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第87章 サルバトール・ムンディ、緊急集中談義
サルバトール・ムンディに関しては、世の中が戦略に乗っかっちゃった感、否めない。
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「世の中が分からず屋なのか?こんな世の中に順応出来ない私のほうが分からず屋なのか?」
2009年以降、様々な問題に遭遇し、本来解決したかった問題をそっちのけで、あれやこれやに振り回されている。
サルバトール・ムンディに関しては、ことごとく、世の人々が、
戦略に乗っかっちゃった感、否めない。
《修復したら、ダ・ヴィンチの真作だと判明し、しかも、それは、元々はチャールズ1世が所有していた絵で、長年行方不明だった絵画だったという》
本当に良く出来過ぎた話である。
話に乗っかり、ダ・ヴィンチの絵画新発見という事実にのみ歓喜し、
絵を《視覚で》じっくり観察しようとする者は少ない。
やはり、修復して鑑定に出したというその過程も、怪しむべき要素の塊(かたまり)だった。
確かに修復したら、見栄えは良くなるかもしれない。
しかし、通常は、専門家に鑑定をお願いする前に、修復なんてしたら、元々の描写が分かり難くなり、鑑定し難い常態になるのではないか?
それでも、彼らは修復に出した。
彼らは、《科学的に調べれば、レオナルドの要素が見つかる》と確信していたから。
彼らの狙いは、科学的分析だった。
だから、実際の描写の良し悪しなんて、眼中にはなかった。
恥ずかしげもなく、TVでは、こんな画像も公開した。
2009年以降、様々な問題に遭遇し、本来解決したかった問題をそっちのけで、あれやこれやに振り回されている。
サルバトール・ムンディに関しては、ことごとく、世の人々が、
戦略に乗っかっちゃった感、否めない。
《修復したら、ダ・ヴィンチの真作だと判明し、しかも、それは、元々はチャールズ1世が所有していた絵で、長年行方不明だった絵画だったという》
本当に良く出来過ぎた話である。
話に乗っかり、ダ・ヴィンチの絵画新発見という事実にのみ歓喜し、
絵を《視覚で》じっくり観察しようとする者は少ない。
やはり、修復して鑑定に出したというその過程も、怪しむべき要素の塊(かたまり)だった。
確かに修復したら、見栄えは良くなるかもしれない。
しかし、通常は、専門家に鑑定をお願いする前に、修復なんてしたら、元々の描写が分かり難くなり、鑑定し難い常態になるのではないか?
それでも、彼らは修復に出した。
彼らは、《科学的に調べれば、レオナルドの要素が見つかる》と確信していたから。
彼らの狙いは、科学的分析だった。
だから、実際の描写の良し悪しなんて、眼中にはなかった。
恥ずかしげもなく、TVでは、こんな画像も公開した。
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