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平凡DKのおれがアレを授かりまして
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「やら、って、ばぁ~~っっ……やらぁ~~……っっ……うぇぇ~ん……っっ」
「かわいい……もっとグズグズになってみて、柚木……」
泣き落とし、通用せず。
上昇しっぱなしの熱に体中滾らせ、涼しげに長い睫毛を汗で湿らせた比良は。
前と後ろの同時攻めに理性が崩壊しかかっている柚木を食い入るように見つめて。
ふと思い出した。
「そういえば柚木から<好き>って言ってもらったこと、ないな……」
は?
今、それ言う?
「い……っ言ったぁ……っっ……終業式、ん、とき、おれんちで言ったもん……っっ」
『俺のこと好きって、言ってみて』
『……比良くん、好き……』
「あれは俺が言わせただけ」
ぷちゅぷちゅ、ぐちゅちゅ、ぐぷぐぷ、身悶える柚木のナカを引っ切り無しにヤラシク鳴らしつつ比良は問いかける。
「柚木、俺のこと好き……?」
危ういくらいに色めく悩殺必須の笑顔を向けられて限界寸前の柚木は口をパクパクさせた。
「聞こえない」
「っ……す……き……」
「もう一回」
「す、き……っ……ひら、くん、好き……っ」
「もっと」
念願のバックバージンを頂戴して完っっ全に舞い上がっている比良からのおねだり。
柚木は身も心もどろっどろに溶けそうになった。
容赦ない求愛に心臓まで蕩けそうな心地だった。
……射貫かれてる、これ、余裕で射貫かれてる……。
「は、ぁ、ぅ……っ……す、好きっ……比良くん好きっ……」
「俺も大好きだよ」
「っ……っ……もっ、もっ、もれりゅっ……いっぱい、もれひゃっ……」
「俺への好きがもれるの? いいよ? とことん、もらしてみて……?」
「ふぇぇっっ……ふぇぇぇぇっっ……!!」
……もう絶対に二度と合コン行きません、おれ……。
週明けの昼休み。
「お昼、俺と食べよう、柚木」
いつも一緒に過ごす、土曜日の合コンにも参加していた友達の元へ向かおうとした柚木を比良はすかさず呼び止めた。
柚木の友達も、比良と行動を共にしている意識高い系運動部も、その他のクラスメートもポカンとした。
「ほぇ?」
比良は誰よりも一番ポカーーーンしていた柚木を連れて使用されていない空き教室へ。
「はい、天ぷら弁当」
「わ、ぁ、ぁ、なにこれおいしそ……!!」
大好物のエビ天が入ったお弁当を与えられてテンションの上がった単純な柚木。
一台の机を挟んで向かい側に着席した比良は「柚木と初めて過ごす昼休みだから、その記念に注文しておいた」と、殊勝なことを口にして。
ウキウキしながら天ぷら弁当の一口目を頬張ろうとした平凡男子に改めて宣言した。
「もう遠慮しないから」
宣言された柚木は目を丸くさせる。
遠慮しないって、こーいう意味で……だったんだ。
いや、でも、まぁ……。
土曜日は遠慮されない尽くしでしたけど……。
「本当は来月のホワイトデーに柚木の二度目の処女を貰う予定だった」
なかなか一口目を味わうことができずにいる柚木、一瞬で頬を上気させて向かい側を見やった。
「今度のバレンタインデーに俺からチョコとコレを渡して、その代わりに貰おうと思ってたんだ」
「コレって……え……天ぷら弁当の代わりに……俺のお尻って天ぷら弁当と同レベルなの……? あ、いや……むしろ天ぷら弁当より下かも……?」
比良は笑った。
制服ズボンのポケットからおもむろに取り出したソレを机の上に置いた。
「……コレは……」
天ぷら弁当の一口目を箸の間からぼろりと落とし、硬直している柚木の前で、比良は小さな箱をぱかりと開いてみせた。
「指輪」
「ゆ、び、わ……っっ……ほぇぇっ……」
「今あげる」
「え、え、え、ちょっ……待っ……ほぇぇぇぇっ……」
なかなか天ぷら弁当を食べ出すことができずに呆然とし続ける柚木。
その向かい側でお揃いの天ぷら弁当を悠然と食べ始めた比良。
なんか左の薬指にはめられたんだけど?
まさか結婚指輪?
それとも婚約指輪?
あれ、その違いって一体なんだっけ?
どっちも生涯を誓うってこと?
おれも比良くんもまだ高校生なのに?
「柚木、食べないのか?」
「た、食べるよぉ、食べるけど……比良くん、これって……どーいう……?」
「指輪だよ」
「それは見てわかる……」
「首輪代わりの」
「……………………………」
「柚木、今のは冗談だから」
午後の授業どんな顔して過ごしたらいいのか、おれ、ちょっとよくわかんないです、ハイ。
「かわいい……もっとグズグズになってみて、柚木……」
泣き落とし、通用せず。
上昇しっぱなしの熱に体中滾らせ、涼しげに長い睫毛を汗で湿らせた比良は。
前と後ろの同時攻めに理性が崩壊しかかっている柚木を食い入るように見つめて。
ふと思い出した。
「そういえば柚木から<好き>って言ってもらったこと、ないな……」
は?
今、それ言う?
「い……っ言ったぁ……っっ……終業式、ん、とき、おれんちで言ったもん……っっ」
『俺のこと好きって、言ってみて』
『……比良くん、好き……』
「あれは俺が言わせただけ」
ぷちゅぷちゅ、ぐちゅちゅ、ぐぷぐぷ、身悶える柚木のナカを引っ切り無しにヤラシク鳴らしつつ比良は問いかける。
「柚木、俺のこと好き……?」
危ういくらいに色めく悩殺必須の笑顔を向けられて限界寸前の柚木は口をパクパクさせた。
「聞こえない」
「っ……す……き……」
「もう一回」
「す、き……っ……ひら、くん、好き……っ」
「もっと」
念願のバックバージンを頂戴して完っっ全に舞い上がっている比良からのおねだり。
柚木は身も心もどろっどろに溶けそうになった。
容赦ない求愛に心臓まで蕩けそうな心地だった。
……射貫かれてる、これ、余裕で射貫かれてる……。
「は、ぁ、ぅ……っ……す、好きっ……比良くん好きっ……」
「俺も大好きだよ」
「っ……っ……もっ、もっ、もれりゅっ……いっぱい、もれひゃっ……」
「俺への好きがもれるの? いいよ? とことん、もらしてみて……?」
「ふぇぇっっ……ふぇぇぇぇっっ……!!」
……もう絶対に二度と合コン行きません、おれ……。
週明けの昼休み。
「お昼、俺と食べよう、柚木」
いつも一緒に過ごす、土曜日の合コンにも参加していた友達の元へ向かおうとした柚木を比良はすかさず呼び止めた。
柚木の友達も、比良と行動を共にしている意識高い系運動部も、その他のクラスメートもポカンとした。
「ほぇ?」
比良は誰よりも一番ポカーーーンしていた柚木を連れて使用されていない空き教室へ。
「はい、天ぷら弁当」
「わ、ぁ、ぁ、なにこれおいしそ……!!」
大好物のエビ天が入ったお弁当を与えられてテンションの上がった単純な柚木。
一台の机を挟んで向かい側に着席した比良は「柚木と初めて過ごす昼休みだから、その記念に注文しておいた」と、殊勝なことを口にして。
ウキウキしながら天ぷら弁当の一口目を頬張ろうとした平凡男子に改めて宣言した。
「もう遠慮しないから」
宣言された柚木は目を丸くさせる。
遠慮しないって、こーいう意味で……だったんだ。
いや、でも、まぁ……。
土曜日は遠慮されない尽くしでしたけど……。
「本当は来月のホワイトデーに柚木の二度目の処女を貰う予定だった」
なかなか一口目を味わうことができずにいる柚木、一瞬で頬を上気させて向かい側を見やった。
「今度のバレンタインデーに俺からチョコとコレを渡して、その代わりに貰おうと思ってたんだ」
「コレって……え……天ぷら弁当の代わりに……俺のお尻って天ぷら弁当と同レベルなの……? あ、いや……むしろ天ぷら弁当より下かも……?」
比良は笑った。
制服ズボンのポケットからおもむろに取り出したソレを机の上に置いた。
「……コレは……」
天ぷら弁当の一口目を箸の間からぼろりと落とし、硬直している柚木の前で、比良は小さな箱をぱかりと開いてみせた。
「指輪」
「ゆ、び、わ……っっ……ほぇぇっ……」
「今あげる」
「え、え、え、ちょっ……待っ……ほぇぇぇぇっ……」
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その向かい側でお揃いの天ぷら弁当を悠然と食べ始めた比良。
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「た、食べるよぉ、食べるけど……比良くん、これって……どーいう……?」
「指輪だよ」
「それは見てわかる……」
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