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百十六話
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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百十六話
「ふう、やっと抜けたか」
「そうだな」
「なんか疲れちゃったね」
「そうだね……」
三人組はようやく森を抜けて平原に出た。
「さて、これからどうするか……」
「とりあえず街に行くか?」
「そうだな」
「うん」
三人組は歩き出す。
しばらく歩くと……
「おい、あれなんだ?」
「ん?どれだ?」
「あれだよあれ」
勇者は遠くを指差した。
「なんだあれ?」
「あれは……」
「ドラゴンだな」
「え?」
三人組の前にいたのは巨大な翼竜だった。
「どうしてこんなところに……」
「わからない……」
「とにかく戦うぞ」
「ああ」
「うん!」
「よし、いくぞ!」
「おう!」
「わかった!」
三人は走り出した。
「はああっ!」
「おらぁ!」
「やあ!」
しかし、まったく攻撃が通らない。
「くそ……」
「なんて硬い皮膚してんだよ……」
「これじゃあ勝てないよ……」
その時だった。
「グギャアアッ!」
ドラゴンが火を吹き出した。
「くっ!避けろ!」
「くそっ!どこ狙ってんだ!」
「きゃあ!」
「カグラ!」
カグラに直撃してしまった。
勇者はカグラに駆け寄りヒールを施す。
「大丈夫!?」
「うっ……うん……」
「良かった……」
しかし次の瞬間、ドラゴンの攻撃が再び襲ってきた。
「グギャアアッ!」
「くっ……!」
勇者はカグラを抱えて避ける。
「勇者!大丈夫か!?」
「なにが?女の子1人守れなくて勇者が勤まるかっての」
百十六話完
百十六話
「ふう、やっと抜けたか」
「そうだな」
「なんか疲れちゃったね」
「そうだね……」
三人組はようやく森を抜けて平原に出た。
「さて、これからどうするか……」
「とりあえず街に行くか?」
「そうだな」
「うん」
三人組は歩き出す。
しばらく歩くと……
「おい、あれなんだ?」
「ん?どれだ?」
「あれだよあれ」
勇者は遠くを指差した。
「なんだあれ?」
「あれは……」
「ドラゴンだな」
「え?」
三人組の前にいたのは巨大な翼竜だった。
「どうしてこんなところに……」
「わからない……」
「とにかく戦うぞ」
「ああ」
「うん!」
「よし、いくぞ!」
「おう!」
「わかった!」
三人は走り出した。
「はああっ!」
「おらぁ!」
「やあ!」
しかし、まったく攻撃が通らない。
「くそ……」
「なんて硬い皮膚してんだよ……」
「これじゃあ勝てないよ……」
その時だった。
「グギャアアッ!」
ドラゴンが火を吹き出した。
「くっ!避けろ!」
「くそっ!どこ狙ってんだ!」
「きゃあ!」
「カグラ!」
カグラに直撃してしまった。
勇者はカグラに駆け寄りヒールを施す。
「大丈夫!?」
「うっ……うん……」
「良かった……」
しかし次の瞬間、ドラゴンの攻撃が再び襲ってきた。
「グギャアアッ!」
「くっ……!」
勇者はカグラを抱えて避ける。
「勇者!大丈夫か!?」
「なにが?女の子1人守れなくて勇者が勤まるかっての」
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