近に浮揚石が採掘できる場所があるらしいけど……」
「シャアッ」
天空山でしか浮揚石は採取できず、現在は魔物の大量発生によって危険区域と化している。ハクが傍にいれば襲われる心配はないと思われるが、移動するのにまたゴンドラに乗り込む事に他の者が難色を示す。
「こ、ここまで来たのなら別に乗り物なんて必要ないでしょう。私は徒歩で行くわ」
「そ、そうですね……」
「何を言ってんですか。ここから頂上までどれほど離れてると思ってるんです?ほら、早く乗って下さい」
「…………(←地面にホネミンという文字を書く)」
「そこ、不吉なダイイングメッセージを残さないで!!」
ゴンドラに乗せて再出発しようとするホネミンに他の女性陣は反対を示す中、レナは天空山を見上げて不思議に思う。この地に訪れてから感知系の技能を発動させているが、話に聞いていた魔物の気配が一切感じられない。
試しにレナは目を閉じて心眼を発動させるが、周囲には魔物どころかその他の生物の気配も感じられない。不審に思ったレナは皆から少し離れると、飛翔術を発動させて上空から様子を伺う。
「……どうなってるんだ?」
空から様子を確認しても周囲には魔物の姿は一匹も見当たらず、ヨシテルから聞いていた話と矛盾していた。ここはまだ山の麓なので魔物が見かけないという可能性もあるが、それにしても1匹も魔物が見当たらないのはおかしな話だった。
危険区域に指定されているのに肝心の魔物が見当たらない事に不思議に思いながらもレナは降り立つと、ホネミンが困った様子でレナに近寄る。
「困った事になりました。他の皆さんがどうしてもゴンドラに乗るのは嫌だといって聞かないんです」
「私は平気だけど……」
ティナ以外の三人はゴンドラでの移動を頑なに拒否し、仕方ないのでここから先はレナとホネミンとティナだけで進む事が決まった。
「シャアアッ♪」
「嬉しそうにしてますね」
レナが白銀龍の鱗を取り出すとハクは尻尾を振って喜び、どうやら同族の鱗を見て嬉しがっている様子だった。レナは白銀龍が白竜の成体である事を思い出し、自分が持っていても仕方ないので白銀龍の鱗はホネミンに渡す。
「これあげるよ。ハクのペンダントでも作ってやりなよ」
「いや、白銀龍の鱗を装飾品にするなんて……まあ、これは私の方で預かっておきましょう」
「シャアアッ」
ホネミンが白銀龍の鱗を受け取るとハクは彼女に頭を近づけ、鱗をよく見ようとしてきた。その間にレナ達はゴンドラの中に乗り込み、出発の準備を行う。
「ヨシテルさん、色々とお世話になりました。天空山から浮揚石を取ってきたらまた戻ってきます」
「……どうかお気を付けて」
「な、何なんですかこの方たちは……」
別れを告げるとヨシテルは引きつった笑顔を浮かべ、ヨシアキの方は怯えた表情を浮かべていた。流石に白竜を連れ出したので警戒されたらしく、改めてレナ達は頭を下げてゴンドラへと乗り込む。全員が乗り込むと白竜はゴンドラを吊り下げた状態で飛び上がる。
「では行きましょう!!天空山へ出発!!」
『お~っ!!』
「シャアアッ!!」
ホネミンだけは白竜の背中に乗り込み、彼女の言葉に白竜とレナ達は元気よく声を上げた――
――それから1時間後、天空山の麓に到着したレナ達はゴンドラから下りると全員がその場に座り込み、殆どの者が顔色が悪く、一緒に乗り込んでいたウル達も気分が悪そうにしていた。
「クゥ~ンッ……」
「大丈夫かウル?」
「キュロロッ……」
「よしよし、怖かったね~」
「な、何故ティナ様とレナ様は平気そうなのですか……」
ゴンドラに乗り込んだ者達は全員が船酔いならぬゴンドラ酔いをしてしまい、平気だったのはレナとティナだけだった。この二人は子供の頃から魔獣に乗り慣れているために乗り物関連には強く、他の者だけが寄っていた。
リーリスが用意してくれたゴンドラは全員が乗れる程の大きさは会ったが、ロープウェイと違って白竜は縦横無尽に空を移動するのでゴンドラの揺れは激しく、慣れていない人間は酔ってしまう。シズネでさえも気持ち悪そうに膝を着き、コトミンもスラミンとヒトミンを抱きしめたまま倒れ込む。
「ううっ……私はこれまで、どうか墓標には第一婦人と記しておいて……」
「し、死んじゃ駄目だよ~」
「ちゃっかりと自分を第一婦人にしているあたり図々しいわね……」
「ほら、そんなところで横たわっていたら汚れるでしょ。水あげるから元気出せ」
「「ぷるぷるっ」」
元気がないコトミンとスライム達にレナは水筒の水を振りかけると、隣でホネミンが双眼鏡を握りしめながら天空山の様子を伺う。外見は富士山にそっくりだが高度は倍近くは違い、恐らく標高6000メートルはあった。
「凄い高さですね。これは普通に登れば何日かかる事やら……」
「この山の頂上付近に浮揚石が採掘できる場所があるらしいけど……」
「シャアッ」
天空山でしか浮揚石は採取できず、現在は魔物の大量発生によって危険区域と化している。ハクが傍にいれば襲われる心配はないと思われるが、移動するのにまたゴンドラに乗り込む事に他の者が難色を示す。
「こ、ここまで来たのなら別に乗り物なんて必要ないでしょう。私は徒歩で行くわ」
「そ、そうですね……」
「何を言ってんですか。ここから頂上までどれほど離れてると思ってるんです?ほら、早く乗って下さい」
「…………(←地面にホネミンという文字を書く)」
「そこ、不吉なダイイングメッセージを残さないで!!」
ゴンドラに乗せて再出発しようとするホネミンに他の女性陣は反対を示す中、レナは天空山を見上げて不思議に思う。この地に訪れてから感知系の技能を発動させているが、話に聞いていた魔物の気配が一切感じられない。
試しにレナは目を閉じて心眼を発動させるが、周囲には魔物どころかその他の生物の気配も感じられない。不審に思ったレナは皆から少し離れると、飛翔術を発動させて上空から様子を伺う。
「……どうなってるんだ?」
空から様子を確認しても周囲には魔物の姿は一匹も見当たらず、ヨシテルから聞いていた話と矛盾していた。ここはまだ山の麓なので魔物が見かけないという可能性もあるが、それにしても1匹も魔物が見当たらないのはおかしな話だった。
危険区域に指定されているのに肝心の魔物が見当たらない事に不思議に思いながらもレナは降り立つと、ホネミンが困った様子でレナに近寄る。
「困った事になりました。他の皆さんがどうしてもゴンドラに乗るのは嫌だといって聞かないんです」
「私は平気だけど……」
ティナ以外の三人はゴンドラでの移動を頑なに拒否し、仕方ないのでここから先はレナとホネミンとティナだけで進む事が決まった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。