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第2章 永遠の夏
27.取り調べ
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女子高生が座ったのは入ってすぐの一人席。あたしは通路をはさんで隣に座った。
よーし、それじゃ、取り調べ開始!!
「あたし、森田千夏。高校3年生。あなたは?」
「……」
ムスッとしている女子高生。
「ファッ!」と急に鳴ったバスのクラクションにびくりとして、しぶしぶ口を開く。
「……野中汐里。あんたと同じ高三」
「汐里ちゃんね。やっぱり、同じくらいだと思った。その制服、S高校のでしょ?」
「知ってるの?」
「うん。中学の同級生が何人か通ってる。あたしはK高だけど」
「えっ、K高なの?」
初めてこっちの話に食いついてきた。ここは掘り下げどきだ。
「そうだよ。知ってるの?」
「別に。彼氏の出身校ってだけ」
「へえ、彼氏いるんだ! どんな人?」
「どんなって……」
汐里はちょっと照れくさそうにうつむく。
「優しくて、かっこよくて、背が高い、かな」
うわー、ハイスペックぅぅ……でもたしかに、この子もけっこう美人だもんね。イケメンの彼氏がいたって不思議じゃない。
「いいなぁ。学校違うのに、どうやって出会ったの?」
「なんでそこまで話さなきゃいけないのよ」と言いながらも、「いいじゃん、教えてよ」と一押ししたらわりと簡単に話してくれた。
「うちの近くの海で写真を撮っているところを見かけたの。なんていうか、不思議な雰囲気の人で……幻かと思って話しかけたら、当たり前だけど普通の人間だった」
「一目惚れかぁ」
こんな時なのににやにやしてしまう。
「話しかけただけなのに、なんでそうなるのよ」
「まあまあ。続きをどうぞ」
「その人……セージっていうんだけど、隣町で暮らしてる大学生で、実家で飼っていた猫が死んじゃったんだって。寿命だからしょうがないんだけど、すごくかわいがっていたから悲しくて。海を見たら少しは気持ちが整理できるかもしれないと思って来たんだって。だから、私も一緒に猫のためにお祈りしたの。セージのところにまた帰ってこられるといいねって」
あれ、冷やかそうと思ったのに意外としんみりした話だったな。
「それからも何度か海岸で会ってるうちに、仲良くなった」
「なんだ、いい話じゃん」
「そうかしら。弱みにつけこんだとも言えるけど」
彼女はクールに言って、窓の外を見た。つんと澄ました横顔も、悔しいけどきれいだった。海のことを知るために情報を引き出そうと思って始めた取り調べだったのに、あたしの心は敗北感に包まれていた。
アイスを食べに行こうと言ったらバスが来たから、てっきりショッピングモールのフードコートに連れていってくれるんだと思ってたけど、バスが停まったのはそれよりも少し先の歩道橋の近くだった。
どういうことかと思ったら、降車してすぐにフルーツパーラーがあってすごく驚いた。だってこれは、海が引きこもりしてる間にできた店で、前に来たときはなかったはず……
この世界は変化してる。もしかして、海はすぐ近くにいるの?
「なに突っ立ってんのよ。ここに来たかったんじゃないの?」
「うん、そうなんだけど……」
汐里は一人でさっさと店に入っていく。あたしも慌てて追いかける。
こぢんまりしたお店だけど、絵本の中から出てきたみたいなとてもかわいらしい内装が素敵で、ここにいるだけで楽しい気分になれる。時々財布に余裕があるときは万里や晴夏と来るんだけど、今日は会ったばかりの、もしかしたら宿命の天敵かもしれない人物と来ている。すごく変な感じ。それは向こうも感じていることだと思う。
そうは言っても、ショーケースにずらりと並んだカラフルなフルーツケーキやゼリーを見ていたら、警戒心とか懸念とか、ムスッとしていた女子高生はどこかへ行ってしまった。
店員さんはいないので、トレーに好きなものを好きなだけ乗せていく。カウンターの奥の部屋には業務用の冷蔵庫があって、キンキンに冷えたアイスクリームやジュースが勢ぞろいしていた。せっかくなので大き目のグラスにいろいろ盛りつけてパフェを作った。
「うわー、それはさすがに盛りすぎでしょ」
あたしのスペシャル全部乗せパフェを指さして汐里が言う。
「だって夢だったんだもん。こういうパフェ食べるの」
言ってる間にも、重みに耐えきれなくなったアイスクリームが溶けて沈んでトッピングのさくらんぼが傾いていく。
「やばい。写メ撮ろ」
汐里がポケットから取り出したのは、たくさんストラップがついたガラケーだった。お母さんが昔使っていたのを見たことがある。
「たしかに。これは残しておきたいかも」
あたしもリュックからスマホを取り出す。「何それ?」と汐里が物珍しそうにのぞきこもうとしたとき、とんでもないことに気がついて「わーっ!!」と叫んで立ち上がってしまった。
「……なに、どうした?」
「いや、こっちの話……」
千代子さんと別れてから、日付がすでに1か月以上も過ぎていた。
やべ。新学期、とっくに始まってる。
「終わった。出席日数足りるかな……」
「そんなに学校サボったの? バカだね」
「留年だけは避けたいよぉ……」
思った以上にあっちとこっちの時間のずれがすごいことになっている。念のため、3学期が始まる頃にアラームが鳴るように設定しておこう。できればそんなに長居したくないけど。
「いちごのタルトうまー」
汐里はあたしの絶望感などお構いなしにタルトをほおばっている。……こうなったらもう、やけ食いだぁぁ!!
「あはは、すごい勢いで食べるじゃん。いけいけー!!」
「うっ、苦しい……」
「だから盛りすぎだって言ったのに」
高いところから街を見たいという汐里に付き合って、歩道橋の上にいる。日が傾いて、少し涼しくなってきた。
フルーツパーラーで飽きるほどスイーツを食べながら、あたしたちはかなり打ち解けていた。その成果として得た情報は、彼女はあたしと同じくらいの年齢だけど、生まれた年代がずれているらしいということ。ひとりっ子で、お父さんがとても厳しくて仲が悪いこと。卒業したらすぐにでも家を出たいと思っていること、などだ。汐里が海のお母さんだという線はやっぱり正しいのかもしれない。どうして若い頃の姿なのかは謎だけど。
「あーあ、ここにセージがいればなぁ」
汐里が手すりに肘を預けてつぶやく。
両側を背の高いビルで挟まれた広い道路の向こうに、太陽が沈んでいく。
「ただでさえお腹いっぱいなんだから、そういう話はもういいよ」
「こんな街にいるのが女子二人だけなんて、まるで世界の終わりみたい」
「世界の終わりねぇ」
この世界をつくったのは海で、海にそうさせたのはたぶん、この人だ。本当は憎むべき相手なのかもしれないけど、どうもそういう気になれない。ちょっときついところはあるけど、どこにだっていそうな普通の女の子だ。
「あの海ってやつ、ここにひとりで住んでたんでしょ。わたしのことずっと閉じこめてたのはむかつくけど、すごく孤独だったろうね。広いと余計にそう感じる」
「寂しかったと思う。あんまり弱音吐いてるところは見たことないけど」
「彼女の前だとかっこつけるタイプか」
「彼女じゃないです」
「違うの?」
「たぶん」
「はっきりしないのね」
汐里は薄く笑った。
「そういう時間が楽しいのもわかるけど」
「海、どこにいるんだろう……」
ビルの間をふわりと風が抜けていった。
よーし、それじゃ、取り調べ開始!!
「あたし、森田千夏。高校3年生。あなたは?」
「……」
ムスッとしている女子高生。
「ファッ!」と急に鳴ったバスのクラクションにびくりとして、しぶしぶ口を開く。
「……野中汐里。あんたと同じ高三」
「汐里ちゃんね。やっぱり、同じくらいだと思った。その制服、S高校のでしょ?」
「知ってるの?」
「うん。中学の同級生が何人か通ってる。あたしはK高だけど」
「えっ、K高なの?」
初めてこっちの話に食いついてきた。ここは掘り下げどきだ。
「そうだよ。知ってるの?」
「別に。彼氏の出身校ってだけ」
「へえ、彼氏いるんだ! どんな人?」
「どんなって……」
汐里はちょっと照れくさそうにうつむく。
「優しくて、かっこよくて、背が高い、かな」
うわー、ハイスペックぅぅ……でもたしかに、この子もけっこう美人だもんね。イケメンの彼氏がいたって不思議じゃない。
「いいなぁ。学校違うのに、どうやって出会ったの?」
「なんでそこまで話さなきゃいけないのよ」と言いながらも、「いいじゃん、教えてよ」と一押ししたらわりと簡単に話してくれた。
「うちの近くの海で写真を撮っているところを見かけたの。なんていうか、不思議な雰囲気の人で……幻かと思って話しかけたら、当たり前だけど普通の人間だった」
「一目惚れかぁ」
こんな時なのににやにやしてしまう。
「話しかけただけなのに、なんでそうなるのよ」
「まあまあ。続きをどうぞ」
「その人……セージっていうんだけど、隣町で暮らしてる大学生で、実家で飼っていた猫が死んじゃったんだって。寿命だからしょうがないんだけど、すごくかわいがっていたから悲しくて。海を見たら少しは気持ちが整理できるかもしれないと思って来たんだって。だから、私も一緒に猫のためにお祈りしたの。セージのところにまた帰ってこられるといいねって」
あれ、冷やかそうと思ったのに意外としんみりした話だったな。
「それからも何度か海岸で会ってるうちに、仲良くなった」
「なんだ、いい話じゃん」
「そうかしら。弱みにつけこんだとも言えるけど」
彼女はクールに言って、窓の外を見た。つんと澄ました横顔も、悔しいけどきれいだった。海のことを知るために情報を引き出そうと思って始めた取り調べだったのに、あたしの心は敗北感に包まれていた。
アイスを食べに行こうと言ったらバスが来たから、てっきりショッピングモールのフードコートに連れていってくれるんだと思ってたけど、バスが停まったのはそれよりも少し先の歩道橋の近くだった。
どういうことかと思ったら、降車してすぐにフルーツパーラーがあってすごく驚いた。だってこれは、海が引きこもりしてる間にできた店で、前に来たときはなかったはず……
この世界は変化してる。もしかして、海はすぐ近くにいるの?
「なに突っ立ってんのよ。ここに来たかったんじゃないの?」
「うん、そうなんだけど……」
汐里は一人でさっさと店に入っていく。あたしも慌てて追いかける。
こぢんまりしたお店だけど、絵本の中から出てきたみたいなとてもかわいらしい内装が素敵で、ここにいるだけで楽しい気分になれる。時々財布に余裕があるときは万里や晴夏と来るんだけど、今日は会ったばかりの、もしかしたら宿命の天敵かもしれない人物と来ている。すごく変な感じ。それは向こうも感じていることだと思う。
そうは言っても、ショーケースにずらりと並んだカラフルなフルーツケーキやゼリーを見ていたら、警戒心とか懸念とか、ムスッとしていた女子高生はどこかへ行ってしまった。
店員さんはいないので、トレーに好きなものを好きなだけ乗せていく。カウンターの奥の部屋には業務用の冷蔵庫があって、キンキンに冷えたアイスクリームやジュースが勢ぞろいしていた。せっかくなので大き目のグラスにいろいろ盛りつけてパフェを作った。
「うわー、それはさすがに盛りすぎでしょ」
あたしのスペシャル全部乗せパフェを指さして汐里が言う。
「だって夢だったんだもん。こういうパフェ食べるの」
言ってる間にも、重みに耐えきれなくなったアイスクリームが溶けて沈んでトッピングのさくらんぼが傾いていく。
「やばい。写メ撮ろ」
汐里がポケットから取り出したのは、たくさんストラップがついたガラケーだった。お母さんが昔使っていたのを見たことがある。
「たしかに。これは残しておきたいかも」
あたしもリュックからスマホを取り出す。「何それ?」と汐里が物珍しそうにのぞきこもうとしたとき、とんでもないことに気がついて「わーっ!!」と叫んで立ち上がってしまった。
「……なに、どうした?」
「いや、こっちの話……」
千代子さんと別れてから、日付がすでに1か月以上も過ぎていた。
やべ。新学期、とっくに始まってる。
「終わった。出席日数足りるかな……」
「そんなに学校サボったの? バカだね」
「留年だけは避けたいよぉ……」
思った以上にあっちとこっちの時間のずれがすごいことになっている。念のため、3学期が始まる頃にアラームが鳴るように設定しておこう。できればそんなに長居したくないけど。
「いちごのタルトうまー」
汐里はあたしの絶望感などお構いなしにタルトをほおばっている。……こうなったらもう、やけ食いだぁぁ!!
「あはは、すごい勢いで食べるじゃん。いけいけー!!」
「うっ、苦しい……」
「だから盛りすぎだって言ったのに」
高いところから街を見たいという汐里に付き合って、歩道橋の上にいる。日が傾いて、少し涼しくなってきた。
フルーツパーラーで飽きるほどスイーツを食べながら、あたしたちはかなり打ち解けていた。その成果として得た情報は、彼女はあたしと同じくらいの年齢だけど、生まれた年代がずれているらしいということ。ひとりっ子で、お父さんがとても厳しくて仲が悪いこと。卒業したらすぐにでも家を出たいと思っていること、などだ。汐里が海のお母さんだという線はやっぱり正しいのかもしれない。どうして若い頃の姿なのかは謎だけど。
「あーあ、ここにセージがいればなぁ」
汐里が手すりに肘を預けてつぶやく。
両側を背の高いビルで挟まれた広い道路の向こうに、太陽が沈んでいく。
「ただでさえお腹いっぱいなんだから、そういう話はもういいよ」
「こんな街にいるのが女子二人だけなんて、まるで世界の終わりみたい」
「世界の終わりねぇ」
この世界をつくったのは海で、海にそうさせたのはたぶん、この人だ。本当は憎むべき相手なのかもしれないけど、どうもそういう気になれない。ちょっときついところはあるけど、どこにだっていそうな普通の女の子だ。
「あの海ってやつ、ここにひとりで住んでたんでしょ。わたしのことずっと閉じこめてたのはむかつくけど、すごく孤独だったろうね。広いと余計にそう感じる」
「寂しかったと思う。あんまり弱音吐いてるところは見たことないけど」
「彼女の前だとかっこつけるタイプか」
「彼女じゃないです」
「違うの?」
「たぶん」
「はっきりしないのね」
汐里は薄く笑った。
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