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さらに2年!!

ぼくが12歳になったから…?3

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シルバちゃんとお話しをしてから、もう一度考えて…ちゃんと整理ができたからみんなに伝えることにしたんだ。

「ポルン…大丈夫」

ノエルがギューってしてくれる。
ぼくが…ぼくの手が少し震えてる時はさ…いつも、ノエルは1番に気づいて傍にきてギューってしてくれる。
どんなに、情けない顔してるぼくでも…ギューってしてくれるんだ。
当たり前じゃないんだ…ノエルはぼくをずっとずっと…ぼくが思うよりも深い気持ちでぼくを見守ってくれてるんだ。
うん…。

クランは、ぼくより酷い顔してるよ…
もぅ…クランの額にぼくの額をくっつけて目を見つめてから

「ぼく大丈夫だよ?クラン?」

って言ってキスをする。
そうして、ぼくはクランからパワーをいつももらってるんだよ?

ジュリンと手を繋いで、みんなのとこに行った。

「ぼく、いっぱい考えたんだ。この世界に来てから、このお家とみんなだけがぼくの世界だった。それだけでも、楽しくて幸せだよ。でもね…ちょっとだけ、外の世界に冒険に出て見ようと思うんだ。ジュリンに、外の世界のお話しをしてあげられるよういになりたい。レンのカフェに行きたい。ノエルの作った乗り物たちをみたい。チュリとミュウのショップに行きたい。ジョーのmomに行きたい。学園で、みんなとの思い出が欲しい。フィーから魔法を教えてもらいたい。カザンの執務室に行きたい。フライの研究室に行きたい。ライルの辺境にまた行きたい。ユーハと買い出しに行きたい。王宮に行ってみたい。クランとノエルとジュリンと外の世界に行きたい。ぼくは、こんなに欲張りだけど…いいの?」

ラディがギューって抱きしめながら

「いいに決まってるよ!ダメなことなんかないよ!ポルンは、もっと欲張りになっても良いんだよ?どんなポルンも、俺たちはみんな大好きで大事なんだからね!」

って、チュッチュッチュッチュッってしてくれた…らさ

「どさくさに紛れてポルンにキスしないで!父上!!」

って、クランが急いでぼくを抱き寄せた。

そんなやり取りを見て、みんなが笑ってる!

「クランちゃん!酷ぉーい!良いじゃない!!嫉妬深いのは嫌われちゃうからね!」

なんてラディに言われてるよ!

「ナーン」ってアクアちゃんがぼくの肩に擦り寄ってきてくれた。
ほっぺをぺろぺろ舐めてくれたよ?
『ポルン信じる大事』
って聞こえた。

「うん」

ってぼくは笑って返事したらさ…

「ヤバイ…」
ってレンが呟いたから、みんなを見たら
赤い顔して悶えてる。

「ポルンの本気の笑顔は、ヤバイんだって…なぁレン…」

ってユーハとレンが話してる。

ぼくは、良くわからないからジュリンと遊ぼと思ってしゃがんでジュリンの目線に合わせたら
ジュリンまでお顔が真っ赤だよ…?

「ジュリン?遊ぼ?」

「ハッ!!う…うんうん!あそぶ!みんなで遊ぼ?」

子供たち、みんなで《トランプ》をしたんだ!
絵合わせなら、ジュリンも楽しめるからね!
絵合わせはね、簡単で誰でもできるからジョーが外交の時に良くするんだって言ってた。
言葉は通じないけれど、一緒に楽しめる遊びは貴重なんだよ!って言ってた。

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