🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第18章 この世の歴史は、勝者により作られた

変わる 変わる 歴史は変わる

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歴史において、私達が一般常識だと思っている内容について
思いを馳せてみる。


私達が、何の疑いもなく習ってきた事は、数十年後には、変化するかもしれないということ、
そういうことを踏まえながら今を、生きる。


言い換えれば、
当たり前だと思っている常識が
実は、当たり前ではない不確かなものである、、、
そういう認識を持つことが大切だと思う。

ショックを受けたりしてはいけない。

もし、ショックを受けたとしても、新しい情報に、柔軟に対応しよう。(頭では分かっているが、これがなかなか   )

どんなに愛着のある馴染み深い名称や人の名前があったとしても、
私達は、新しい研究結果を、受け入れる器量は必要である。



<下記は、学習塾の先生が、今現在の歴史の教科書に掲載されている内容を解説して下さっている内容だが、昭和40年代生まれの私が子供の頃に教わった内容と随分違っていてビックリである。〉


『時代によって異なる事実、教科書の今昔』

斉藤 秀雄 | 学習塾校長・講師


一番有名なのは、やはり歴史の教科書でしょうか。新しい事実が発見されるたび、歴史の教科書は少しずつ改訂が繰り返されてきました。例えば、「富本銭」と「和同開珎」。どれほど流通していたのかなど、まだ学説が分かれていますが、日本最古の貨幣は和同開珎ではなく、富本銭の可能性が高いようです。私もニュースで見て、とても驚いたことを覚えています。
次は鎌倉幕府。みなさん、語呂合わせで「イイクニ(1192)つくろう鎌倉幕府」と習った方も多いはずです。しかし、今は「イイハコ(1185)つくろう」に変更されています。1185年、源頼朝が朝廷に日本全国への守護・地頭の設置を認めさせ、壇ノ浦の戦いで平家を破ったのが年号だから、という理由のようです。
最後に「絵踏」と「踏絵」。たいして違いは無いように思えますが、実際は「踏ませたもの」と「踏ませるという行為」との違いがあり、今は別々の意味として記載されています。ちなみに、私は中学生に教える際、うかつにも旧表記の「踏絵」で教えてしまい、慌てて訂正する羽目になったことがあります。他にも「仁徳天皇陵」から「大仙古墳」へ、「聖徳太子」から「厩戸皇子」へなど、歴史の教科書にはいくつかの変更が加えられてきました。
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