ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん

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走っても走ってもどこにも行けない恐怖。

真っ黒な空間を駆け回っていれば、真っ白な壁にぶち当たる。

『ハルハルハルハル悪い子悪い子俺の言うことが聞けない悪い子のハル――――』

おぞましい声が私を追い詰めてくる。

「はあ、はあ、はあ、はあ、」

どれだけ逃げても逃げても必ず白い壁にぶち当たる、右に行けばぶち当たり、左に行けばぶち当たり。

私の体力が奪われていくばかりだ。

足がもつれそうになる。

『悪い子悪い子。俺に隠し事してたハル、つ~かま~えたぁ~』

後ろから手を伸ばされた。

彼の手には、ダンさんと同じ剣が掲げられている。

『まずは両足を切ろうか。これでやっと俺だけのものになるぅィヒヒッヒッヒッヒッヒッヒッフェッフェっフェっフェっフェぇぇぇぇぇぇ』

太もも目掛けて剣が振り下ろされる。

きゃああぁぁぁああああああ


――――「おひ! 大丈夫か?!」

自分の呼吸が途切れ途切れになっていた。

全身が汗まみれで、震える手で額を抑える。

「どうひた? うなされていたが、なにかあっだのが?」

もうお昼頃だろうか? 庭からは光が差し込んでおり、目の前で私を見つめる彼が後光に包まれている。

まるで仏様のような神々しさに目を凝らす。    

「っ……な、なんですかあなたはっ」

「俺が? 俺はダンピール騎士団第2部隊副隊長のロックヒート・ハートだ。」

「ってなんで鼻に紙詰め込んでるんです?!!」

目の前の巨体、ロックヒートさんの鼻の両穴にはなぜか紙が詰め込まれていた。

そうだこの人! 刈り上げ部分にクモの巣のアートのようなものが描かれている ギャングみたいな人。私の部屋に勝手に入ってきた人だ。   

「おまへ、ここの男娼か? 男か?」

「い、いいへ。」

「お前の匂いが強すぎてとでも正気にいられそうにな"い。だから鼻に詰め"れるだげ詰め"た。」
   
「そ、そうでしたか。それは私の臭いのせいで、申し訳ありません……。」   

いつの間にか私の身体には布団がかけられている。とりあえず起きて、ロックヒートさんに向かって正座のまま頭を下げた。

「初めまして、ここで『セラピスト』として働かせてもらっているハルと申します。」 

「セルァピスト?」 
    
「はい。心と身体を癒す仕事、といいましょうか。」

「へえ? 初めへ聞ひた職業た。」

「ですよね。ミレーヌさんから授かったお仕事なんです。なんでも私にぴったりなお仕事なんだとか。」

鼻に詰め込んでいるせいで、会話が全て鼻濁音。しかも脳に響くいい声なのに。

大きな体でギャングさながらの風貌なのに、ちぐはぐでギャングというよりギャグ感が増してしまっている。

「なるほとな"。理解じた。お前に纏わりつくほんわかした魔力には、確かに安らぎのようなものを感じる。『魅了』とは似て非なるものら。」

「私には『癒し』の力があるようです。でも目に見えるものじゃないし、よくわかりませんが。」

「これが『癒し』か。俺も『癒し』については文献でじか読んだことがなひ。ただ『癒し』の匂いがここまでどは思わなかった。」

「じゃあ『魅了』の力の前でも、ロックヒートさんは臭いを感じすぎるあまり倒れてしまうんですか?」

「いや? 『魅了』は相手の目を視てその力を発揮する。だが『癒し』はどうやら鼻で感じ取るもののようだな。」 

つまり私の血の臭いに反応したわけじゃなく、ロックヒートさんは私の『癒し』の臭いに充てられたというわけだ。

まだ私が『歪血者』に似た血の持ち主だということはバレていないらしい。

「それとおまへ、ダン隊長の勲章盗んだのか? 一瞬この部屋から隊長の臭いがしたが。」

「それは、」

「激しい『追っかけ』かなんかか? それとも恨みでもあんのか?」          

「あの、盗んだわけではなくて。自分でもなぜこの部屋にあったのかよくわからなくて。」

きっとダンさんにも疑われてしまっただろう。

それに『森へは近付くな』と言われていたのに入ったし、『セラピスト』のこともなにも伝えていなかったし……

ダンさんには命を救ってもらった恩がある。それにミレーヌさんに紹介してもらった恩も。

私が今こうして普通に生活していられるのは、全部ダンさんのお陰だ。それなのに私が裏切ったようなもの。

ダンさんに嫌われてしまっただろう。

ふと机にある軟膏クリームに目をやる。ダンさんがくれたバラの匂いがするクリーム。あかぎれが出来る度に塗っていたら、最近出来にくくなってきた。

自分はダンさんに好かれている気になっていた。『人間嫌い』だと言いながらも、いつだって私を心配してくれていたのだから。   

涙が溢れそうになり、あわてて鼻をすする。 

「目が赤い。腫れている。なにをそんなに泣いてい"た?」

「すみません。ダンさんに嫌われてしまったのかと思うと、哀しくて」
 
「おまへ、ダン隊長が好きなのか?」

「へっ、い、いえまさかそんな!」

「だがあのツンデレ隊長はやたらおまへのことを気にしていた。」

「ほんとですか?!」

「ここのところうちの部隊は花街の周辺警備をしていてな。ダン隊長はコソコソと『純和香』の庭を覗いていた。」

「ええ!」

「最初はなにを見ているのかわからなかったが、おまへが離れから帰ってくるのを見て安心した様子だった。」

ロックヒートさんによれば、第2部隊は一昨日の夕方から花街の警備をしていたそう。

『純和香』の庭を覗いていたダンさんは、ネネさんに捕まり、仕方なく玄関で休憩だけしていったとのことだった。

「でもダンさんは、ネネさんの常連さんなんですよね?」

「ああ、ってやっぱおまへ、隊長のこと好きなんじゃね? その感じ、嫉妬だろ。」    

「違います! 私なんかがダンさんを好きだなんて、恐れ多いですよ。」       

「ま"あどうでもいいが。それより腹減ったな。」

『どうでもいい』んだ。話を振ってきたのはそっちなのに。

あぐらを掻いてお腹を抑えるロックヒートさん。やっぱり土足のままで、靴を脱いでほしいとお願いした。

「そういやあここは靴脱ぐん"だったな。いいよ。その代わりなんか飯喰わしてくんない"?」  

「お昼の残りのご飯ならありますけど、」 

「なんでもいいわ。それちょうだい。」

台所に行って、お昼に作ったチャーハンとスープの残りをロックヒートさんに出した。

「どうぞ。有り合わせのもので作ったチャーハンとスープですけど。」

「チャーハン"?」

ロックヒートさんが珍しそうにチャーハンを見つめる。でも木のスプーンに山盛りに盛って、ひと口ぱくりと食べた。 

青菜と卵と、お肉がないから厚揚げで代用した貧相チャーハン。でもごま油と調味料でしっかり味付けしたからそんなに悪くはないはず。

「味がな"い。」

「それはきっと、ロックヒートさんが鼻に紙を詰めてるから、かな?」

「ああ"、そうだった。」        

「あ、ちょっと待って!!」

私が止めるよりも先に、ロックヒートさんが鼻の詰め物を取った。

(せ、せめて庭の障子を開けてからと思っていたのに!!)

そして私の予想通り、ロックヒートさんが卒倒した。

このままじゃ埒が明かない……。今お店は開店中だから人手はないし、ミレーヌさんもまだ帰ってこないし。     

 


そういえばロックヒートさんが最近は第2部隊がこの辺りを警備していると言っていた。

もしかすると他に騎士団の人がいるかもしれない。助けを求めようと、一旦外に出てみる。

赤や青の提灯が点灯し、花街の艶やかな雰囲気を演出している。あちこちで呼び込みの声が聞こえて、花街のメイン通りを覗いてみる。

でも騎士団の隊服を着ている人は見当たらない。

きっと私用では隊服なんて着ないだろうし、この花街は農地や山で暮らす人間も利用しているから誰が騎士団かはわからない。

「お姉さん、どこのお店の人? お姉さんなら10万リルで買うよ?」

振り返ると、数人の男の人が立っていた。

服の裾がほつれていたり、毛皮のようなベストを着たりと、この辺りでは見ない格好だ。

「ごめんなさい。私は『セラピスト』として働いていて、遊女ではないんです。」

「『セラピスト』とかいう妙な職業。やっぱりあんたが噂の『癒し』の力を持つ女か?」

「そ、そうですけど……」

「ちょっと俺達と来てもらおうか。」

「ど、どこへですか?」

「ちょっとそこだよ。そんな遠くはない。」

ヒゲの生えた体格のいい、毛皮のベストを着たおじさんが私の腕をつかむ。

(これって逃亡案件?!)

でも力ではとても敵いそうにない。

「すみません、私、部屋に戻らないと!」
 
「こっちは金払ってやるっつてるんだよ。黙ってついてこいや姉ちゃん。」

「ひぃっ」 

小学生の頃、知らないおじさんに絡まれ時のことを思い出す。

『ハアハアハアハアヘヘヘヘヘ、ちょ、ちょおっ~とおじさんと一緒にあそこのトイレまで来てくれるかなあ?』

あの時は間一髪、巡回中の警察官が通りかかったから助かった。  
    
私はなんだかんだ、周りの環境に守られてきたのだ。

人通りの多い場所が通学路だったし、工場で働いている時も満員電車で通っていた。防犯ブザーもスマホもあった。それにお父さんとお母さんもいた。
 
『……お前、危機管理は怠らない方がいいよ。』
『ダンピール以外にもお前を狙う奴が出てくるだろうね。』

ルナさんが言っていた言葉を思い出す。
                
今になって自衛の重みを実感する。でも今さらもう遅い。
 
「大丈夫さ。痛い目には合わせねえよ。」    
 
手を振り払おうにも振り払えず。おじさんが下卑た笑いを浮かべて私の手首を引いた。

「ふうん。凄いねあんたら。ミレ婆の弟子を攫おうとするなんてさ。自決するのと同じだよ。」

「だ、誰だ?!」

声の方を見れば、騎士団の隊服を着た男性が立っている。

前髪の長い、金髪の男性。この人は確か、第3部隊副隊長の――

「ダンピール騎士団第3部隊副隊長、グレコ・ルドルフ。」

「だ、ダンピール騎士団だと?! ってなんだそれ……」

おじさんたちが顔を見合わせている。

耳の尖ったダンピールが真っ黒な隊服を着ているというのに、あまり怯んでいる様子がない。もしかして知らないのだろうか?

「あんたらもしかして、異国のもんか?」

「っ……い、異国っちゃ異国かもしれんが……」

「そもそもこの辺りの奴がこの女に手を出そと思うはずがない。あのミレーヌの弟子だ。もしその女になにかあれば報復として国一つ滅ぶ。」

「なっ」

「それとも今ここで俺に滅ぼされたい? あんたらの臓器えぐり出して売れば、二束三文でも小銭にはなる。」

グレコさんが背中から長い銃を取り出し、おじさんたちに向けて突きつける。

「に、二束三文だと?!!」

「当たり前だ。あんたらの歯を見ればわかる。ろくなもん食べちゃないだろ? でも安心しなよ。俺は金を数えるより臓器を並べて眺める方が好きだから。」 

「き、きもちわりぃなコイツッ」
 
グレコさんの長い前髪から覗く漆黒の瞳が開眼する。瞬きを知らないその瞳に、おじさんたちが後ずさる。
 
今のうちにとグレコさんの元へ駆け寄ろうとすれば、なぜか追うように私に照準を合わせてきた。

(な、なんでわたし?! 助けてくれるんじゃないの?!)

グレコさんが眉一つ動かさず、私に銃口を向けてくる。

意味がわからず、ただ固唾を呑んでその場から動けなくなった。

「君が他国に渡れば、この国が潰される可能性がある。」

「な……」

「それならここで君を殺しておいた方が合理的。」

「なに言って」

「大丈夫。痛いのなんてそのうち麻痺するから。」
    
グレコさんの眼光が大きく見開いた。

           

 
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