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361、真っ黒事件
しおりを挟むいつも通りの就寝準備の時間帯に「何だコレっ?!」と驚きの声を上げたクマ太郎にビックリとしたウサギです。
普段と変わらず犬助とチュー助の歯磨きをしてくれたクマ太郎。
まずは問題なく犬助の仕上げの歯磨きが終わり、うがいまで恙無く出来ました。
うがいが終わった犬助にトイレや着替えを促す私とクマ太郎。
そうして、次はチュー助の番となりました。
イヤイヤ期がそろそろ終わると良いなぁ、MAXの頃よりはマシになったなぁ、という雰囲気のチュー助。
歯磨きを促しても気が乗らずに拒否する日もあれば、問題なく歯磨きを受け入れる日もあります。
そんなチュー助の今日の気分は、とくに抵抗なく歯磨きを受け入れてくれる日だったようです。
クマ太郎の膝を枕にゴロンとなって、可愛いお口を大人しくパカッと開けています。
いつも通りで何も変わらないはずのクマ太郎による仕上げ磨きの歯磨き。
しかし、此処でいつもと違う事が起こりました。
そう……「何だコレっ?!」というクマ太郎のビックリとした声です。
クマ太郎の声に驚いた私が振り返ってみたものは、黒く染まったチュー助の歯ブラシでした。
歯ブラシがあんなに真っ黒になっているのを初めて見ました。
どうしてあんなに歯ブラシが真っ黒になったのか……?
保育園から帰ってきてから黒い食べ物は食べていませんし……?
可能性としては油性ペンなどを咥えたくらいしか思い付かないのですけれど、そんな姿は見ていませんし……?
謎が謎を呼ぶ、チュー助のお口の中が真っ黒事件。
お歯黒ベッタリもビックリです。
原因は分かりませんけれど、取り敢えずしっかりと歯磨きを2回、うがいをしつこいほどにという対応で様子を見たいと思います。
本当に何であんなにも真っ黒になったのか……?
真実はチュー助しか知らないという、結末でございます。
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