おれがアレを授かりまして

石月煤子

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平凡DKのおれがアレを授かりまして

6-1-初ラブホ

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「ん、ぅ、ぅ、比良く……っ」
「もっと足開いて、柚木」
「はぅ……っ……ソコ、は……まだ……っ」
「まだ、だめ? 嫌だ? 怖い……?」


ぶっちゃけ興味がないこともなかったラブホ。
しかしせっかくの初訪問にワクワクするどころではなかった。


「そうやっていつまでも拒めると思った?」


上の服を乱し、下半身すっぽんぽんの柚木は涙ながらに真横に迫る比良を見つめた。


「柚木のコッチの処女も俺にちょうだい」


……お尻の処女卒業はまだ早いと思うんです、おれ……。








特に変わった趣向もないシンプルな部屋。
室内のほぼ半分を占める特大ベッド。


「うわ、ぁ……ぬるぬるしてるの、なんか変……っ」


ネイビー色のニットを大胆に捲り上げられ、ご開帳を強いられた柚木は太腿をプルプルさせて泣き言を洩らした。


すぐそばで添い寝するように横になった比良。


その利き手は柚木の股間に迷いもなく伸ばされて、すでに半勃ちの童貞ペニス、ひょんなことから授かったアソコは素通りして。


まだ純潔を保ち中のお尻の穴へまっしぐら。


ラブホ備え付けの使い捨てローションでぬるぬるにした中指と人差し指をちっちゃな後孔に捻じ込んでいた。


「比良くん、って、ばぁ……っ」


腕枕されていた柚木は、ヌチヌチ、グチュグチュ、執拗にお尻ばかり攻め立てられて比良のトレーナーに顔を埋めた。


指を挿入されたことはこれまでにあった。
中指だけ。

二本同時に挿入(い)れらるのは初めて。
ローション使用も初めて。

お尻内でやたらぬるぬるぬるぬる蠢く指先に勝手に涙が溢れ出た。


「お尻、変になる……むり……っ」


柚木の涙声に絆されてやめるどころか。
比良は声を立てずに笑った。


「柚木、最初の頃と反応が大分違う」
「ふぇ……?」
「最初は本気で痛がってたけど、今は、そんなに痛くないんじゃないか?」


お腹側のコリコリとした前立腺界隈を、グリ、グリ、指腹で小突かれた。


「うーーーーー……っっ……やだ、痛い……っ」
「痛いって、どの辺が? この辺か……?」
「あっっっ……そこ、だめ、変……」
「この辺り……?」
「んっ、んっ、んっ……すごぃ、ムズムズして……っ」


コリコリする箇所をグリグリ、グリグリ、グリグリグリグリ、連続して小突かれてヒィヒィしている柚木に比良は密やかに笑みを深める。


「柚木、本当は気持ちいいんじゃないのか?」


耳元で紡がれる比良の囁きが媚薬みたいに全身に染み渡っていく。


「柚木のが次から次に溢れて俺の指まで濡らすから、ローション、必要なかったかもしれない」


比良の言う通りだった。

柚木のアソコからは独りでに愛液が溢れ出、お尻の穴を突っつく指の付け根にまで滴っていた。


「今日はそこまで構ってあげてないのに、もう、洪水みたいになってる」
「ふ、ぅ、ぅ……っ……そーいうこと言うの禁止……っ」
「どうして? 本当のことなのに。恥ずかしい?」


比良のトレーナーに顔を埋めたまま柚木はコクコク頷いた。


腕枕している方の手で頭を撫で、お尻のナカで歪に指を動かして、比良は問いかける。


「柚木は合コンに二回も行ったんだ?」


……またその話かよぉぉ……。


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