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第59章 モナ・リザは誰なんだろ?
2015年12月、パスカル・コット氏の発見
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※先ず、ニュース転写
【上海共同】イタリアの画家レオナルド・ダビンチの代表作「モナリザ」には3層の下絵が存在し、描き直されて現在の絵となった可能性があると、フランスの科学者パスカル・コット氏が中国上海市で8日に開かれたダビンチ関連イベントで発表した。英BBC放送が9日までに報じた。
BBCなどの説明によると、コット氏は絵に光を当て反射した光を測ることで絵の下層を調べる技術を開発。第1層の絵の人物は「モナリザ」の女性よりやや大きく、第2層の女性には「モナリザ」にはない髪飾りなどが描かれていた。第3層の女性は「モナリザ」にあるベールをかぶっておらず、コット氏は別の女性と主張した。
※ 懐疑的な意見を紹介
大学で芸術史の名誉教授を務めるMartin Kemp氏は、Gompertz氏に同意。BBCのドキュメンタリーで次のように語っている。
「(Cotte氏による)復元は、ダ・ヴィンチが当時考えていたであろうことを見事に表現しています。しかし、モナリザの表面下に“隠された”絵画があるという考えについては支持しきれません。...多かれ少なかれ、完成までには継続的な発展プロセスがあるのはわかりますが、異なる人物のポートレイトが段階的に描かれたとは思えません。わたしはモナリザが最初から1人の女性であるということは絶対的に確信しています。」
パスカル・コット氏の発見のニュースが飛び交っていた当時の私の意見を転写 ( 自身のブログより)
私の見解
そもそも、モナリザは肖像画ではないのだから、ほりさげて追求するまでもないかもしれない。
色々な構想段階や、下絵の段階で、パスカル・コット氏がおっしゃるような絵を踏まえながら、
描き足し描き足しして、そして最終的に、あのような絵になったのだから、それはそれで、[隠された下絵]って見方は、確かにおかしいかも?
【上海共同】イタリアの画家レオナルド・ダビンチの代表作「モナリザ」には3層の下絵が存在し、描き直されて現在の絵となった可能性があると、フランスの科学者パスカル・コット氏が中国上海市で8日に開かれたダビンチ関連イベントで発表した。英BBC放送が9日までに報じた。
BBCなどの説明によると、コット氏は絵に光を当て反射した光を測ることで絵の下層を調べる技術を開発。第1層の絵の人物は「モナリザ」の女性よりやや大きく、第2層の女性には「モナリザ」にはない髪飾りなどが描かれていた。第3層の女性は「モナリザ」にあるベールをかぶっておらず、コット氏は別の女性と主張した。
※ 懐疑的な意見を紹介
大学で芸術史の名誉教授を務めるMartin Kemp氏は、Gompertz氏に同意。BBCのドキュメンタリーで次のように語っている。
「(Cotte氏による)復元は、ダ・ヴィンチが当時考えていたであろうことを見事に表現しています。しかし、モナリザの表面下に“隠された”絵画があるという考えについては支持しきれません。...多かれ少なかれ、完成までには継続的な発展プロセスがあるのはわかりますが、異なる人物のポートレイトが段階的に描かれたとは思えません。わたしはモナリザが最初から1人の女性であるということは絶対的に確信しています。」
パスカル・コット氏の発見のニュースが飛び交っていた当時の私の意見を転写 ( 自身のブログより)
私の見解
そもそも、モナリザは肖像画ではないのだから、ほりさげて追求するまでもないかもしれない。
色々な構想段階や、下絵の段階で、パスカル・コット氏がおっしゃるような絵を踏まえながら、
描き足し描き足しして、そして最終的に、あのような絵になったのだから、それはそれで、[隠された下絵]って見方は、確かにおかしいかも?
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