神器の召喚術師──魔王軍に狙われた幼なじみを守ろうと召喚したのは、伝説の聖剣だった

召喚術帥──それは天界に存在する幾多の神々、天使、精霊、使い魔を召喚する魔術師。
地方都市『ビブリア』の魔法学校に通う少年、ハートは使い魔のひとつも召喚できない落ちこぼれ生徒だった。
 そんな彼をいつも励ましてくれる幼なじみの美少女リルフィリアは、使い魔より高位の存在である天界の精霊を召喚し、さらには天使をもその身に降ろす『降霊術』すら可能とする才女だった。
 
 ある日、『降霊術』によって天使をその身に憑依させたリルフィリアは、その才覚を買われ王都にある最高学府──大魔法院に派遣されることとなる。 
 王都へと旅立つリルフィリアを見送るハートであったが、その道中、魔王の軍団に一行が急襲される。
 護衛の騎士団がつぎつぎと倒れるなか、ハートはリルフィリアを守るために必死の思いで召喚術を唱える。
 術の発動とともにそこに出現したのは、精霊でも使い魔でもなく、一振りの光輝く剣──神話に言い伝えられる聖剣『カエルム・グラディウス』であった。

 リルフィリアが持つ『天界と繋がる力』を狙って、天界侵攻を目論む魔王軍と、ハートとリルフィリアのもとに集った最強の戦闘術技を持つ仲間たちとの冒険と戦いがここに始まる。


※話を進めるのを重視して、風景描写とか難しそうな書き方は省略しています。
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