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明るい朝に

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「こら、レオン! もう小屋に帰ると言っただろう!」

 更に、そのあとから慌てた様子のフレイディまでやってきた。

 レオンを追いかけて、あまりしないことだが駆け足だ。

「フレイディ様!?」

 アマリアは目を丸くしてしまった。

 こんなところで出くわすとは、思っていなかったのだ。

 しかし考えれば自然だった。

 フレイディは特別な用事がない限り、朝はレオンの散歩に出掛ける。

 散歩は庭のこともあるが、外へ出ることもある。

 今日はそちらだったようだ。

 帰ってきて、小屋にレオンを帰そうとしたところ、レオンがこちらへ駆けてしまったようだ。

 レオンはおそらく、においかなにかでアマリアがいると知ったのだろう。

「アマリア! どうしてここに?」

 フレイディも驚いたようだった。

 レオンのほうが数秒先にアマリアの元に着き、足元にまとわりつく。

 ふわふわした毛並みがアマリアのワンピースに触れた。
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