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第88章 2019年までのカウントダウン
再投稿 モナ・リザ誕生の経緯 (あくまでも、モナ・リザは、母が原形)
しおりを挟むモナ・リザ誕生における、要点のまとめ
ダ・ヴィンチは、自分自身の魂と亡き母カテリーナの魂を融合させる絵を描き、幼き頃から満たされなかった寂しさを慰めるような絵を描こうと思いついた。
ダ・ヴィンチ、最初の思いつきは、ごくごく自然な、
人としての感情から。
しかしながらダ・ヴィンチは偉大である。
母をテーマにした、その絵を
時代を越えた未来の価値観に繋がる絵画、
宇宙の真理を追及した宇宙的思想の絵画、
宗教を越えた宗教画、
多次元的な絵画にしたのだから。
勿論、そのなかの一つとして、イエス・キリストとマクダラのマリアの真実も、暗号として描き加えていた。
それは、当然、キリスト教に抑圧的に支配されていた時代において、宗教理念に逆らうような絵画であり、決して受け入れられない、許されない絵だった。
時の権力者は、
ダ・ヴィンチが描いた絵を、人物画として固定させようと思いついたのだ。
様々な策略を巡らせ、「ベールを被ったフィレンツェの婦人」と呼ばれていた絵画は、
ダ・ヴィンチの死から50年後を経過した頃には
「モナ・リザ」(ラ・ジョコンダ)という名前が定着したのである。
一度定着したタイトルは、揺るぎないタイトルになってしまった。
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