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「木刀ってそんなに感じるんですか?」
他愛もない疑問を口にしているだけといった感じのカークの手には、転移魔法で取り寄せた木刀がしっかりと握られている。
魔法の鎖に捕まった俺は、今は特殊な体勢でひとり掛けのソファーに座らされていた。
上半身は軍服の前側が開けられた状態で後ろ手に縛られ。
下半身は一糸纏わぬ姿のままでそれぞれの脚をアームレストに括りつけられている。
つまりは大事な部分ほど隠れていないという!
捕縛後。この体勢を提案された時、当然のことながら猛抗議した。
だがしかし!
『だったら鍛練場に訓練生を集めて衆人環視の中で犯して差し上げましょうか?』
と、ものすっごいいい笑顔で言われてしまったので、泣く泣く承諾した次第です。
間違っても俺の趣味じゃないから!
「せっかく貴方の大好きな乳首を苛めるための装飾具をつけておいたというのに、それだけじゃ満足出来なかったんですか?」
「んんッ……」
木刀の先端が乳首に着けられた装飾具を揺らす。
簡単には外れないよう固く締め付けられた部分が微かに痛みを訴えたものの、それもすぐに快感に飲み込まれていった。
「ああ、なるほど。本当に良さそうですね」
カークが嘲るようにクスリと笑いながら、徐々に木刀を下へと移動させていく。
硬い感触が素肌をなぞる度、反射的に身体がピクピクと震えた。
やがて大きく拡げられていた下肢部分に到着すると、既に頭をもたげていたオスの部分には目もくれず、その下側でヒクヒクと浅ましく蠢めきながら刺激を求めている尻穴にその先端があてがわれる。
「そんなに期待しないで下さい。酷いことしたくなっちゃうでしょう」
酷いことってなんだよ……!?
聞きたいような、聞きたくないような。
カークはその言葉を実践するかのように全く遠慮することもなく、木刀の先端部分を俺の内部に挿入させる。
「あぁぁ……ッ……!」
「そのように大声をあげるとあの男が目を覚ましてしまいますよ」
カークは確実にこの状況を面白がっているようで、窘めるような言葉とは裏腹に、俺の声が出るようわざと木刀で内壁を抉りながら、一番感じるポイントを重点的に攻めることで確実に俺の快感を高めていった。
「んんッ……!」
「それとも、今すぐあの男を起こしてレオン様のこのお姿をたっぷりと見せつけてやりましょうか。
ああ、そういえば。レオン様の蜜が欲しいとか言ってましたよね。せっかくですから下賜して差し上げたらいかがですか?」
カークは良いことを思い付いたとばかりに指を鳴らすと、魔法を使い、気絶したままのグリーンの身体を俺が座らされているソファーの下に転がした。
これから何をさせられるのかと戦々恐々としていると。
カークは木刀を激しく突き動かしながら、乳首に着けられていた淫具を引っ張ったのだ。
「あぁぁぁッ……!」
その凄まじい衝撃で、俺は自分でも訳がわからないうちに絶頂に達していた。
そして勝手に噴き出してしまった精は、床に転がっていたグリーンの顔を汚す結果に。
快感の波が去り、冷静さが戻るにつけ、カークと自分が引き起こした所業にドン引きする。
意識のない人に顔射とか。マジないわー。
どうすんだ。これ。
他愛もない疑問を口にしているだけといった感じのカークの手には、転移魔法で取り寄せた木刀がしっかりと握られている。
魔法の鎖に捕まった俺は、今は特殊な体勢でひとり掛けのソファーに座らされていた。
上半身は軍服の前側が開けられた状態で後ろ手に縛られ。
下半身は一糸纏わぬ姿のままでそれぞれの脚をアームレストに括りつけられている。
つまりは大事な部分ほど隠れていないという!
捕縛後。この体勢を提案された時、当然のことながら猛抗議した。
だがしかし!
『だったら鍛練場に訓練生を集めて衆人環視の中で犯して差し上げましょうか?』
と、ものすっごいいい笑顔で言われてしまったので、泣く泣く承諾した次第です。
間違っても俺の趣味じゃないから!
「せっかく貴方の大好きな乳首を苛めるための装飾具をつけておいたというのに、それだけじゃ満足出来なかったんですか?」
「んんッ……」
木刀の先端が乳首に着けられた装飾具を揺らす。
簡単には外れないよう固く締め付けられた部分が微かに痛みを訴えたものの、それもすぐに快感に飲み込まれていった。
「ああ、なるほど。本当に良さそうですね」
カークが嘲るようにクスリと笑いながら、徐々に木刀を下へと移動させていく。
硬い感触が素肌をなぞる度、反射的に身体がピクピクと震えた。
やがて大きく拡げられていた下肢部分に到着すると、既に頭をもたげていたオスの部分には目もくれず、その下側でヒクヒクと浅ましく蠢めきながら刺激を求めている尻穴にその先端があてがわれる。
「そんなに期待しないで下さい。酷いことしたくなっちゃうでしょう」
酷いことってなんだよ……!?
聞きたいような、聞きたくないような。
カークはその言葉を実践するかのように全く遠慮することもなく、木刀の先端部分を俺の内部に挿入させる。
「あぁぁ……ッ……!」
「そのように大声をあげるとあの男が目を覚ましてしまいますよ」
カークは確実にこの状況を面白がっているようで、窘めるような言葉とは裏腹に、俺の声が出るようわざと木刀で内壁を抉りながら、一番感じるポイントを重点的に攻めることで確実に俺の快感を高めていった。
「んんッ……!」
「それとも、今すぐあの男を起こしてレオン様のこのお姿をたっぷりと見せつけてやりましょうか。
ああ、そういえば。レオン様の蜜が欲しいとか言ってましたよね。せっかくですから下賜して差し上げたらいかがですか?」
カークは良いことを思い付いたとばかりに指を鳴らすと、魔法を使い、気絶したままのグリーンの身体を俺が座らされているソファーの下に転がした。
これから何をさせられるのかと戦々恐々としていると。
カークは木刀を激しく突き動かしながら、乳首に着けられていた淫具を引っ張ったのだ。
「あぁぁぁッ……!」
その凄まじい衝撃で、俺は自分でも訳がわからないうちに絶頂に達していた。
そして勝手に噴き出してしまった精は、床に転がっていたグリーンの顔を汚す結果に。
快感の波が去り、冷静さが戻るにつけ、カークと自分が引き起こした所業にドン引きする。
意識のない人に顔射とか。マジないわー。
どうすんだ。これ。
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