ざまぁ対象の悪役令嬢は穏やかな日常を所望します

たぬきち25番

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第六章 最強チーム、強大国へ

46 【中央部、指令部隊:ブラッド組】

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【中央部、指令部隊:ブラッド組】

 ネイたちの上げた煙を、ブラッドたちは砦から見ていた。

「合図だ。作戦成功か。エフセイたちも、もう少しで目標地点に到着する。先ほどとは風向きが変わったので、砦の東側で例の花に火を着けるように指示を」

 ブラッドが呟くと、ギルベルトが声を上げた。

「皆、砦の東に花を用意しろ!! 急げ!!」

「はっ!!」

 ブラッドは、小さく呟いた。

「そろそろだな……」

 砦に緊張が走った。
 ブラッドは、双眼鏡を見ながらじっとエフセイたちの船が目標地点に到着するのを待った。
 この作戦は、タイミングが全てだ。

 淡々と双眼鏡を覗いていたブラッドが声を上げた。

「合図を」

 そしてギルベルトが大きな声を上げた。

「着火!!」

「はっ!!」

 そして、ネイたちが使ったのと同じ白い花に火を着けると、大量の煙が上がったのだった。
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