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第62章 真理の扉を開く時
まるで、月の光
しおりを挟む私が、世に照らす光は
まるで月の光だと思った。
太陽のような、燦々とした輝きもなければ、
稲妻のような激しさもない。
ただただ、穏やかに
暗闇を照らす月光である。
しかし、その月光は、
「暗い闇夜を照らす光」となるだけではなく
「暗い闇世を照らす光」となればと、
仄かな期待をしている。
この世の中に、埋もれた真理の原石達に
私は、優しく清らかな、月の光を当てる。
真理の原石達は、何億年もの古来の、本来の輝きを取り戻すに違いない。
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