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裏女王様の実践指導 ※
しおりを挟む「カズ、ほんと……やめ、ろよ……」
俺が亮太の胸の突起に吸いついていると、亮太が困ったような声で言ってきた。
すでに亮太の上のシャツは捲り上げて、縛ってある手首の辺りで纏めてある。
そして、鍛えられてきれいに筋肉のついた亮太の細身な身体を俺は愛撫していた。
「ここ……硬くなってるけど?」
一度、唇をそこから離してそう言うと、俺は反対側に舌を移動させた。
さっきまで舐めていた方を指で摘むと、そこの硬度が増してくる。
念入りに俺がそこを嬲っていると、亮太は身体をくねらせ逃げようとする。
「マジで、カズ……冗談じゃ……すまなくなる」
喘ぎ声を漏らすほどではないようだが、亮太の声が掠れてきたから、少しは俺の愛撫に反応してきたんだろう。
実際に亮太が身体をくねらせる度に、僅かに形を変え始めてきた亮太自身が、上に乗っかっている俺に触っている。
「冗談ですますつもりないけど? ここだって反応してきてるじゃん」
俺が布越しに亮太自身に手を伸ばすと、亮太の腰が逃げようとする。
「観念して、素直になれよ」
俺は亮太の腰の方へと自分の身体を移動させた。
そして、亮太のズボンへと手をかけるとボタンを外し、チャックを下ろしていく。
前を寛げさせると、下着の中で亮太自身が育っているのがわかる。
「ここ……いつも彼女にしてもらってたのか?」
ズボンを脱がせてベッドの下へと落とし、下着の上からそこへと触れる。
「ちょっ、あっ、カズ!」
俺が下着へと手をかけると、亮太が慌てたように暴れ出す。
それを阻止するために、俺は下着の上からそこに息を吹きかける。
「あっ!」
熱い吐息に、亮太がビクッと身体を震わせたすきに、俺は素早く亮太の下着を脱がしてしまった。
「あ……」
見るともなしに視界に入ってきた亮太自身に、俺は自分の身体が熱を持ち始めたのを感じる。
(予想以上に……成長してんじゃん)
付き合いの長い亮太の裸を見るのは別に初めてではないが、最近ではそれも減っていた。
改めて見ると、普段の純粋そうな亮太には似つかわしくないほどの立派なそれは、充分男を感じさせる。
(ヤバイ……本気になりそう)
俺はそう思いながら、完全には反応しきっていない亮太のそこに舌を這わせる。
「んっ……くぅ……」
亮太の口から噛み殺した声が漏れる。
その声に合わせるかのように、亮太自身が反応していく。
「彼女に……してもらったことは?」
もうすでに亮太が暴れられる状態じゃないのを確認した俺は、愛撫の手を緩めて聞いてみる。
やっぱり直接的な刺激で大抵の男は落ちる。
「あっ、そんな、こと……」
「してもらったことない? なら、当然こんなことも……」
そう言うと俺はなるべく大きく口を開いて、先端を口に含む。
「うわっ!」
「してもらったことないよな?」
女の子を大事にする亮太が、こんな所を彼女に舐めさせるはずがない。
自分が初めて亮太にしている人間なんだ。
口の中で成長していく亮太自身にだんだんと息苦しくなってきたが、それでも俺は、なぜかやめたいと思わなかった。
「カズ。ほんと、駄目だって……」
縛られた両手で俺の頭を押して亮太がそこから離そうとするが、俺はそれを無視して口全体で愛撫していく。
亮太の声に艶っぽさが入り、感じているのがわかる。
初めて聞く亮太のそんな声に俺自身が興奮してきた。
「駄目じゃないだろ。亮太、興奮してんじゃん。俺だって……」
そう言って俺は身体を離し、服を全て脱ぎ捨てた。
「……あ……」
全裸の俺を見た瞬間、亮太自身の大きさが増したのがわかる。
(へぇ~……俺に欲情してくれてんだ)
その事実に興奮が我慢出来なくなった俺は、自分自身を右手に包み込む。
そこはすでに熱を持ち、熱く変化していた。
俺は自分自身を刺激しながら、もう一度喉の奥まで亮太を啣える。
「んっ……ふぅ……」
「カ……カズ」
さっきよりも苦しさが増していたけれど、俺はどうしても亮太をイカせたくて今まで培ってきたテクを駆使した。
「うっ、カズ……ヤバイ、そこ……離せ」
切羽詰まったような亮太の声に、限界が近いことがわかる。
でも、そんな亮太に煽られて、自分の手の中にいる俺自身ももう我慢の限界だった。
「いいから……イケよ」
自分を弄る手の動きを速めると同時に、俺は亮太のそこに舌を絡め、強く吸い付いた。
「くっ……あっ、カズっ!」
次の瞬間、俺の喉の奥へと亮太の欲望が放たれた。
「んっ、んぅっ……」
そして、俺自身も自分の手の中へと解放していた。
「はぁ……はぁ……」
頬を紅潮させ、荒い呼吸を繰り返す亮太がなんか可愛くて、俺は身体を起こすとその唇にキスをした。
しばらく口の中を刺激していると、ふと俺の舌に亮太の舌が絡まってきた。
(え……?)
俺が驚いて動きを止めてしまうと、逆に亮太の舌に押し戻され、そのまま俺の口の中を亮太が自由に動き回る。
「ん、あぁっ……」
巧みというよりも、少し乱暴で情熱的な亮太のキスに俺の身体の奥が疼きだした。
(ヤバイ……最後まではやらないつもりだったのに俺、今……すごく亮太としたい)
俺は初めて亮太のことを性欲対象として見てしまった。
そう自覚してしまうと、もう身体は止められなくなっていた。
俺は亮太にキスされながら、後ろの部分へと自分の指を入れてみる。
「んっ……」
さっき自身が放ったものを手で受け止めていたせいか、簡単にそこは指を飲み込んだ。
中を解すように手に残っていたものを塗り込めると、喘ぎ声が亮太の口へと消えていく。
指だけじゃ足りない……もっと奥に。
「亮太、ごめん」
そう先に謝った俺は、身体をずらして亮太自身を掴むと、ちょうどいい硬さになるまで刺激を加える。
「んっ、あ……」
強弱をつけて擦っていると、すぐに亮太自身が反応してきた。
そして、亮太のそこが完全に立ち上がったのを確認すると、俺は腰をあげて自分の後ろへと合わせる。
「……カズ?」
不安げに亮太が俺の名前を呼んだが、俺は自らの体重をかけて少しずつ中へと沈めていく。
「ん、はっ……大き……ぁ」
奥までは完全に解せなかったせいか、僅かに痛みを伴う挿入に俺は眉をひそめながらゆっくりと呑み込んでいった。
「ふぅ……んっ……」
なんとか全部を収めきった俺は、ペタッと座り込む形で亮太に体重を預け、安堵のため息を吐いた。
「あっ……」
そのまま馴染むのを待とうとしたが、亮太のサイズ的に動かなくても俺のイイトコロが刺激され、内側から身体がどんどん疼いていく。
「んんっ、うっ」
少し動いただけでも、かなり感じてしまい、俺は亮太から与えられる快感に夢中になってしまった。
「あっ、亮太。すご、い……んあっ!」
俺は貪欲に快感を求めて、自ら腰を振った。
「……カズ、平気?」
亮太が眉間に皺を寄せ、何かを耐えている。
「な、何が? あっ、すごい気持ちいっ……ああっ!」
俺が言い終わるか終わらないか辺りで、いきなり亮太に下から突き上げられた。
その場所から頭の先まで一気に快感が走り抜ける。
「あ、嘘……っん、やっ、ああ……っ」
亮太の激しい突き上げに合わせて、俺自身の腰の動きも大きくなっていく。
激しすぎて苦しいような、でも、いつまでも感じていたいような気持ちよさに、俺の頭の中は亮太のことしか考えられなくなっていた。
「あっ、亮太……前、弄って……お前の手で、触って」
腰を動かしながら俺が強請ると、亮太は縛ったままの両手で俺自身を包み込んでくれた。
「うあっ!」
それだけで、俺の先走りが溢れ出るのを感じる。
「カズ……気持ちいいの?」
当たり前のことを聞いてくる亮太を、俺は見下ろして睨んだ。
「あ、触ってて……わかるだろ……んっ」
「そっか……」
そう言うと、今までたどたどしく動かしていた亮太の手が、いきなり大胆に俺自身を擦りあげる。
「ひゃっ……あ、んっ、やっ……もう……い、イクっ……亮太!」
駄目だ、気持ち良すぎる……腰、止められない。
亮太に自身を握らせて、自分で大きく腰振って……何やってんだろ、俺。
そう思うのに止めることが出来ない俺は、自分自身の快楽よりも亮太をイカせることに意識を集中させる。
「くっ……すごい、カズの締めつけ……」
「感じるなら、イケよ……俺の中で……ああっ!」
亮太の手が、解放へ向けての動きに変わる。
「カズ……」
「あっ、亮太……んんっ」
俺も亮太の手に合わせて腰を動かす。
もうお互いに限界が近い。
「あっ、ああっ、出るっ!」
「くっ……」
俺達は、ほぼ同時に絶頂を迎えた。
そして、亮太の手首のベルトを外し、身体を離した俺達は気怠い身体に逆らうことなく、そのまま眠りについてしまった。
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