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第61章 私なりの結論
鏡が、真理を解く鍵である
しおりを挟む私は、一連の様々な体験を通して、
「鏡が、真理の扉を開く鍵である」ことを悟った。
極端な言い方をすれば、この世に現れた事象は、全て幻であり、見えない世界にこそ、真実が隠されていると感じる。
少し、オカルトチックに聞こえるかもしれないが、
現実世界と、見えない真実の世界があるとし、その間を繋ぎ、橋渡しとなる役割を持つのが“鏡”であるような気もする。
事実、日本の古代でも、鏡には魔力のようなものがあると信じられ、様々な祭り事に“鏡”は、用いられた。
西洋文化でも、白雪姫などの物語に、鏡が登場
「魔法の鏡」として、その存在感をいっそう際立たせている。
ダ・ヴィンチからのメッセージのキーワードは、
「永遠なる母の愛」と「鏡」であると思えて仕方ない。
ダ・ヴィンチは、様々な学びを通し、メッセージを託していた。
今、自分が生きる時代には、決して理解されないとし、溢れんばかりの想いを、絵画に封印するかの如く、想いを絵画に閉じ込めた。
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