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百四話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百四話
「うむ、カグラ殿はなかなか優秀ですな」
「いえ、そんなことは……」
「謙遜なさらずともよろしい、その歳でそれだけの魔力があれば十分すぎる程ですよ」
「そうですか……」
「ところで、これからどうされるつもりなのですかな?」
「まだ、具体的には決めていなくて……」
「それならばこの村に滞在してみてはいかがでしょう?」
「良いんですか?」
「もちろんです」
こうして勇者一行は村でしばらく暮らすことにした。ある日のこと。
「おい、お前らちょっとこい」
村の男達がやってきた。
「何でしょうか?」
「お前ら勇者なんだろ?魔王を倒してくれないか?」
「どうしてそれを?」
「噂になってるぞ」
「そうなんですね」
「頼んだぞ」
「わかりました」
百四話完
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